青春の群像(第3部)3 帝国主義から直ぐに民主主義を受け入れました、労働組合などの労働者を中心にした本来の民主主義を取り入れ為、中産階級が増えて、経済が発展して先進国の仲間入り


青春の群像(第3部)3


帝国主義から直ぐに民主主義を受け入れました、労働組合などの労働者を中心にした本来の民主主義を取り入れ為、中産階級が増えて、経済が発展して先進国の仲間入りをしたのです、

中国は他民族国家で、大昔から漢民族が牛耳っており、言葉も省により違い、北京語に統一するのも難しいのです、前の時代のように貧富の格差が多くなる土壌があるのですと言った、

のです、


そうか漢民族だけの国家と、他民族をそれぞれ独立させると、争いが耐えない国になるのか、日本は単一民族の国家だから争いは起こりにくいわけだと言うと、そうなんです、日本は、

天皇はかわりませんが、中国は皇帝が国が出来るごとに代わったのはその為なんですと言ったのです、しかし20世紀も終りを告げて、武力で他国を侵略する時代ではなくなって来たの、

で、そう心配はいらないと思うがとビールを飲み干したのです、


やってみないとわからない事ですが、急激な改革は貧富の差を拡大します、徐々にやるしかないでしょう、周首相はそれを目指しているわけです、多分首席には就任せずに、政治局員、

から首相を選ぶ方式にして、民主主義に近づけようとするんだと思います、青江一派は自分達に権力が集中するようにするつもなので知識人が邪魔なわけです、そんな独裁国家は今時、

上手くいくはずはありませんと言ったのです、


それではホテルに戻ろうかと席を立とうとした時に後ろの方で、ガシャンとグラスが割れる音がして横の席の男が何かを怒鳴っています、どうしたのと聞くと、隣の席の男が酔ぱらっ、

て後ろのテープルに倒れそうになったので、女性がグラスを上に上げたら、赤ワインが男の顔にかかったので、バカヤロウと怒鳴ったの、横にいた女性の連れが、お前が酔って倒れそ、

うなったんだろうと言ったら、


ワイングラスを女性からもぎ取りテーブルに叩きつけたのよ、女性の連れの男が立ち上がると、男の連れも立ちあがり、殴り合いが始まりそうなので、日本語でやめろここでは迷惑だ、

表でやれと言うと、王がロシア語に通訳すると、今度は2人の男ずれが真一の傍に来て中国人は引っ込んでいろと言うので、日本人だ表に出ろと言うと、王が通訳すると、生意気なと、

2人が出たのです、


真一も後からついて行くと、いきなり1人の男が殴りかかって来たのでよけて、バンドに装着していた警棒を取り出し、延ばして構えたのです、何かをわめき再び殴りかかって来たの、

で左のふくらはぎをピシ~と打つと、がくっとひざまついたので、肩の後ろを再び打つと、前につんのめったのです、もう1人の男が殴りかかろうとしたので、王が手を捕まえ逆手に、

捻るとひっくり返ったのです、


男が立ち上がろうとするので真一がふくらはぎを打つと、ピシ~と音がして、前のめりに倒れたのです、何かをわめいているので、何と言っているのと聞くと、俺はワインを掛けられ、

た被害者だ、悪いのはあの女だと言っているわと言うので、はずみでやった事だ、酔っ払ったお前が悪いのだ、ワイングラスをテーブルに叩きつけるとは、だから痛い目にあうのさと、

笑うと、


立ち上がろうとしたのですが、足が痺れて立ち上がれません、5分は足が痺れて立ち上がれないぞ、まだやるなら足の骨を砕いてやろうかと言うと、王が通訳したのです、警官が傍に、

きてどうしたんだと言うので、店の支配人が成り行きを説明すると、パスポートをと言うので、真一が見せると、2人の警官が敬礼して日本の外交官の方ですか、これは失礼しました、

と言っていると、王が通訳したのです、


足は痺れているだけだもうじき痺れがなおると通訳してと言うと、王が通訳すると、日本のサムライですねと笑って、さあ立てと立ち上がらせて、連れて行ったので、回りから拍手が、

起きたのです、支配人がさあ騒ぎは治まりました、どうそ中へと言うと、野次馬が店の中に入ったのです、支配人がありがとう御座いました、もう一度中へと言っているわと言うので、

中に入り、


先ほどのテーブルに座ると、シャンパンとビーフジャキーを出して、これは店のおごりだと言っていると言うので、ありがとうと言うと、ごゆつくりと席を離れたのです、王に見事な、

腕だねと言うと、訓練していねのよ、ボスが痛い目にあうと言っていた意味が分かったわ、あの大男がカエルみたいになっていたわ、サムライの技と聞くので、そうだよ、相手をキズ、

つけないで、懲らしめる技だと笑ったのです、


もっとも相手は5分間は痺れがとらないがとシャンパンを飲み干したのです、先ほど絡まれた二人ずれが、ありがとう、ここの代金は払わせてくれと言っているわと王が言うのでケガが、

なくて何よりだ、遠慮なくご馳走になるよと言い、王が通訳するとそれではと自分達の席に戻ったのです、暫く歓談してホテルに戻ると王があの腕なら拳銃はいらないですね、北京、

で渡しますと言ったのです、


それでは明日と言って部屋に入りシャワーを浴びて、ベットに入ったのです、目覚ましで目を覚まし顔を洗い一階のレストランに行くと、王がここよと言うので席に座り、朝食を手食べ、

ると、天気もいいし良いフライトになりますよと言うので、ここから1800kか、さすが中国は広いねと言うと、アメリカと同じで列車で行くと大変ですよ、中国は奥地に行くとまだまだ、

未開発の場所が沢山あります、


年収も安いし、貧困層が多いのです、まずは全国に学校を沢山造って教育する必要があるのですが、今回の騒ぎで何年も後退しています、日本軍がいた時が一番インフラが発達したので、

すから皮肉なもんです、まずはインフラを整備できる人材を作るべきなんですよ、人民解放軍は国が貧しいので、人数ばかり多くて、食料にもことかく始末です、少しでもGNPを上げ国、

の税収を上げなければなりません、


どこの国も役人の賄賂はあるのですが、中国はとてもひどい有様です、これにもメスを入れなければと、政府の幹部は思っているのですが、政治局員ですら賄賂を取っている者がいるの、

ですから、話にならないのですと言ったのです、朝食が終ると鈴木が向かえに来たので、荷物と車に乗り込みウラジ国際空港に向かったのです、ソ連の民間航空機に搭乗して一路北京に、

向かったのです、


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る