青春の群像(第3部)116 そはれではとカバンに入っていた白紙の用紙に、中の金は総て頂いた、これ以上悪い事をやると司馬と同じに地獄に行くぞ、村上と書いて中に入れたのです、さぞかし驚


青春の群像(第3部)116


そはれではとカバンに入っていた白紙の用紙に、中の金は総て頂いた、これ以上悪い事をやると司馬と同じに地獄に行くぞ、村上と書いて中に入れたのです、さぞかし驚く事だろうと言う、

と、腰を抜かして震え上がりますよと王少佐言ったのです、みんな手袋をしていたので指紋は残っていないな、それでは撤収と言ってマンホールを抜けて、ウラジ港に行き中国船に積み込、

み、王が船長に直ちに出航しろと言い、


部下2人にお前達は護衛だ、上海の紅大佐に受け渡せ、ミッションは終わりだ、北京に帰ってもいいぞと命令したのです、船を下りて山本の所に行き、総て終ったと言うと、手足を解き、

車の外にだして、カツを入れると息を吹き返して、陳がここは地獄かと聞くので、現世だよ、どうだ死んだと思ったろう、あれは空砲だ、俺を襲うなんて無謀な事はしない事だ、


お前達の悪巧みはまだ分らんが、まあ、いいだろう、今度会えば本当に地獄に送るぞ、この金は俺が博打で勝ったもんだ、又女どもにやった10万ドルを搾取しょうとするなよと言うと、

わかった、俺を助けるのかと聞くので、警察は買収しているんだろう突き出しても無駄な事だ、もしコルチエンコが俺を襲えば国際問題となるぞと言っておけと言って車に乗りホテル、

に戻ったのです、


陳は何と恐ろしい奴だ、稲垣にはすでにコルチエンコからの預かり物は渡したから大丈夫だ、奴に手は出すなよと言って、カジノのビルに戻り、馬に電話して地下の金庫は危ないぞと、

言うと、大丈夫だあれを開けられる奴はいないし、警察からは何も言って来ていないと言うので、ともかく調べてみる事だなと電話を切ったのです、馬は念の為だと下に降りて配下と、

一緒にカジノのビルの地下に行き、


金庫をみると閉っています、傍の電話で馬だ、解除コードは8465だ、これから金庫をあけるので警報は解除してくれと警察に言うと、今解除したと言うので、ダイヤルを会わせて、

金庫を開けて愕然となったのです、金庫は空っぽで紙に中の金は総て頂いた、これ以上悪い事をやると司馬と同じに地獄に行くぞ、村上と書いてあります、何と言う事だ奴は悪魔か、

と言って、


陳に電話して何もないぞと言うと、ヤッパリやられたか、明日の取り引きは中止だ、おまえも早くここからずらかれ、下手すると奴に消されるぞと言うと、わかった、当分取り引き、

はなしだ、レアメタルはくれてやると言うと電話を切り、警察に警報を元にもどすように言って、ホテルを変えるぞと言うと、いずこかえ消えたのです、真一達は傍のレストランに、

行きシャンパンで乾杯したのです、


王がボスありがとう、これで馬は終りです、後2人残っていますが、資金は総て没収しましたまで、手も足もでないでしょうと言うので、首席の病状はと聞くと、後一月もてばいい方、

だと医者は言っているそうですと言うので、それでは今年中に新星中国の誕生ですねと再び乾杯したのです、山本がこれで陳は取り引きを諦めるんではと言うので、コルチエンコが、

許しませんよ、


断れば陳と稲垣まKGBに抹殺されますので、絶対やりますと言うと、何とかコメチエンコを失脚させる方法はないかなと言うと、王少佐がKGBの工作資金を盗みコルチエンコの仕業に、

すれば、失脚するかも知れませんと言うので、資金は何処にあるのと聞くと、ウラジのKGB支局にあるはずです、支局はウラジ港の潜水艦基地の一角にありますと言うので、山本が、

軍の施設では無理ですよと言うので、


王がいやここにも一回侵入した事があります、海が側の下水道からならわけなく入れます、潜水艦の司令部の建物は警戒厳重ですが、KGBの支局は基地のハズレの建物で夜は警備員が、

二時間毎に巡回しています、コルチエンコはウラジのマンションに女を囲っています、海外工作資金として2000万ドルの外貨は保管していますので、侵入してわざと見つかり逃げる、

のです、


女のマンションに50万ドルをおけば横領したと思われますと言うので、実際は何もなくなっていないのでワナだと思うのではと言うと、稲垣からの賄賂だと思わせるのです、女の家に、

忍び込み、洋服ダンスに入れておいて、ウラジの軍の保安部にタレ込むのです、50万ドルの現金が見つかればぐうの音もでないでしょう、彼が否定しても取り引きの段取りはできてい、

ます、失脚する事は間違いないですよと言うので、


よし、やってみようと言うと、それではこのミッションは私とボスでやりましょう、スキューバの道具は揃っています、今回のお礼に手伝いますと言うので、それでは亜子はこの中から、

50万ドルを、女の部屋をピッキングして洋服ダンスに入れよう、山本刑事は見張りを頼むと言って、奴らがいたら決行は中止だと言うと、王がまだ時間が早いですから2人はどこかで飲、

んでいるはずですと言ったので、


王の車に乗り女のマンションに行くと部屋の明かりは消えています、亜子と2人でエレベータに乗り5階の部屋に行きピッキングして中に入ると、誰もいません、洋服タンスを開けて紙袋、

を下着の下に隠して、急ぎ部屋を出たのです、車に戻り大成功だと言ってウラジ港に向かったのです、小型のクルーザの傍に行き、これは私の船ですと言うので中に入りウエットスーツ、

を着て、


装備をつけて、山本と亜子にここで待っていてと頼み、海に入り王の案内でKGB支局に向い、下水道から侵入して入口の鍵を壊すと、サイレンが鳴り響いたので、下水道に入り急ぎ船に、

戻って装備を外して、車に乗り先ほどのレストランに行き、うまくいきましたねと王少佐が言うので、今頃はコルチエンコが駆けつけて中を調べているだろう、明日タレこもうと言うと、

私がロシア語でたれ込みますと乾杯したのです、


翌日領事館に出向き待っていると2人の男が訪れて、一人は北の軍服を着ています、部屋に入って来て北の外務省のヨサンと言います、こちらは情報部の全少佐ですと言うので、それでは、

2人を引き渡します、ここにサインをして下さいと書類を出すとサインしたので引き渡したのです、全が今回は日本に迷惑をかけたそうで、この2人は軍法会議にかけられますと言うので、

ミッションに失敗したので死刑ですかなと言うと、


我が政府は命令していません、この2人の勝手な行動ですと言うので、全少佐とはこれで二回目ですねと言うと、はて私には記憶がありませんがと言うので、貴方は熟睡していましたので、

私を見ておりませんと言うと、それは人違いでしょう、私は日本にいった事はありませんよと言うので、何を画策しているか分りませんが、これ以上私に挑戦する事はやめる事です、さも、

ないと痛い目に会いますと言うと、


はて何の事やらと言うので、コルチエンコ少佐はもうじき失脚しますよと言うと、なぜそんな事を知っているんですかと聞くので、私が引っ掛けたのですよと笑ったのです、ほうどんな手、

でと聞くので、それは機密事項なので答えられませんと言ったのです、ヨサンがこれで帰りますと言うので、ぞうぞ引きとて下さい、安少尉元気でなと言ったのです、4人は領事館を出て、

車に乗り帰っていったのです、


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