応援コメント

「怪獣総進撃」(1968)……東宝怪獣オールスター、ここに集結!」への応援コメント

  • 第一作以上に大好きなゴジラ映画です。死んだら棺に総進撃と嵐と世界大戦争を入れて貰って焼いて欲しいと思います。

    80年代にテレビでやっていたのはタイトルだけ総進撃で、中身はゴジラ電撃大作戦といった物で、エンディングの余韻ぶっ壊しでした。

    どうでもいい話ですが、マンダがモノレールを破壊するシーン、操演スゲエって何回も見てると、画面左側の路上の小さい鉄塔がポコって倒れるんですよ。複雑な操演をやった結果、想わぬ角度のミニチュアに当たってしまったんだろうなあって、むしろ感慨深く思ってしまいました。

    未資料フィルム収録のゴジラ対マンダ、高画質で見たいものです。

  • こんばんは。
    「怪獣総進撃」は元々はゴジラ映画最終作になる予定の映画で、最終的に怪獣と人間の行き着く先を描いているようですね。動物園で飼われているようになってしまった怪獣達の姿に不満の方が多いようですが、人間にしてみれば怪獣を傷つけずにその力を抑えるにはこれしか無かったと思います。怪獣達を眠りから覚ましてしまったのは人間ですが、故意にやった訳ではありませんし、怪獣達を攻撃したくてしているのではありません。人間だって自分達の生活を守らなければいけないのですから。

    でも映画を最後まで観ていると「怪獣達の管理」を勧めているのでは無い事に気づきます。ラストの怪獣達の様子を見ていると、全ての管理システムが壊れた怪獣ランドに自分達から帰ったように見えます。管理やコントロール無しでもここで生きていくと言っているように見えました。
    思えば怪獣ランドという楽園を提供されていた時分から、すでに怪獣達は人間に対して理解を示していたものと思われます。キラアク星人との最終決戦に赴くSY-3号を見上げている怪獣達の様子は、自分達が加勢に行けない事を悲しんでいるように見えます。アンギラスに至っては始終俯き加減で、まるで泣いているみたい。
    この頃のゴジラさんは大分性格が丸くなっていると思われますので、人間を敵と見なす事は無いでしょう。事件の後は怪獣達は管理されないし、人間達も管理しない共存世界の実現。これが昭和ゴジラシリーズの最終的なテーマだと思います。
    http://plaza.rakuten.co.jp/achachan

    作者からの返信

    「人が怪獣を管理することの傲慢さ」がこの作品の裏テーマですね
    管理から解放された怪獣が人類を救う、という展開に皮肉が効いています
    「怪獣との共存」という命題は色々な特撮作品で扱われますが、答えのひとつがここで示されているのかもしれません