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 少女の頼みを断ったあなたはまっすぐ故郷に向かって歩いていた。穏やかな陽射しに心地よい風、気分の良くなったあなたは鼻歌を歌いながら旅の思い出を反芻する。

 様々な旅先の景色を思い出しながらも、どうしても心に引っかかったのは最後に見た地上絵の光景。それと、あの地上絵が見えた自分は特別なのだと言う彼女の言葉――。本当にあの誘いを断って良かったのだろうか?


 色々考え事をし始めたあなたの前に武装した集団が近付いてくる。最初、あなたはその集団とは無関係だと思い、全く何も警戒していなかった。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886093763

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