このエピソードを読む
2018年12月2日 01:43
ネットゲームのフレンドさんの娘さんがODで大変と相談を受け、初めてこの病気を知りこちらのサイトに出会いました。最初から全て読ませて頂きました。私は妻の事情があり子供はおりませんが、私自身が3歳時からずっと重症の喘息で、小中高と学校にまともに通えたのは半分あるかないかで、とても娘さんの境遇に共感致しました。なお私は三人兄弟の長男ですが、兄弟全員公立高校、大学出で奨学生でした。私自身は一年浪人して徹底的に投薬コントロールし国立大工学部に入り、大学院を首席で卒業させてもらい就職まで出来ました。高校では先生方に出席のかわりにプリントを出してもらったり、友人は休んでいた間のノートを貸してくれたり、親も病院代の負担をしながら大学院まで出してくれたりと本当に感謝しており、一技術者として世の中に恩返しをすべく働いております。今は喘息を再発し休職中ですが、会社の方々からも本当に良くして頂いて、健康には恵まれませんでしたが、周囲の人々には恵まれた人生だと思っております。こちらのエッセイを読んでいて、ずっと普通に学校に通えていたのに、ODで突然登校出来なくなった次女さんは、物心ついた時からそうだった私よりずっと辛いだろう、その中で体調が悪いだけでなく気まずいこともありながら、頑張って登校しているところは本当に立派だと思いました。将来社会に出た時に、この辛い経験はプラスになる部分もあると自身の体験からも思うので、背が伸びきるまでもう少し、無理せず本当に頑張ってほしいと思います。元は真面目で努力家の次女さんですから、高校で首席をとることも決して無理ではないと考えます。授業を受けなくても教科書と問題集を読めば、テストの点は取れますので自宅勉強でも実現可能だと思います。またご家族も大変な病気の次女さんを必死に支えあっていて、大変だと思いますが応援しております。ずっと同じ状況は続きません。かならず時間は流れ、環境は良くも悪くも変化します。きっと今が正念場だと思って踏ん張って欲しいと思います。ただ一点、「子供の数でなく世帯収入を見ての支援制度はおかしい」や、「子供が5人もいて学費が…」などという文章が目立つ気がします。仕事柄ライフプランを~と書かれたお話しも読ませて頂きましたが、三人目のお子さんの時点で苦労を見通していたにも関わらず、5人お産みになられたのは夫婦自身のご決断ではないのでしょうか?国の支援制度も子沢山家庭に対しマイナスの方向には進んでおりませんし、ライフプランを設計出来るなら予期せぬトラブルに対する余剰が必要なことも十分ご存知だったのではと思います。時間がなく家計が苦しい理由は娘さんのODではなく、主要因は収入に対しお子さんの数が多いことではないでしょうか?そしてそれは覚悟されてのことなのではないのでしょうか?5人のお子さんは宝物だと思います、きっと今の苦労を知っていて四人目を産む前の当時に戻ったとしても、次男さん、三女さんに会いたくてきっとお産みになる決断をされると信じています。事態を予期出来て、選択の自由がある中で、ご自身の責任と決断で5人のお子さんをもうけられたのに、その苦労、マイナス部分を主張されるのは無責任だと思います。何よりこんなにお子さんを愛しておられる筆者さんから「子供が多いから…」と後ろ向きな記述があると悲しいなと感じてしまいます。物事には必ずメリットとデメリットがありますが、5人もお子さんが居られることはメリットの方が多いと、体調を崩しがちで送り迎えが大変でも、うるさくて言うことを聞いてくれなくて頭にきても、それでも生まれてきてくれてありがとう、という気持ちが筆者様の文章から感じます。どうかデメリットを見て悲観するより、「こんなに可愛い子供が沢山いて私は他人よりもラッキーだよ、皆私のもとに生まれてきてくれてありがとう」とお子様に伝えてあげて欲しいですし、文章でも読みたいと思います。応援しております、まずご自分のお身体を大切に、そしてなによりご家族を大切に、頑張って下さい。
作者からの返信
catrayさん、お読みいただきありがとうございます!長文コメントもじっくり読ませていただきました。実際病気を抱えながらもしっかりと人生送ってらっしゃるとのこと、本当に素晴らしいと思います。「健康には恵まれませんでしたが、周囲の人々には恵まれた人生」との記述に、羨ましいとさえ感じてしまいました。実際、どんなハンディキャップも捉え方次第ではどうにかなるのでは……と、思うこともありましたが、やはり環境というものは簡単に変えられないもので、どうしても壁にぶち当たってしまいます。catrayさんのおっしゃる通り、ライフプランについて考える仕事に就きながら、自分の子供の人数やこれからの学費等について思い悩み、実際それに押し潰されそうになっている私は、もしかしたらある種滑稽なものに映ってしまっているかもしれません。しかし、例えば現在の40代の収入曲線が20代の初任給から殆ど変化していないだとか、子育て支援は政府自治体が発信するほど広がっていないだとか、昔に比べて頼れるものが実は減っている現状(近所づきあいや親からの支援)などもありますので、これは子育て世代の共通認識だと思っていただいて構いません。お金の話は書かない方が良いかな、と思いましたが、実際は特に支援を受けることの出来ない厄介な病気であるところのODと、それによる弊害を書いておきたかったので、(そして実際、病気の子どもを抱える多くの保護者の関心は、子どもへの接し方と進路とお金の問題であることを踏まえて)敢えて書きました。子どもの人数にネガティブになるのは、結婚した相手に文句を言うのと同じくらいのつもりで、当然それをマイナスにばかり考えることはありません。むしろ、年の離れた下二人の子どもは可愛いですし、これからどうなっていくのか楽しみではあります。それでも、人を育てるということには、どうしてもお金の問題が立ち塞がります。それによって命を絶つ人も居るくらいですから、真面目に考えないと大変なことになるのです。愛情は割り算ではなくかけ算とは言いますが、体はひとつしかないので、どうしても行き届かないところがあったり、限界を感じることもあります。この辺、聖人君子ではないので、いつでもニコニコとはいきませんね。毒づいたり、怒鳴ったりはしょっちゅうです。子どもの人数的には、(もっと多いお子さんを抱えている人も居るわけですが)他の人とは少し違う人生かなとは思いますけれど、その選択を後悔しているわけではありません。与えられた条件でどう生きていくか、どう立ち向かっていくか、なかなか厳しい問題ではありますが、どうにか前を向いていこうと思います。応援、ありがとうございます。
ネットゲームのフレンドさんの娘さんがODで大変と相談を受け、初めてこの病気を知りこちらのサイトに出会いました。
最初から全て読ませて頂きました。
私は妻の事情があり子供はおりませんが、私自身が3歳時からずっと重症の喘息で、小中高と学校にまともに通えたのは半分あるかないかで、とても娘さんの境遇に共感致しました。
なお私は三人兄弟の長男ですが、兄弟全員公立高校、大学出で奨学生でした。
私自身は一年浪人して徹底的に投薬コントロールし国立大工学部に入り、大学院を首席で卒業させてもらい就職まで出来ました。
高校では先生方に出席のかわりにプリントを出してもらったり、友人は休んでいた間のノートを貸してくれたり、親も病院代の負担をしながら大学院まで出してくれたりと本当に感謝しており、一技術者として世の中に恩返しをすべく働いております。
今は喘息を再発し休職中ですが、会社の方々からも本当に良くして頂いて、健康には恵まれませんでしたが、周囲の人々には恵まれた人生だと思っております。
こちらのエッセイを読んでいて、ずっと普通に学校に通えていたのに、ODで突然登校出来なくなった次女さんは、物心ついた時からそうだった私よりずっと辛いだろう、その中で体調が悪いだけでなく気まずいこともありながら、頑張って登校しているところは本当に立派だと思いました。
将来社会に出た時に、この辛い経験はプラスになる部分もあると自身の体験からも思うので、背が伸びきるまでもう少し、無理せず本当に頑張ってほしいと思います。
元は真面目で努力家の次女さんですから、高校で首席をとることも決して無理ではないと考えます。
授業を受けなくても教科書と問題集を読めば、テストの点は取れますので自宅勉強でも実現可能だと思います。
またご家族も大変な病気の次女さんを必死に支えあっていて、大変だと思いますが応援しております。
ずっと同じ状況は続きません。
かならず時間は流れ、環境は良くも悪くも変化します。
きっと今が正念場だと思って踏ん張って欲しいと思います。
ただ一点、「子供の数でなく世帯収入を見ての支援制度はおかしい」や、「子供が5人もいて学費が…」などという文章が目立つ気がします。
仕事柄ライフプランを~と書かれたお話しも読ませて頂きましたが、三人目のお子さんの時点で苦労を見通していたにも関わらず、5人お産みになられたのは夫婦自身のご決断ではないのでしょうか?
国の支援制度も子沢山家庭に対しマイナスの方向には進んでおりませんし、ライフプランを設計出来るなら予期せぬトラブルに対する余剰が必要なことも十分ご存知だったのではと思います。
時間がなく家計が苦しい理由は娘さんのODではなく、主要因は収入に対しお子さんの数が多いことではないでしょうか?
そしてそれは覚悟されてのことなのではないのでしょうか?
5人のお子さんは宝物だと思います、きっと今の苦労を知っていて四人目を産む前の当時に戻ったとしても、次男さん、三女さんに会いたくてきっとお産みになる決断をされると信じています。
事態を予期出来て、選択の自由がある中で、ご自身の責任と決断で5人のお子さんをもうけられたのに、その苦労、マイナス部分を主張されるのは無責任だと思います。
何よりこんなにお子さんを愛しておられる筆者さんから「子供が多いから…」と後ろ向きな記述があると悲しいなと感じてしまいます。
物事には必ずメリットとデメリットがありますが、5人もお子さんが居られることはメリットの方が多いと、体調を崩しがちで送り迎えが大変でも、うるさくて言うことを聞いてくれなくて頭にきても、それでも生まれてきてくれてありがとう、という気持ちが筆者様の文章から感じます。
どうかデメリットを見て悲観するより、「こんなに可愛い子供が沢山いて私は他人よりもラッキーだよ、皆私のもとに生まれてきてくれてありがとう」とお子様に伝えてあげて欲しいですし、文章でも読みたいと思います。
応援しております、まずご自分のお身体を大切に、そしてなによりご家族を大切に、頑張って下さい。
作者からの返信
catrayさん、お読みいただきありがとうございます!
長文コメントもじっくり読ませていただきました。
実際病気を抱えながらもしっかりと人生送ってらっしゃるとのこと、本当に素晴らしいと思います。「健康には恵まれませんでしたが、周囲の人々には恵まれた人生」との記述に、羨ましいとさえ感じてしまいました。
実際、どんなハンディキャップも捉え方次第ではどうにかなるのでは……と、思うこともありましたが、やはり環境というものは簡単に変えられないもので、どうしても壁にぶち当たってしまいます。
catrayさんのおっしゃる通り、ライフプランについて考える仕事に就きながら、自分の子供の人数やこれからの学費等について思い悩み、実際それに押し潰されそうになっている私は、もしかしたらある種滑稽なものに映ってしまっているかもしれません。
しかし、例えば現在の40代の収入曲線が20代の初任給から殆ど変化していないだとか、子育て支援は政府自治体が発信するほど広がっていないだとか、昔に比べて頼れるものが実は減っている現状(近所づきあいや親からの支援)などもありますので、これは子育て世代の共通認識だと思っていただいて構いません。
お金の話は書かない方が良いかな、と思いましたが、実際は特に支援を受けることの出来ない厄介な病気であるところのODと、それによる弊害を書いておきたかったので、(そして実際、病気の子どもを抱える多くの保護者の関心は、子どもへの接し方と進路とお金の問題であることを踏まえて)敢えて書きました。
子どもの人数にネガティブになるのは、結婚した相手に文句を言うのと同じくらいのつもりで、当然それをマイナスにばかり考えることはありません。むしろ、年の離れた下二人の子どもは可愛いですし、これからどうなっていくのか楽しみではあります。
それでも、人を育てるということには、どうしてもお金の問題が立ち塞がります。それによって命を絶つ人も居るくらいですから、真面目に考えないと大変なことになるのです。
愛情は割り算ではなくかけ算とは言いますが、体はひとつしかないので、どうしても行き届かないところがあったり、限界を感じることもあります。
この辺、聖人君子ではないので、いつでもニコニコとはいきませんね。毒づいたり、怒鳴ったりはしょっちゅうです。
子どもの人数的には、(もっと多いお子さんを抱えている人も居るわけですが)他の人とは少し違う人生かなとは思いますけれど、その選択を後悔しているわけではありません。
与えられた条件でどう生きていくか、どう立ち向かっていくか、なかなか厳しい問題ではありますが、どうにか前を向いていこうと思います。
応援、ありがとうございます。