クラブ内恋愛

@hirotomoki

第1話

俺は、某有名私学大学のバスケットボール部の一年生。

バスケなんてしたこともなかったし、運動音痴な俺には体育会なんて

縁のないところだった。

そんな俺が、バスケ部に入部したのは、入学式の後で

偶然見つけた俺のタイプ、どストライクの人がいたからだ。

そう僕は、男が好きなゲイなのだ。

中学生の頃から男が好きだと自覚するようになって

高校は男子校を選んだが、いい出会いはなかった。

早速バスケ部の受付に行って入部の申込をした。

「バスケの経験は?」「背低いね」とかネガティブな質問に

「スタッフで頑張ります」「チームメイトと仲良くなる自信あります」

とか言ってると、タイプの人が「どうしたんだ?」と受付の人に聞いてきた。

「あっキャプテン、いえこいつバスケ経験ないって」

「いいじゃないか、入部してから覚えたら」と助け船を出してくれた。

タイプの人に助け船出してもらった上にキャプテンとわかり天にも昇る気持ちで

「ありがとうございます。頑張ります」と言うと

「頑張れよ。ところで名前は?」

「えっとトウゴウヒロヤです」

「俺は、スズキトモヤ、よろしくな」と握手された。

「ハイ」って返事すると「元気いいな」って頭撫でられどぎまぎした。

クラブ活動でわかったことは、トモヤ先輩は、女子に大人気でクラブ活動中は

コートの周りは女子でいっぱいで先輩がシュート決める度に黄色悲鳴が起こった。

先輩が、コートを去ると女子も帰る。

この時が、先輩と仲良くなるチャンスとばかり俺は先輩にタオルと

お茶の入ったペットボトルを差し出す。

「おっサンキュー!気がきくな。

先輩に気に入ってもらたみたいでうれしくてこの仕事続けようと思った。

先輩は、それからバスケ初心者の俺におんとに手取り足取り指導をしてくれた。

運動音痴な俺に諦めないで見守ってくれ俺は先輩のことますます好きになっていった。

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