青春の群像(第3部)117 車の中で全少佐が奴はお前達を引き渡すだけにここに来たのではあるまい、何か知らないのかと聞くと、まったくわかりませんと答えると、お前達はなぜ捕まったのてだ


青春の群像(第3部)117


車の中で全少佐が奴はお前達を引き渡すだけにここに来たのではあるまい、何か知らないのかと聞くと、まったくわかりませんと答えると、お前達はなぜ捕まったのてだと聞くと、奴は、

総てを見通していたみたいなんです、恐ろしい奴ですと安少尉が言うと、それは知っている、何とか始末したいが我々では奴には歯がたたんのだよと言ったのです、安少尉が我々は処分、

されるのですかと聞くと、


まあ死刑だろうなと言つて、但し奴をここで抹殺すれば英雄として昇進できるぞと言うと、それは無茶ですそんな事をすればこちらが殺されるにきまっています、国に帰って処刑される、

方がまだましですと言うと、そうだろうな、わしとて奴にはかかわりたくないさと笑ったのです、まあ命だけは助かるように骨をおってみるさと言うので、お願いしますと2人が言った、

のです、


奴が来た目的は次ぎのミッションを探りに来たのだろう、まあ、分らないように色々細工してあるので、発覚する事はないさ、コルチエンコ少佐を引っ掛けたと言っていたが、奴はハツ、

タリは言わんからなあ、何をしたんだと考え込んだのです、真一は王少佐に誰にタレこむのと聞くと、ここの司令官では握り潰しますよ、モスクワのイワノフ大将で彼は国防次官です、


KGBのやり方に不満をもっています、今回の基地侵入は本部にも知らせてないはずで、これも一緒にタレこめば本部に知らせてない事が発覚します、女のマンションに手入れをしてもら、

えば、50万ドル日本円にし1億5000万が見つかります、こんな大金は軍の幹部でも手に入る事はありません、絶対に疑われてモスクワに召還されて査問委員会にかけられます、敵の陰謀、

だと言っても、


陰謀の為に50万ドルを捨てる諜報機関はありませんので、陳の賄賂だと認識されるでしょう、必ず閉職に更迭されますよと言ったのです、それではイワノフ大将に電話しますと言うと、

モスクワに電話を入れて、イワノフ大将に仕入れた情報によると言って、話をすると、けしからん又してもKGBのやつらか、わかった、わたしの手の者をその女の住居に行かせて家宅、

捜索させよう、


50万ドルが出てくれば、直ぐにモスクワに召還して査問委員会を開こう、この前はKGBのナンバー2を含め6人が更迭されたのに、懲りないとみえるな、いい情報をありがとう、日本とは、

やっと北海油田の開発で折り合いがついたのに、これ以上刺激してはならんのだと言ったのです、王が電話を切り、直ちに手の者で女の住居を家宅捜索するそうですと言うので、それで、

は様子を見るかと言ったのです、


紅大佐に報告しましたら、大変喜んでいました、周次官がこれで外貨が増えて言事なしだと喜んだそうで、ボスに宜しくと言っていましたと言うので、少しは軍の食料に回せるでしょう、

と言うと、ハイ、3000万ドルの食料を買えば兵隊も腹いっぱい飯が食えますと笑ったのです、イワノフ大将はウラジの保安部長に電話してコルチエンコ少佐にわからないように、その、

女の住居を家宅捜索しろ、


50万ドルの金が隠してあるはずだと言うと、了解しました、直ちに捜索に向かいますと言って、部下10人を呼んで、女の住居に向かったのです、運送屋です品物を運んできましたとうそ、

を言うと、ハイとドアを開けたので中になだれ込むと、何の用ですかわたしはコルチエンコ少佐の知り合いです、乱暴するといいつけますよと言うので、家宅捜索をします、貴方はそこ、

に座っていてくださいと言ってと、


捜索を始めろと言うと、ハイと言って、ベットから天井、引き出しの中を調べ始めたのです、何を捜しているんですかと聞くので、大量の米ドルだと言うと、そんなもんがあるはずはあり、

ませんと言つたのです、暫くすると兵隊がありましたと紙袋を持ってと来ると、中には沢山の米ドルが入っており、数えさせると100ドル紙幣100枚の束1つが1万ドルとして50個あります、

から50万ドルと言う事になりますと言うと、


女がそんな私は知りませんと言うので、少佐が隠していたんだろう、あんたも来てもらうよと言って、保安部に連行したのです、基地のKGB支局にいたコルチエンコの元に保安部員が行き、

出頭命令ですと書類をみせると、何の容疑だと聞くと、横領の容疑ですと軍曹が言うと、そんな馬鹿なと言って、車に乗り保安部に行って、どう言う事だと聞くので、少佐の女の家から、

50万ドルの米ドルが見つかった、


あんたの女はしらないと言っている、あんたが隠していたんだろう、聞けば昨夜KGBの建物に誰かが侵入したそうでは無いか、その事は本部に連絡はしていないそうじあないかと言うと、

何も盗まれた物はなかったので報告しなかったのだと言うと、それならなぜあんたの女の所に50万ドルの米ドルがあるのだと言うと、これは私を陥れる為のワナだと言うと、陥れるとは、

誰がだねと聞くと、


CIAあたりだろう戸言うと、50万ドルといえば大金だ、盗まれたものでないとすれば、誰からの賄賂かねと聞くので、賄賂なんて貰っていないと言うと、そんないいわけは通じないさ、

本部の指示があるまで、少佐を拘束すると言うと、軍曹が手錠をかけて仮留置場に連れて行き、中に入れたのです、くそ~だれだこんなワナを仕掛けたのはと少佐が地団駄踏んだの、

です、


保安部長がイワノフ大将に報告すると、ヤツバリ本当だったのか、本部への召還命令を出すので、着いたらモスクワに連行するのだと言ったのです、この情報は直ぐに王少佐の耳に入り、

ボス上手くいきました、先ほどコルチエンコ少佐が拘束されて、召還命令書が届いたら、モスクワに連行するそうですと言うので、これで、陳、全、稲垣はビックリするだろうと言うと、


今回のミッションが中止にするかどうかは分りません、KGB本部の命令だと思いますから、次ぎの者を送り込んで、実行するかもしれませんと言うので、これで中止する事を祈ろうと言っ、

たのです、後は稲垣を脅かすだけだなと言うと、亜子が陳と稲垣はこれを聞いてどうするでしょうと言うと、さあ、わからんなあ、尻尾をまいてウラジから逃げるかもと言ったのです、


全にはコルチエンコを引っ掛けたことを言ったので、本当だと驚いているだろう、こいつも早々に逃げ出すかもと言うと、王少佐がボスは悪い人ですねと言うので、何を言っているのこの、

作戦を言い出したのは王少佐だろうと言うと、そうでしたと王少佐が笑ったのです、それでは今日こそ本当の乾杯と行こうと言うと、日本料理屋も最近できたのですよ、そこに行きましょ、

うと王少佐が言うので、


連れ立って行き、日本酒と海鮮盛りをたのんで乾杯したのです、亜子がしかし50万ドルといえば1億5000万ですよ、もつたいなかったですねと言うので、それだけの額だから効き目がある、

のさと言うと、後の金はどうするんですかと聞くので、後250万ドル残っているので、一人60万ドルづつ分けようと言うと、そんな事していいんですかと山本が言うので、泥棒した金では、

ないのでいいのさと言って、


但しこれは4人の秘密だよと言うと、王少佐が3人で分けて下さいと言うので、それはダメだ、王少佐も何かと金はいるだろう、情報を得るのにもっとも約に立つのは金だよと言うと、わか、

りました、遠慮なく頂きますと言うと、山本も何かあればだします、一時あずかることにしますと言うと、亜子も私も同じですと言うので、好きな物に使ってもいいよと笑ったのです、


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