青春の群像(第3部)最終回 王少佐から電話がかかって来て、コルチエンコ少佐は陳からワイロを貰い、今回のミッションを計画したとして更迭されたそうです、首席がKGB長官へ今回のステルス繊


青春の群像(第3部)最終回


王少佐から電話がかかって来て、コルチエンコ少佐は陳からワイロを貰い、今回のミッションを計画したとして更迭されたそうです、首席がKGB長官へ今回のステルス繊維と工作機械の、

密輸は、北海油田の援助と協約を結んだ日本を刺激するとして、中止するように命令してKGBは断念したそうです、ステルスの繊維はソ連でもうすぐ開発できる見通しはついたそうで、


工作機械で探知されにくいスクリュウを作る事は大事な事だが、いずの国もスクリュー音を記録しているので、西側諸国の領海まで入っての偵察はあまり意味をなさない、偵察衛星の、

レンズが改良されたので、これにより偵察は完璧にできるので必要はなしとの国防会議の決定だそうで、これも中止になったそうです、陳はソ連国内立ち入り禁止処分を受けたそうで、

ウラジのクラブとカジノは、


ロシアの金持ちに譲渡したそうです、北の二重スバイによれば全少佐は今回のミッションの失敗の責任者として更迭されて、閉職にまわされ、強制送還された2人は矯正所送りとなった、

と言う事ですと言って、ボスの思惑通りになりましたねと言うので、それは良かった、これで日本政府の面子も立ち、常盤産業もおとなしくなるだろう、情報をありがとうと言うと、


ボスには世話になっているのでいいんですよと言って電話を切ったのです、久保田局長に報告すると、こで本当のメデタシ、メデデタシだね、まあゆっくり休養してくれたまえと言った、

のです、それから美樹は暇があると亜子のマンションに行きピッキングを習ったのです、足早に秋は過ぎて行き12月になり石打にも雪が降り、スキー場開きが行われる事になり真一は、

最後の民宿のバイトに向かったのです、


色々設備が充実したので部屋数も増やし、レピータ客が増えて初日から満員です、バイトも3人に増やして大忙しです、叔母さんがこんシーズンで終りなのね、時々は滑りに来てねと言、

うので、ハイ、そうしますと約束したのです、バイトは後輩を捜しておきますと言うと、是非お願いと言ったのです、2人のバイトは大学1年生でず~とやってくれるそうで安心したの、

です、


スキーの資格も取るように暇があると指導したのです、美樹は9月から亜子にピッキングを習い12月には殆んどの鍵は開けられるようになり、後はダイヤル式の鍵の合わせ方の訓練に、

入ったのです、器用さがある見たいで亜子の話によれば後3ケ月もあれば開けられるようになると言うので美樹は喜んだのです、年が開けて二月になると4桁のダイヤル式はほぼマス、

ターして


6桁のダイヤル式に挑戦しだしたのです、亜子が4桁がマスターできれば6桁もおなじもんよと言うと、段々コツがつかめたわと言うので、少し休もうと言って2人でビールを飲み、この、

ところ、ボスは店に顔を出さないけど、何しているのと亜子が聞くと、専門教科の先生の試験に受かり、高校の教育実習にいっているわ、確か今回で終りのはずよと言うと、先生の資格、

も取ったのと聞くと、


歴史と体育の資格を取ったのよ、教育実習では大受けしているみたいで、校長からこのまま学校に就職するように言われて困っているのよと笑うと、ボスの話は面白いから生徒が大喜び、

しているでしょうと亜子が言うと、由美さんも真一から色々ネタを貰っているのよ、真一の話は半分本当で半分嘘だから面白いのよと言うと、亜子がまるで講談師みたいだねと笑って、

もうすぐ6桁もマスターできるよ、


マスターしても国内のミッションは私にまかせてね、海外は美樹ちゃんに任せるわよと言うので、うん、わかった仲良くやろうと言うと、実はね私はと言いかけるのを美樹が口を手で、

塞いで、言はなくてもわかっているわ、お互い知らない事にして置こうと美樹が言うと、亜子がうんと返事をして、小さい頃からボスを知っているんでしょう、小学校はどんな子供だ、

ったのと聞くので、


真一のお父さんの上司が私の父だったので、家によく遊びに来ていたのよ、おとなしい子供でめったに口はきかなかったわ、私の兄が仲良しだろう、仲良しはチューするんだぞと言って、

チューをさせるので、私が口を出すと顔をそむけるので顔を両手で挟みチューすると、ベソをかくのよ、私の兄は真一のお姉さんが好きだったのよ、お姉さんが結核で入院すると、毎日、

のように病院に行っていたわ、


病院の先生が結核は移る病気だから病棟に入らないように言うと、移っても構わないと言って見舞いに行くのよ、真一のお母さんがダメデスと言っても利かないので、私のお父さんが怒、

ると、お母さんが好きになったので仕方ないのよ、貴方はもし私が結核になっても傍についていてくれるでしょうと言うと、お父さんが当たり前にきまっているだろうと言うと、そうで、

しょうだから好きにさせてと言うと、


そうかそんなに好きなら仕方ないか、でもキスはするなよと言ったそうなの、お姉さんは退院出来たけど兄の初恋は実らなかったのよ、私が真一が気になりだしたのは小学校の6年生頃、

からだったかしら、そのころになると小さい頃のおとなしさは姿を消して、イタズラばかりするようになっていたわ、おそらく小学校に入る前から気の小さい真一をみかねて剣道をやら、

せたせいだと思うわ、


からだつきも逞しくなったの、足が速くて運動会ではいつもリレーのアンカーを走り、ごぼう抜きするのよ、真一がバトンを握ると皆が立ち上がって応援するの、それが本当に早くて、

クラスのみんなは飛び上がって喜んだのよ、でも真一は私が幼馴染だった事も段々忘れたみたいで、家にも来なくなり、学校でも話す機会もなかったのよ、そして中学校に入り、1年生、

でまたもや同じクラスだったの、


クラス委員長に真一が選ばれて私が副委員長だったんだけど、委員長の仕事は全然しなくて逃げ回っているの、皆が文句言ったけど、絶対に治らないのでほっとくことにしたのよ、部活、

が終って校門を出ると自転車を引いて、腹減った、腹減ったと言っているので、呼び止めてうどん屋に連れて行き、うどんをご馳走したわ、それから毎日校門で待っていてうどんを食べ、

させたのよ、


試験の結果は学年の350中50番迄張り出されるの、全然勉強もしないのに試験の成績が張り出されるといつも30番から35番に入っているのよ、私は53番から56番くらいで、いつも悔しい、

思いをしていたのよ、ある時に真一がうどんのお礼に試験のコツを教えてやると言うので、聞くと、皆を覚えなくても、先生の性格を分析すればいい点数がとれる、国語の先生は一生、

懸命話した事は全然試験にはださなくて、


次ぎに試験出すところはす~と通り過ぎる、また数学の先生は以外と強調したところを出すと言うことだよ、ようするに、なんか日頃と違う行動を取ったところがピンポ~ンと言う事だと、

言うので、それでよく先生を観察していて試験に臨んだら、真一の言う通りに約7割りは当たっていたの、それで36番になったのよ、もう、嬉しくてキスをしてフアーストキスだよと言っ、

たら、小さいころ美樹とは何回もキスしたからフアストキスではないよと言ったのよ、


私は忘れていたけど、あいつはしつかり覚えていたのよと言うと、亜子がその頃から記憶力が良くて、分析能力が優れていたんだと言うので、そうなのよ、でも本当に愛し会ったのは、

高校の時からだよと笑ったのです、亜子がそんな関係うらやましいと言うと、こんどは亜子ちやんの話を聞かせてと言うので、躊躇すると、美樹が辛い事があったのね、話さなくても、

いいよと言って、


さあ師匠続きをやろうと言って6桁のダイヤルを回し始めたのです、亜子はボスは私の事は美樹ちゃんには何も話していないんだわ、ヤッパリ美樹ちゃんには過去の事を話そうと思った、

のです、そして足早いに季節は過ぎて行き真一と美樹は大学の卒業式を向かえたのです、お袋に電話をして卒業式に出るか聞くと、行くわと言うので待っているよと言って電話を切っ、

たのです、・・・・・・・・・・完、


真一と美樹はいよいよ社会人になり外務省に入る事になったのですが、色々と国際問題が発生し、進む道には沢山の試練が待ち受けていたのです、次作をご期待くたでさい、


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青春の群像(第3部) 村上俊介 @muratomi

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