続く不調
インフルエンザと胃腸炎が蔓延している時期でした。
次から次へと感染し、どの学校で、どのクラスで何人感染しているか、学級閉鎖しているか、連日情報が飛び交いました。
毎日のように残業も続き、なんとか必死に日々を乗り越えている状態でした。
長女の私立高校入試もあり、バタバタと日々が過ぎていきました。
この間も、不調ながら次女はどうにか学校へと通っていました。土曜には習い事の練習もありました。
小児科に処方された薬を飲んでいたので、少しは症状が改善しているはずだったのですが、時折具合悪そうにしているのが見えました。朝は相変わらず起こすのに苦労し、長女が急かして学校に連れて行く日が続きました。
私が休めない中、夫が有給を取って学校行事や下の子の通院をさせました。
2017年1月20日金曜日、末っ子の次男が溶連菌感染症になりました。
保育園では当時、溶連菌感染症とインフルエンザが猛威をふるっていました。
溶連菌感染症は発熱、嘔吐や下痢を伴う病気で、保育園や幼稚園、小学校などで冬場に流行します。症状が落ち着くまで保育園を休ませなければなりません。また、稀に腎炎を引き起こすため、症状が落ち着いてからも尿検査が必要なのも特徴です。
私は全く休むことが出来ない状況でしたので、病児保育などを利用し、なんとか乗り切る日が続きます。
2017年1月26日木曜日、次女があまりの体調の悪さから学校を欠席。夫が休んで小児科に連れて行きました。
このときは、次男の溶連菌感染症が移った可能性もあるとして、抗生物質を処方されました。
お腹の調子が悪く、微熱がありました。
大抵は熱を伴うのですが、そんなに高くもなく、ただお腹の調子が悪い。頭痛がある。具合が悪い。怠い。
しばらく寝て様子を見ようということになりました。
次の日も次女は学校を休みました。
土日を挟み、体調が回復したかなというころ、今度はインフルエンザにより、次女のクラスの学級閉鎖が決定したのです。これが1月30日月曜日から2月2日木曜日までの期間でした。
恐らく、これが症状を決定付けさせた原因ではなかろうかと思われます。
長期間ゆったり自分のリズムで生活した結果、頑張って耐えていたものがプッツリ切れてしまったかのように、起立性調節障害の症状が明るみに出てきたのでした。
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