ミクロラスボラ・ブルーネオン(クボタイ)
一般的にはブルーネオンと呼ばれているが、正式な名称である学名上はミクロラスボラ・クボタイである。
前回、水草水槽向きと紹介したホラダンディア・アツコレイリーに似たサカナ。
こちらは本種の持つ体色も楽しめるという意味で違いがある。
透明に近い体に内蔵や背骨が黄緑色の蛍光色に光って見える。さらに調子が良いと背骨よりも上部が青紫色になることが本種の名前の由来。
金色になる個体がいるらしいが、細かいことは不明。ただし、ホラダンディア・アツコレイリーが成熟すると金色になることから、混泳環境下では近い種類であることから金色化するのかもしれない。
本種はれっきとしたラスボラの仲間かつ、ミクロラスボラの名を持つサカナである。よって、ミクロラスボラの仲間と勘違いされていたダニオの仲間であるハナビやエリスロミクロンとはコイの仲間ではあるものの、細かい区分分けをすると遠い親戚のようなモノになるので水槽環境が良ければ群れることもあるかもしれない。
混泳は容易。見た目の違う種類とは基本争わないし、同種間でも追いかけ合うようなことはあっても傷つけあうことはない。なので本種の投入によって水槽のバランスが大きく崩れるようなことはないと思うが本種のことを考えるに、ある程度群れて泳ぎたがるサカナと思われることから、まとまった数の投入を勧める。
おまけとして、ホラダンディア・アツコレイリーが暗い中、照明によって照らされる水草水槽で映えるサカナであるのに対して、本種は元の体色もあって日中の自然光でも楽しめるサカナといえる。
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