青春の群像(第3部)45 暫くすると弘美の体が痙攣していってしまったので、真一もたまらず放出してしまったのです、弘美はグッタリとなって目を瞑っています、一物を引き抜き、天井を見て


青春の群像(第3部)45


暫くすると弘美の体が痙攣していってしまったので、真一もたまらず放出してしまったのです、弘美はグッタリとなって目を瞑っています、一物を引き抜き、天井を見てやってもうた、

あの日本酒だなと苦笑いをすると、弘美が気持よかった、これで満足したわ由美には絶対喋らないでと手を握ったのです、シャワー借りるよと立ちあがりシャーワを浴びて着替えると、

冷蔵庫にビールが入っているよと言うので、


取り出してコップに注ぎゴク、ゴクと飲み干し、タバコに火をつけて一服吸うと、弘美が私にもビールと言うので、コップに次ぐと飲み干し、美味しいと言うので、あれ相当酔っていた、

はずだがと言うと、大した演技でしょう、こうすればあの硬派は引っ掛かるんだと笑うので、俺をテスト代にしたんだなと唇を合わせて、スボンを脱ぎ再び一物を差し込んで激しく燃え、

あがったのです、


行為が終り、これで指導は完璧だな、早くその硬派を落とせよと言うと、うん、これで完璧だねと笑ったので、洋服を着てそれではバイトに行くよと言うと、弘美もシャワーを浴びて、

着替えて、私は由美の店で飲みなおすわ、真一君は寄らずにバイトいくのよと言うので、由美にばらしてもいいよと笑うと、そんな事したら友情が吹き飛ぶはよ、一生の秘密だよと言、

ったのです、


マンションを出ると、あたりを伺いタクシーに乗り込み、弘美はそ知らぬ顔をして、由美の店に向かったのです、真一が新宿の店に行くと、岬が近付き耳元で誰と浮気したのと言うので、

え~っと言うと、襟首が濡れているよと笑うので、女はおとろしいと苦笑いして、やり手の女に日本酒で引っかかったんだと言うと、岬は笑いを堪えていたのです、又もてるようになっ、

てよかったねと足を抓ったので、


イッテテと言うとさあ今日も頑張って、私はお客さんを迎えに行ってくるわと店を出て行ったので、みんなを集めてハッパを賭けたのです、今日もそこそこの入りで、純子が今日の相手、

は誰と聞くので、さてはママが喋ったなと言うと、私の順番も忘れないでと言うので、院長がいるでしょうと言うと、院長とは一回だけだよと笑ったのです、店が終りバールに顔を出し、

て、


昨日の事を話して、これで中野は賄賂をおくらないですよ、愛する別れた奥さんと娘を泣かしたくないですからねと言うと、ママがよかったわ、娘さんはすごく喜んでいたでしょうと言、

うので、とても素直で良い娘さんだよ、名乗りは上げないでお父さんの戦友として付き合うと言っていました、まずは、一件落着です、しかし、根元議員は諦めず他の建設会社を抱き込、

み実行するかも知れませんと言うと、


塚田が莫大な予算がついていますので、ちょっとやそっとでは諦めませんよ、引き続き様子は探りますと言ったので頼んでトンボに顔を出したのです、山本に昨日の結果を話すと、そう、

ですか、それは良かったですね、根元議員はマークしますと言ったので、とりあえず一件落着だと言うと、ママが和子さんも良かったですね、子はかすがいと言いますが、そうですね、

私もそれで生きてこれたんですと言ったのです、


真一がポケットから封筒を出して、これは、戸村のカジノから巻き上げた金です、情報収集に使てくださいと渡すと山本が中を見て100万(現在の1000万)は多すぎですよと言うので、返す、

相手がいないのでいいんですと言うと、わかりましたお預かりしますと言って、山本がその中からママに10万を渡して、これはママの繋ぎ代金だよと渡すと、お代は局長から頂いています、

いりませんよと言うので、


まあそう言わないで、娘さんと温泉にでも行くといいよと言うと、そうですか、それでは遠慮なくと受け取ったのです、その頃妙庵は病院で良子に会いバックに入った300万(現在の価格、

で3000万)を渡して、これは上海の特務機関に所属していた人が持ち寄ったお金ですて、中野さんが渡しても受け取らないだろうから、わたしに預かって良子さんに渡して欲しいと言う、

事なのと言うと、


そんなお金受け取れませんと言うので、貴方のお父さんが終戦前に機関員全員を内地に戻したので、みんなは生き残ったそうなの、上海ではお母さんには大変世話になったので、その時、

の恩返しだそうよ、みんなの気持だから受け取って、殆んどの人が内地に帰って戦後事業をやり成功しているそうで、その成功している人の志だそうよ、お父さんは特務機関の隊長だっ、

たけど、


現地の人達の弾圧はしなかったそうなの、ある時お母さんが水墨画で有名な無錫に行きたいと言うので、お父さんは馬賊の勢力圏だから危険だと言ったらしいけど、どうしても行きたい、

と言うので、民間人の格好をして馬に乗り出かけたそうなの、美しい景色を見てお母さんはとても喜んだそうなんだけど、帰り道に馬賊に取囲まれ、日本人だろうと銃を突きつけられて、

アジトに連れて行かれて、


縛り上げられたそうなの、牢に入れられて、お母さんがお父さんに私のわがままでこんな事になってと言うと、お父さんがお前と一緒に死ねるなら本望だよと言ったそうなの、広場に、

引きずりだされて、もうだめだと思っていると、縄を解かれ、荷物を返して、腹が減っただろうとご飯を食べさせてくれたそうなの、何故処刑しないのかお父さんが聞くと、1人の男、

が現れたので見ると、


宿舎の近くで雑貨屋をやっている店主で、奥さんは中国人にとても親切で、病気になった人を医者にみせたり、孤児になった中国人の世話をしている、そんな人は処刑出来ないと言うと、

お父さんが正体を知られたので、私達を処刑しないとお前達が危ないだろうというと、鶴岡少佐あなたはとっくに私の正体は知っているでしょう、貴方は我々が上海でテロを起こさない、

限り弾圧はしない、


貴方を殺しても次ぎの人間がくるだけだ、我々は貴方を生かしておいた方が得なのだ、しかし、日本軍を許すわけではない、中国から出て行くまでは抗日はやめないと言ったそうなの、

それで解放されて戻ったそうなんだけど、隣の店主は何食わぬ顔して店をやっており、何事もなかったように終戦までつきあったそうなのよ、終戦になり日本人を捕虜扱いしなかった、

のは、貴方のお父さんである鶴岡少佐のおかげだそうで、


戦後の中国の戦犯でもリストに上がったのは鶴岡少佐だけで、後の機関員はリストには上がらなかったそうなの、その鶴岡少佐も現地の人のお陰で奥さん共々内地に引き揚げられたそう、

で、元機関員は皆が感謝しており、戦後の生きる為のお金も全員に渡して内地に帰したそうなの、そのお礼なので受け取ってほしいと言っていたのよと言うと、そうですか、優しい人、

だったのですね、


みなさんのここざしはありがたく頂戴します、お母さんが来月はいつ来てくれるんだろうと言っていました、とても元気になって来ました、会わせてくれた妙庵さんと真一さんにはとて、

も感謝していますと言うので、真一さんはとても面白い人でしょうと妙庵が言うと、夏には弓ヶ浜でサーフボードを教えてくれる約束をしてくれました、とても楽しみにしているんです、

よと言ったのです、


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る