青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)76 鈴木に暫くはライフセーバは皆で手分してこなしてと頼むと、了解だよ、何か手伝う事あったら言ってと言うので、宜しくと言うと、2人はウエットスーツに着替えて、
青春の群像(第3部)76 鈴木に暫くはライフセーバは皆で手分してこなしてと頼むと、了解だよ、何か手伝う事あったら言ってと言うので、宜しくと言うと、2人はウエットスーツに着替えて、
青春の群像(第3部)76
鈴木に暫くはライフセーバは皆で手分してこなしてと頼むと、了解だよ、何か手伝う事あったら言ってと言うので、宜しくと言うと、2人はウエットスーツに着替えて、潜水道具を持ち、
海に入って、亜子にボンベを担がせて、水中メガネのつけ方、シュノーケルの使い方、空気の吸い方、吐き方を教えて、潜らせると簡単に覚えたのです、少し沖にでようと泳いで行く、
と、泳ぎも中々のもんです、
岩場に行くと水も綺麗で沢山の魚が泳いでいます、亜子は凄く喜んだ手まねをして回りを泳ぎまわったのです、上がるように合図すると水面に浮上して、すご~い、楽しいと言うので、
中々、上手だよと褒めると、始めて海の中から沢山の魚が泳いでいるのを見たわ、綺麗な色をした魚も一杯いるのねと言うので、それでは上がろうと言って陸地に泳いで海から上がり、
機材を置いたのです、
暫く休んだら島に行ってみようと言って、かき氷を買ってくると言って海の家に行くと、みどりが新しい恋人と聞くので、そうだよと言うと、良子さんとは上手く行かなかったのと聞く、
ので、将来はシエフと結婚するんだってと言うと、そうか、それは残念だったね、でもスタイルのいい美人ではないのと言うので、亜子と言うんだよ、でも又直ぐに振られるかもと笑、
ったのです、
鈴木が亜子に覚えがはや~いと言うと、先生がいいからかしらと笑ったのです、真一が戻って来て氷イチゴを渡すと、亜子がつ冷めたくて美味しいね、ボスはこんな楽しいバイトをし、
ているんだと言ったのです、それでは行くかとウエットスーツを脱いで、ライフジャケットを着てモーターボートに乗り込んで葉山に向かったのです30分で着いたので、この前銃撃、
されたと思われる島にモーターボートを繋いで上陸したのです、
小高い山があるので行くと、砂地に沢山の雷管が落ちています、ここに間違いないと回りを捜すと、タバコの吸殻が数本落ちているので、ピンセットでビニール袋にいれたのです、
わざわざ証拠を残しておくとは、日本の警察を舐めているなと言ったのです、他にはめぼしいものは落ちていません、洞窟などはなく隠れ家としては不向きです、この小高い丘が、
あったんでここを選んだのでしょう、
島の反対側に行きここから沖に出れば陸地の死角にはなりますが、岩場でモーターボートの繋留は出来ないので、ここは拉致監禁場所には選ばないなと思ったのです、船に戻り一番、
遠くにある島を一回りすると総て砂地です、ここならエンジン部分を上にすれば、簡単に砂浜に引き上げられます、上陸すると、トロッコの線路みたいなものがあり、錆び付いて、
いるので、
相当昔の物と思われます、後をなぞって行くと、少し高い岩肌が見えてきて、洞窟に繋がっていたのです、懐中電灯をもって中に入ると、階段があり上ると、広い空間に出たのです、
コンクリートが打ってあり海側に細長い窓があります、これは大砲の砲座の後だ、ここに昔砲台があり、あの線路は海から砲弾や食料等の物資を運んだのだろう、後ろ側に鉄の扉が、
あるので、
開けるとギギギーと音がして、開き広い空間にコンクリートの台とイスがあります、ここが兵隊の待機場所だったので、拉致して監禁するのは最適な場所です、きっと、ここにつれ、
て来るに違いないと亜子に言うと、こんな所に砲台を築いていたんですかと言うので、この島は一番外側にあり、相模湾が一望できる、防御陣地には最適だったんだ言ったのです、
よし足跡を消そうと、裏の林から雑木の枝を切りホウキ代わりにして、足跡を消してモータボートに戻り海に押して入れて、乗り込み弓ヶ浜に戻ったのです、それでは引き上げて村田、
技師に会いに行こうと、鈴木に後は宜しくと頼み自転車に乗って妙心寺に帰り、シャワーを浴びて洋服に着替えて、隣の研究所に行き、覗き窓から警視庁の村上と言います、村田技師、
に面会したいのですがと言うと、
ドアが開きこちらにと案内したのです、おくの部屋につれて行くので入ると、研磨機らしい多くの、機材があり、机に座っていた男が、立ちあがり、公安の刑事さんから聞いています、
どうぞとイスを勧めるので座り、お聞きになっている、と思いますがと、北のキム少佐の話と、拉致する可能性が高いと言うと、日本海側ならわかりますが、こんな所間まで潜水艦、
が侵入出来るのでしょうかと言うので、
原潜なら可能です、裏にはソ連が係わっているのでしょう、公安がマークしていますので、大丈夫と思いますが念の為に、この時計をしておいてください、GPS機能がついており、
左の上を押すと、作動して、下を押すとエマージン信号が米軍に通知され、米軍のヘリが助けにきますと言うと、わかりましたと受け取ったのです、次ぎにこれも念の為完成した、
レンズを偽物に代えておいて下さいと頼んだのです、
今日は三人で夕食を食べて、そのキム少佐が潜伏していると見られるスナックに顔を出しましょう、キット驚きますよ、私達は隣に宿泊している恋人同士と言う事にします、村田さん、
は鎌倉が長いですので、紹介して貰って美味しい夕食を食べたら飲もうと言う事になり、昼間食べた焼肉屋の女将がこの店のママと聞いて飲みにきたと言う事にしましょう、後で迎、
えにきますと言って、妙心寺に戻ったのです、
そんな事したら逃げるのではと言うので、いや、計画を早めようとするはずだよ、相手はプロだ簡単に諦めるはずはない、そこがつけ目と言うわけさと言うと、得意の引っ掛けと言う、
訳ですねと笑うので、プロは簡単な引っ掛けに弱いのさと言ったのです、お鶴様のお墓に線香を手向けてお参りすると、亜子がここにボスのご先祖が度々お参りに来たのですね、
お鶴様私も真一さんに惚れいますと手を合わせたのです、
時間があるので2人で墓地の草を刈り、綺麗に掃除したのです、その間も何人かの人達がお鶴様の墓に線香をたむけて手を会わせていたのです、掃除が終ると妙庵がお茶でもと言うので、
レストランに行き座ると、お茶と羊羹を出したので、お茶を飲み羊羹を食べると、亜子が美味しい羊羹ですねと言うので、そうだろう天下の逸品だよと言ったのです、今日の段取りを、
妙庵に話し、
夕食はいらないと言うと、あの韓国バーのママは良く知っています、ここは菩提寺ではありませんが、私の説法を聞きに時々来られるのですよ、ご主人は病気で7年前になくなっています、
お子さんはいないのですが、施設から女の子を引きとっているそうです、彼女のお父さんとお母さんが在日朝鮮人だそうで、戦争が終り国に引き揚げたのだそうです、彼女は女学校に通、
っていたので日本に残ったそうなんですが、
日本人の男性を好きになり結婚して日本国籍を取り、焼肉屋を鎌倉で開いたそうですが、主人病気でなくなり、国には帰らずに日本に在住していると言う事ですと話すので、ご両親は北、
の方ですかと聞くと、ええ、戦後直ぐに北の政府から援助金がでて農地ももらえると言う事で帰国したそうですと話したのです、噂によりますとそれは北のスパイを養成する為の方便で、
多くの人が西側のスパイだとして強制収容所に入れられたそうです、
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