2-3rd. ED 開眼

「あ~ん、トシのマヌケ! また、あいつの文字足らずをまた見ることになるなんて……」


 ライジング・ノベライズ、エリア予選一回戦の2nd.EDが終了した頃。時を同じくして、スタジアムのロビーでは姫奈ひなが天馬と同じ残悔の声をあげる。


 一回戦すべての様子は、ロビー中央のホログラム・モニターでライブ中継されていた。姫奈と同じようにノベライズの様子を閲覧する者が数十人。学生服姿の者から顧問らしき学校関係者、そして、メディア関係と思われる者もいた。


 特に真剣に目を光らせている者たちはおそらく、既に一回戦を突破したノベライザーだろう。情報収集を兼ねて注目しているのは、やはり優勝候補の筆頭、皇義 莱斗のノベライズである。異色ながらトシと剛池のノベライズに目を向ける者は殆どいない。


「あの拳法ノベライザー、普通に強いじゃん。誰だよ、ノベライズ・パフォーマーっぽいから一回戦は楽勝とか言ってたのは……って、私じゃん!」


 トシが逆転された状況に動揺した姫奈は、何とかその気持ちを払おうと、一人ノリつっこみをするも晴れず。そんな時、走る足音が近付いてきた。


「やっと着いた……」


 両膝を抑えながらその場で息を荒げる一人の制服姿の女子。結わえられたポニーテールにより、うなじに一筋の汗が光る。


 姫奈は見覚えある制服だが、どこの学校だろうと思いながらその女子を見ると、こちらを向き彼女と目が合った。


「すみません。ノベライズの試合ってまだやってますか?」

「へ? ちょうど今、2nd.EDが終わったところだよ」


 彼女は姫奈に無言で軽く頭を下げると、誰かを探すようにモニターを目で追った。


    ■


 3rd.EDの開始合図の瞬間と同時に剛池はトシのニヤリと笑った顔を見た。

 それは強がりでも諦めでもなく、このノベライズという戦いの高揚よろこびを噛み締めている顔だった。


 かつて、極めんとした拳法で出会った幾人ものライバルたちと同じ気配をトシから感じた。自分が今選んだ道は間違いではなかったと、剛池もまた高揚たのしみを覚えるのであった。


「かぁあ嗚呼々々!!!」


 筆者の技と闘志が完全同調した磐誇ばんこたる護攻拳ごこうけん ガディア・バルドムは、2nd.EDの終了直前、一時停止の映像が再び動き出したように猛襲を繰り出していた。


 トシにタイピングを集中させる隙を与えないこの強攻戦法だが、これは決して意図的な妨害でなければ、小細工でもない。剛池は純粋に己の磨き上げた技を小説にぶつけているだけだった。


 カタ…………カタ…………


 3rd.EDも折り返しを過ぎた時だ。勝利を意識せず、有利を奢らず、このまま愚直に自分の技と流れで小説を書き続けることだけに専念すれば……そう思う剛池だったが、小さな音が隙間を抜けるように耳に届いた。


 なんだ……? ペースを崩さないように剛池は一瞬だけ音のする方を注視する。音の正体はトシのキーボードを用いた高速タイピングだった。


 昔の映画や漫画でしか見たことない存在にゅうりょくに最初こそ驚いたが、2nd.EDではまったく気にならなかった文化の遺物。何故、再び意識するようになったのか。それは音の変化にあった。


 打撃音……ではなく、鍵打音の勢いと力強さが今までとは段違いだった。決して気のせいではない。小雨から徐々に激しくなる豪雨のように確実に剛池の聴力を侵食する。他のノベライザーであれば微塵も気付かなかったかもしれないが、格闘家として研ぎ澄まされた感性を持つ剛池だからこそ反応したのだ。


 それから剛池は、執筆中の刹那の隙を窺っては何度かトシの姿を垣間見る。常に前傾による前髪で表情が判断できなかったが、あることに気付いた。


 野鐘の奴、もしかして画面を見てないのか……?


 剛池の予想は的中していた。トシは、3rd.EDの開始直後から一度も画面を見ていない。それどころか目を開けてすらいなかった。


 それでまともに文章が打てるのか? 少し手元がずれたらどうなると思ってる? 剛池はそのハイリスクにほんの少しだけ畏怖の念を抱きそうになるも払いのける。


「トシのやつ。とんでもない技を見せてくれるぜ……」


 校内選抜の時以上に激しい烈火の如くタイピング。それに驚きを隠せないのは剛池だけではない。天馬も同じだった。ガディアの砕けぬ物などない鉄拳も、すべてを切り裂く剣脚けんきゃくも、質量を持たない限り、見てもらえぬ相手には何の効果もない。


「……剛池の奴もまさか、ノベライズで心眼に出くわすとは思わなかっただろうな」


 ─ 疾筆夢想しっぴつむそう ─ ブリンカー・ライズ

 感触が極微弱な静電気しかないホログラム・キーボードでは成し得ない、鍵打感あるキーボードだからこそ可能としたトシの筆刷技ひっさつわざである。


 そして、その時は訪れた。反撃の狼煙が豪火へと変わる瞬間が。


 ウォオオオオオオオオオオ!


 トシのスマホから幾つも連なった鉄槌が吹き出るように伸びる。鋸斬のような大剣だった。そして、炎の渦とともに西洋の武神とも例えよう巨体が姿を現す。トシのソウル・ライドだ。


―― 創誓そうせい突覇皇とっぱこう ジーク・ブレイカー ――


 それは模様というにはあまりにも荒々しい傷跡を聚合させたような、灼熱色の鎧を纏った豪騎士。身の丈以上ある鋸斬のこぎりの形をした大剣の一刃一刃が鉄槌の破壊力を臭わせる。その巨大な赤き影が今、暴闘する黒塊こっかいの巨人を打ち砕かんと立ち塞がる。


「そんなもんで、ガディアを止められるもんならやってみろ!」


 剛池は一瞬も怯むことなく、果敢に闘筆を見せる。トシのソウル・ライドであるジーク・ブレイカーは、ガディアの攻撃をことごとく、受け止めていた。


「守りは任せた、ジーク!」


 トシはこの時を待っていたとばかりに開眼する。速度は衰えないが、文書画面が視界に入ることで鍵打音が若干、柔らかくなった。


 ソウル・ライドは、筆者のノベライズ・ハイが持続する限り消滅することはない。また、攻撃と違って防御はセミオートとなっており、そこに存在するだけで、少し視線を送るだけもで、ガディアの殆どの攻撃から執筆を守ってくれるのだ。


 ノベライズでは、双方のソウルライドが発動しても、執筆に集中するあまり対峙するだけや一方的な攻撃、または防御に観客からブーイングが起こることもあるのだが、トシもノベライザーとして少しばかり観客と相手の流儀に応える。


「あれは……三戦さんちん!」


 ジークが大剣をへと突き刺しとった構えに剛池は驚嘆の声を漏らす。


 三戦……空手道の基本であり究極の守りの構え。呼吸の制御により完全形となったこの構えは、前、左右、三方向からのあらゆる攻撃を耐えると言われる。


《さんちん!》 《まさかのサンチン笑笑笑》 《拳法vs空手きた!?》

「これじゃあいつまるでノベライズ・パフォーマーだな」


 天馬は思わず、流れてきたコメントと一帯になった感想をこぼす。先ほどまで見せていた焦りはない。余裕の笑みすら浮かべたまま、3rd.EDのアウト・ライズまで、ガディアの猛攻を静かに耐えるジークとトシを見ていた。


 果たしてここで勝負が決してしまうのか。天馬と姫奈は相反する表情でアナライズの結果を祈る。


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1【MASATOSHI – NOGANE】

字数:14,052 整合率:90% chein (R)ize Novel release


2【DAICHI – GOUNOIKE】

字数:11,302 整合率:93% chein (R)ize Novel release

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「ギリギリ条件クリア……やったなトシ! 駄目かと思ったが信じてたぞ!」


 どっちだよ天馬! トシはそう思いながらも、その危機・極限状態での作戦を成し遂げたことへの達成感に興奮を押さえられずにいた。


「チェイン・ライズってことは……あの野郎、2nd.EDで没になったラ・ノベを目をつぶった状態で打ち直して、それどころか一気に書き上げやがったのか!」


 トシの恐るべき身体能力と学習能力を見せ付けられた剛池は、焦りの表情を浮かべる。


『3rd.ED:ジャッジ・ライズ……先攻、野鐘 昇利』

『チェイン・ライズ・ノベル【黒ネジ鬼気一発】②』


「へへへ……ちょうど続きが気になってたってなもんよ!こいや!」


 こんなに胸が踊る相手はアレ以来だぜ……!

 剛池は眉をしかめながらも、笑い顔で構えを見せた。そして、STIの結果は……【EX:エクセレント 4ポイント】を弾き出した。


『おっと!第5ルームでついに初のEX(エクセレント)が出ました!野鐘選手に4ポイントが入ります!』


「天馬……手っ!」

「お、おう!」


 希望の火となる最高得点を灯したトシは、手の平を軽く上げながら天馬にも同じポーズを求める。そして、軽快なタッチ音が炸裂した。


 トシのライズ・ノベルを刷読さつどくしてから俯きながら震えていた剛池は、二人の拍音に覚醒するかのように顔をあげる。


「やるじゃねえか……おもしれえ……!すっげえ、おもしれえ!とにかくおもしれえ!」


 明瞭簡潔な言葉で感想を連ねる剛池。その表情は清々しく、ノベライザーとしてではなく、一人の読者の顔だった。


「だけど、喜ぶのはまだ早いぜ野鐘。ここで4ポイントを取れば俺の勝ちだ!」


 その通りである。まだ剛池のジャッジ・ライズが残っているのだ。剛池の願いはもちろん、このEDでの決着。しかし、もうひとつの欲が心の奥底でふつふつと湧き上がる。それは……


「野鐘!俺はお前の物語が読み足りねえ!もっとノベライズを楽しみてえ!」


 僕もだよ、剛池さん。だけど……。

 先ほど見せた熱い喜びとは裏腹、トシの表情はどこか重たい。天馬もそこはかとなく、それを感じ取っていた。


『3rd.ED:ジャッジ・ライズ……後攻、剛池 大地』

『チェイン・ライズ・ノベル【隻腕の合成獣士】③』


 剛池は三度、STIに変換した痛快なダーク・ファンタジーをぶつけてくる。荒々しくも彼らしいストレートなメッセージ性。トシは彼を純粋なノベライザーとして、格闘家として尊敬でき──

 

 急に全身が心臓になったような鼓動がトシを襲った。

 天馬との校内選抜戦ノベライズの時にも似た、しかしまったく異なる”映像”がトシの中になだれ込んでくる。


 傷みと熱さに伴う苦痛。閉ざされた未来。果てしなく広がる虚無。約束と決意から生まれた道標──


「わぁああああぁあぁぁッ!」 

「どうした、トシ!」


 トシは叫び声をあげながら。あと退りをして膝をつく。

その異変に天馬が駆け寄り、肩と背中を押さえながら屈んだ。


「何があったんだ野鐘。まさか、このまま倒れたりしねえよな……?」


 剛池は息吹で態勢を整えつつ、デスクが陰となり、視界から消えた二人の様子を懸念する。出会ってわずか60分ほどだが、もはや彼にとってもトシはただのノベライズ相手ではなく、好敵手ライバルであり、ふでを交えた友となりつつあった。なお、3rd.EDの結果は、またしても【RP:リスペクト 2ポイント】惜しくも決勝点には至らなかった。


3rd.ED

【NOGANE:8― 9:GOUNOIKE】


「いけるはずだ……この勝負、絶対に負けねえ。ネクスト・ライズ!」

かぁああああああああ!

 

 剛池はソウル・ライドとともに4th.EDに備えて構えをとった。


「やれるか……トシ?」

「大丈夫だよ、天馬……一回戦突破のお祝いは売店のアイスでいいよ。ネクスト・ライズ!」


 そう微笑むトシだが、ソウル・ライドは維持しつつも明らかに憔悴している。しかし、天馬は何も言わずに微笑を浮かべて軽く肩を叩いて送り出した。


『それでは、4th.EDに入ります! 3rd.EDで第2、第6ルームは決着がついております。残す4組の中で2回戦に進出するのは誰なのか!注目必至です!』


 少しずつ刻まれるカウントダウンのなか、トシと剛池、各々のノベライズに賭けた想いが駆け巡る。しかし、その行き着く答えだけは二人とも同じだった。それはもちろん「この勝負に必ず勝つ」という断固たる決意である。


『ゴォオオオオ・ライズ!!』


    ■


 格闘家であれば強くなりたいという願いは、自分の為であれ、他人の為であれ、信仰に近いものがある。拳・足・心に力が宿る喜びは何ものにも代え難い、己が積み重ねた証と誇りである。


 ノベライズは最高だ。どんな技を相手にぶつけても反則にはならねえんだからよ。だからこそ、お前にすべてを出し尽くせる……!


 剛池は、拳こそないが、指と創造力をキーボードにぶつけて物語を紡ぐ目の前の格闘家に尊敬の念を抱いていた。


 ルールが存在する拳法においては守らなければならない手がある。それは相手を壊してはならないことだ。だが、剛池の一撃はどれも視覚や聴覚、最悪は生命を脅かす危険があるものばかりだが、剛池はその抜いてはならない刀身を強敵に繰り出していた。


 ソウル・ライドという壁があるからこそ叶う、全身全霊を費やした物語で相手を倒すことが礼儀であると剛池は悟ったのだ。


 それに俺はまだ、何も成し遂げちゃいねえ……!


「トシのやつ、そろそろ……いや、すでに限界を超えてるか?」


 3rd.EDのジャッジ・ライズで見せたトシの異変。天馬は以前に自分とのノベライズ中にも見せたあの反応に危惧していた。システムエラーかそれとも何かの症状か。いずれにせよ、STIが絡んでいることは間違いない。


 それよりも、今は次のジャッジ・ライズが問題である。トシが3rd.EDで見せた【黒ネジ鬼気一発】②だが、あれは文字数の多さも相成り、物語序盤の見せ場を一気に放出できたのがEXに繋がったと言える。


 次のジャッジ・ライズで4ポイント取れるのか……?


 現在の状況は【NOGANE:8― 9:GOUNOIKE】で剛池が1ポイントリード。このEDでペナルティが発生せず、剛池がEX(4ポイント)を取った時点でトシの敗北が決する。また、剛池がRP(2ポイント)だったとしても、トシがEX(4ポイント)を獲得しなければ勝利はないのだ。


 剛池の作品が【BM:ブックマーク・1ポイント】となる可能性もなくはないが、剛池の安定した筆力を見るに、まずRP未満の勢い切れはないとトシも天馬も予想していた。


 続編でも新作でも、EXに値するだけの見せ場と感銘を与えるのは至難である。天馬はただ息を飲んで、灼熱の武人と黒鋼の巨人が衝突するのを見守ることしかできなかった。


「エンド・ライズだ!」


 およそ一分を残したところで、先に執筆終了を告げたのは剛池だった。流石の拳法の達人も、息が上がっている。このEDで終わらせようと、持てる力を出し切った。


「エンド・ライズ……!」


 続いてトシも終了を告げる。両者ともに制限時間いっぱいではなく、区切りのよいところで終わらせたのだ。そして、数十秒後に4th.ED終了の合図が鳴った。


『4th.ED終了です!これよりアナライズに移ります!果たして何組のノベライズが決着を迎えるのでしょうか。それとも最終EDに続くのか!』


「頼むからもう、終わりにしてくれ。俺はもう箸を握る力もねえぞ!」

「僕も、これ以上は書けないよ。許して……」


 床に大の字で倒れ込んだ剛池とデスクに伏せたトシは、互いに満足げな苦笑いを交わしながらぼやく。


『えーっと……野鐘選手と剛池選手。申し訳ないですが、アナライズとジャッジ・ライズの時は起きててくれないでしょうか……』


 困惑するアナウンスに従い二人は立ち上がる。一瞬だが、死力を尽くせたことがすべてで、もう結果などどうでもよかったのかもしれない。


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1【DAICHI – GOUNOIKE】

字数:11,744 整合率:94% chein (R)ize Novel release


2【MASATOSHI – NOGANE】

字数:12,156 整合率:95% turning (R)ize Novel release

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 アナライズは二人とも条件クリア。トシは字数、整合率ともに不安定だが、剛池はEDを重ねる毎に着実に精度が高まっていた。あれだけの動きの中、ノベライズ初心者とは思えない安定した実力と成長を見せていた。


 ターニング・ライズ。ここに来て新作で打って出るか……。

 天馬は固唾を飲みこむ。


『4th.ED:ジャッジ・ライズ……先攻、剛池 大地』

『チェイン・ライズ・ノベル【隻腕の合成獣士】④』


「四度目の正直……今度こそエクセレントを決めてやれ、カイン!」


 剛池はソウル・ライドと同じく戦い抜いた、もう一つの分身である合成獣の名を呼ぶ。


 STIの結果は…………【RP:リスペクト 2ポイント】残念ながら、四度目の同評価に終わった。


「くそっ!俺の物語じゃ駄目なのか!!」


 剛池はふがいなさをぶつけるように、力いっぱい拳を床に落とす。


「そんなこと……」

「やめとけ、トシ。今はあいつ自身に答えを見つけさせてやれ」


 天馬は、剛池のラ・ノベは決してレベルの低い物じゃない、と言おうとしたトシを制止する。天馬も同じ声をかけたい気持ちだった。初心者が4ED連続でRPを継続するのは並の才能ではない。


 だからこそ、自分でその壁を乗り越えてほしいと天馬は思ったのだ。自分は戦わずとも、同じノベライザーとしてこの男の成長を見たくなった。


『4th.ED:ジャッジ・ライズ……後攻、野鐘 昇利』


 いよいよ、一回戦の終わりを飾る、トシのジャッジ・ライズが訪れる。状況は【NOGANE:8― 11:GOUNOIKE】 トシが勝利するにはEX(4ポイント)を取るしかなかった。


「剛池さん。あなたにこのライズ・ノベルをぶつけます!」


『ターニング・ライズ・ノベル【ゴーレムちゃんは、カルシウムが足りないの】 』


「………………」

「………………」

「………………」

『な、なんじゃそりゃあああああああああああ!』


 剛池と天馬、それとロビーにいる姫奈の三人の息の合ったツッコミがスタジアムに響き渡った。

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