青春の群像(第3部)75 何とかならないのと聞くので、魚雷の信管を抜き敵のスクリューに当れば、航行不能になり必ず浮上しますが、自衛隊の艦長は命令は出しませんよ、必ず魚雷で反撃して


青春の群像(第3部)75


何とかならないのと聞くので、魚雷の信管を抜き敵のスクリューに当れば、航行不能になり必ず浮上しますが、自衛隊の艦長は命令は出しませんよ、必ず魚雷で反撃してきます、かわす腕、

が必要ですと言うと、そんな事するのは真一さんくらいのもんねと笑ったのです、それでは後でミッションの打ち合わせをやるのでトンボに顔をだしてと亜子に頼み、席を立ち店に戻った、

のです、


店が終りトンボに行くと山本と田中が待っており、局長が久保さんから頼まれたみたいで公安との合同捜査になるそうです、公安は一月前から村田技師をマークしているそうですと言うの、

で、キム少佐とは何者ですかと聞くと、北の工作員のボスです、女ですが冷酷ムヒな奴だそうで、これまでも日本人を拉致している疑いがあるそうです、年間沢山の行方不明者は出るので、

どれが奴の仕業かは不明だそうです、


真一が潜水艦に拉致するとすれば、通常型では一日一回浮上して空気を入れ替えなければなりませんので、日本海なら可能ですが、太平洋側は北の潜水艦では無理です、ソ連の原潜なら、

可能ですが、ソ連政府は許可しないでしょう、多分KGBが政府には知らせず北の工作員と計画するのだと思います、海上自衛隊にウラジのソ連の原潜をマークするように依頼しください、


ウラジから津軽海峡を抜けて、太平洋の公海上を房総沖から駿河湾に侵入して相模湾にいたるルートを通るでしょう、東京湾は警戒が厳しいので大きく迂回するはずです、拉致は夜実行、

するでしょうが、夜にモータボートで出航すると目立つので、拉致したら何処かに監禁して、昼間にレジャー用のモーターボートに積み込み、何処かの無人島に上陸して夜を待ち潜水艦、

に乗せ変えるはずです、


この前米軍機を襲った無人島以外の場所だと思いますと言うと、葉山の森戸海岸沖には幾つかの無人島があります、沖に出るには島の裏から出れば目立たないと思います、その内のどれ、

かではないですかと地図を指差したので、弓ヶ浜からも近いな明日調べてみようと言ったのです、亜子も顔を出したのでその旨を話して、明日朝鎌倉に電車で行くよ、宿泊先は妙心寺だ、


僕は妙心寺の放れの建て屋の二階に宿泊している、一階は倉庫になっており、草刈機などの清掃機材が入っており、二階からはその会社の玄関がよく見える、独身の男子寮で沢山の社員、

がすんでいるよ、村田は5年前に奥さんを無くし1人暮らしだそうだ、実家は横浜にあり子供たちが住んでおり、金曜日に車で実家に帰り、月曜~木曜日に寮で生活しているそうだと説明、

したのです、


寮は人が沢山いるので拉致するのは無理だな、実家に帰る時を狙うだろう、訳を話してこのGPS付きの時計を持ってもらおう、地下の金庫のレンズも狙うはずだから偽物とすりかえて、

おく事にすると段取りを説明して、山本と田中には鎌倉署で待機して貰う事にしたのです、明日は亜子にスキューバを教えよう、深くは潜水しないので直ぐに覚えられるよと言うと、


これでも泳ぎは得意です、時々ジムのプールで泳いでいるんですよと言ったので、それでスタイルがいいのかと言うと、水泳はお腹を引き締めるのにいいんですよと笑ったのです、田中、

が僕もサーフボードがやりたいですと言うと、山本が遊びにいくんじゃないぞと言うので、乗れれば追跡に役に立つので教えよう、山本刑事もどうと言うと、わたしはモーターボーとで、

追跡しますと言ったのです、


亜子が装備一式貰いましたと言うので、それでは帰るかと席を立ち亜子と一緒に店を出て、用意をして僕のアパートに行こうと言って亜子のマンションに行き、荷物をキリアバックにつ、

めて真一のアパートにタクシーで向かったのです、アパートに入ると亜子が何にもない部屋ですねと笑うので、フトンは二組あるよと言って、冷蔵庫からビールとカツオの塩辛を出して、

乾杯したのです、


又ボスと仕事ができて嬉しいと言うので、今回は工作員相手だから少し危険を伴うが、危ない時にはすぐ逃げるんだよと言うと、ハイと返事したのです、それでは寝ようと、押入れから、

フトンを出して敷いたのです、同志の誓いですねと唇を重ねるので裸にし燃えあがったのです、一緒に寝てもいいと聞くので、うんと返事すると胸に顔を埋ずめたのです、目を瞑ると、

直ぐに寝入ってしまったみたいで、


亜子が呼ぶので目を開けると、顔を洗ってと言うので顔を洗うと、冷蔵庫にアジの干物があったので焼いたわ、後目玉焼きにお味噌汁ですよと座卓に並べて、さあ食べましょうと言う、

ので、頂ますと味噌汁を飲み、中々美味い味噌汁だねと言うと、まるで新婚さんみたいねと亜子が喜んでいたのです、食事が終り一服して、品川に行き鎌倉行きの特急に乗ったのです、


一時間半で鎌倉に付いたので駅に荷物を預けて、潜入するとすれば、焼肉屋か韓国バーのはずだ、繁華街をあるいて調べようと駅からメイン通りを歩き、恋人同士だから腕組むんだよ、

と言うと、ハイ、ボスと言って真一と腕を組み、ブラ、ブラあるくと、焼肉屋が二軒に飲み屋街にスナック水源と言うのがあったので、水源は韓国の地名だ、この内のどちらかだろう、

と言うと、


韓国バーに潜入しましょうかと言うので、相手はプロだ危険だからやめよう、今日の夜恋人同士で飲み行き様子を見たほうがいい、工作員なら直ぐに分かるよと言ったのです、もう昼か、

焼肉屋を偵察しょうと、店に入りメニーを見ると本場韓国の焼肉と書いてあります、亜子のすきな物頼んでと言うと、ランチセットがあるよと言うので、二人前とビールを頼んだのです、


店員にオーナーは韓国の人と聞くと、ええ、私は日本人ですが、女将さんは韓国の水源だそうですと言ったので、他に韓国の人いるのと聞くと、店長と女の子が3人が韓国人で私ともう、

1人が日本人です、女将はこの直ぐ傍の韓国スナツサクのママもやっていますと言うので、それでは2人で今夜飲みに行くかと言うと、恋人同士で鎌倉観光ですかと聞くので、そうだよ、

弓ヶ浜に泳ぎにきたんだよと言ったのです、


あんまり根ほり葉ほり聞くと怪しまれるのでこの辺でやめて乾杯して肉を焼いたのです、美味しい匂いがして焼けたので2人で美味しい、美味しいと食べたのです、食べ終わり駅に戻っ、

てタクシーで妙心寺に顔を出したのです、寺に入ると妙庵がいらっしゃい、まあステキなか彼女ねと言うので、亜子といいますお世話になりますと挨拶すると、真一さんの部屋に荷物を、

置いてと言うので、


真一が僕が置いて来てやるよと言うと、水着と着替えをバックに入れたので、のこりを離れに運んだのです、戻って来て訳を話すと、ヤッパリ大変な出来事だったのね、あまり危ない事、

をやってはいけませんよと言うので、ハイと返事して自転車を二台かりて荷物を後ろに載せて、弓ヶ浜に向かったのです、程なく着いたので、鈴木以下スタッフを紹介したのです、


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