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「――――!」
顔を真っ赤にし、口を
どう反応していいか
必然、彼の顔はみるみる赤くなった。
「――――なっ――――?!」
「なっ……なにをあんたまで顔赤くしてるワケっ!? 気持ち悪い!!」
「お、同じく顔赤いくせに
「じゃどういう意味があんのよさっ!?」
「いい、いや、だから、それはっ……僕にもハッキリとはしないが!!」
「ハッキリしなさいよハッキリしないわねっ?!」
「きっ、君の方こそハッキリしたらどうなんだ!? そんな可っ……顔赤くしてどういうつもりなんだっ!」
「せ――生理現象っ! 深く突っ込むなバカ!」
「理不尽だっ!」
「女性はデリケートなのだわよっ!」
「そ、それは尊重したいがっ……!!」
(引いた?!)
ぐぬぬ、とニラみあう茶髪の二人。
しかしそれなりに分別のある少年少女だ。やがて無意味にいがみ合う
「…………何を信じればいいのか、
「え?」
「犯人はプレジアの人かもとか、国の回し者かもとか、そんなこと言われたらみんな怪しく見えてきて、なんかさ。
「その辺の感覚はって……でも確かにね。僕らは実際に襲われてるわけだし。
「はっ、マジメな
「それもあるけど、それだけじゃないよ。解決したいって思うだろ、こんなことが起こったんだから」
「は。私だったら一刻も早く
「な……なんてこと言うんだ、」
「ホントあんたって――」
「君には正義感ってやつが――」
――
目を合わせ、二人は同時に言葉を飲み込んだ。
「と――とにかくサイアクな気分だってことだわよ。わかった!?」
「解ったけど……どうしてそれを僕に話すんだ」
「
「わ?! わ、悪かったって。そう怒らないでよ……大丈夫。きっと僕らが解決するから、この問題は」
「は?」
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