2
体を大きく大きく
だが
「――――」
ヴィエルナは目を細め――――限りなく背を地面に近づけたその体勢から、
両足の
そんな
立て直した時
(!!? ウソ、奴は今目の前にいるのに――――)
上空から降りてくる黒装束を察知し。
眼前から手を突き出し迫る黒装束を
自分が、最初から三人一組に追われていたのだと思い至ったヴィエルナは、全てを
視界を斬り裂いた
『っ!?』
飛び上がった自分に驚き空中で停止するヴィエルナ。
そんな彼女を空から片手で抱きさらい、
「俺のダチに何してんだ。テメェら」
手近な建造物の屋上に着地した
「ろ……ロハザー、どうして」
「
「じゃなくて。なんでこんな第二層の
「うるせぇ
(いじけてたんだなたぶんライブの音聞きながら)
「
「何も言ってないし」
「うっせーな逃げることだけ考えてろバカ! …………で? オメーをその端っこで追い
「…
「関係ねぇよ。もうすぐ
『!!』
今にも踏み出そうとしていた三つの黒が
彼らはそこでようやく、上空の光に
「
殺気立った眼光が、
「こいつに手ェ出した奴らは例外なく全員、俺一人でもブッ潰してやるけどな――――!!!」
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