応援コメント

「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」(1967)……ゴジラ、南の島でパパになる」への応援コメント

  •  怪獣映画再評価の1980年代頭では色々批判された本作ですが、見る機会が増えるに連れて「あれ?これ傑作なんじゃね?」ってファンが増えた作品です。
     本編がマジメなんですよね、福田監督作品なのに。福田さんすみません。でやっぱりいい味出しているのが土屋嘉男。シャーベット計画のテーマも軽妙な名曲です。

     特撮もカマキラスが飛んでゴジラが放射能吐いて腕が焼き千切れて回転しながら主人公たちの近くに飛んで来るなんてアクロバティックなシーンをテンポ良く見せる。
     日本特撮は釣りがいけない、なんていう奴は一遍本作を見ろや!って息巻いていたのも半世紀近く昔の話です。

  • こんばんは。
    カマキラスは「ゴジラの息子」の中で、強烈なインパクトを放っている怪獣ですね。憎たらしいけど、お茶目で可愛い♪というやつでしょうか(笑)。
    あの3匹のカマキラスは、兄弟なのか?仲間同士なのか?ともあれ、あの動きを見ていると怪獣同士の会話が聞こえてきそうな程の人間臭さを感じます。
    私は特に、最後まで生き残ったカマキラスが、躊躇するミニラに「掛かって来いよ!」と言わんばかりに右手の槍で手招きしているのが最高♪(笑)。あの仕草を見ていると、表情の無いはずのカマキラスが何だか薄ら笑いを浮かべているような気がします。操演だけでここまで命を吹き込むなんて、操演スタッフの技は正に「神技」です。
    エビラにしてもガイガンにしてもメガロにしても、何故か仕草がお茶目で怪獣同士の会話が浮かんでしまうのですが、怪獣擬人化は見ていて楽しいですね(賛否両論でしょうけど)。

    思えばカマキラスは、ゾルゲル島に人間かミニラ、どちらかさえいなければ生まれる事は無かった存在なんですよね。哀れを誘わないのは、やはり「いじめる」系のキャラクター故でしょうか?
    http://plaza.rakuten.co.jp/achachan

    作者からの返信

    虫系の怪獣は海外作品でも登場しますが、どれも無感情で不気味な感じ
    それに対してカマキラスはどことなく愛嬌を感じられますね
    日本のセンスと海外のセンスの違いでしょうか
    逆にクモンガはひたすら不気味で、それが最終決戦に緊迫感を生んでいました