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俺の名はケイ・アマセ。
またの名を――
決して、望んで手にしたものではない。
当たり前だ。俺はそもそも祭りなんぞ興味はないし、大体
そも一応
……はあ。
寒い。
「はい、腕のばしてねー、そうそう」
「ちぇ、チェーンリセンダさん。あ……アマセ君の腰回り、測り終わったよ」
「ありがと。じゃあ次は、頭をお願いしていい?」
「あ……は、はーい……えっと。失礼、します」
鼻の頭に
やがて
……見たかったんだろうな、俺の顔。
よっぽど好きなんだろうか。
注視してみれば、
しかし、彼女らの戸惑いには多分に――――この衣裳の
演目『
その話は、二人の
故に俺が着ているのは、騎士と言われてまず想像されるような
いわゆる布一枚を体に
もちろん下着は着ているものの……逆に言えば布一枚の下は下着のみだ。
そんなもの、同年代の同性であれば男女問わず近付くのが
だから、
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