応援コメント

「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」(1966)……巨人同士の果てしなき死闘」への応援コメント

  • 何が驚きかっていうと、決定稿までメーサー車が登場していない事。
    実に短期で第三の主役を忽然と誕生させてしまえるのが、やはり当時の映画陣のパワーの凄い所です。
    ガイガンで燃やされた大サイズのメーサーの残骸を第二回特撮大会で見た時の衝撃を忘れられない。
    ついでに、「ビルマの竪琴」を見た時、骨壺を持った僧侶の行進の曲がサンガイマーチと同一主題だったのを知った時も衝撃的でした。

  • こんばんは。
    初めてのゴジラ映画以外に対するコメントです。
    「サンダ対ガイラ」は前作の姉妹編という事で、前作と同じ流れの部分はあるけど完全な続編という訳では無い作品。攻撃されるガイラを助けるサンダを見て分る通り、彼らは最初から敵対していた訳では無く、人間に対する価値の違いで争う事になります。

    ガイラを手厚く介護するサンダの様子に、彼の「弟」に対する愛情を感じ、温かい気持ちにさせられるだけに後に来る悲劇が際立って感じます。独りぼっちで生きてきた彼らにとって「兄弟」というか「同種族」との出会いは、驚きと同時に喜びでもあったと思いますから。
    サンダにしてみれば、人間を襲うのをやめない「弟」の所業に嘆き、ガイラにしてみれば、どうして「兄」は例の2本足の生き物の事になるとムキになるのか分らない。彼らは争いながらも、お互い苦しんでいたに違いありません。そう思うと、この悲しい「兄弟」を作り出した人間の罪深さを痛感してしまいます。

    この物語を見て思った事は、人間にとって不死身の肉体なんかより兄弟・同族が仲良く生きていける幸せの方が一番大切なのだという事です。私達もコミュニケーションの輪を広げる為に、色々な人達と仲良くしていきたいですね。
    http://plaza.rakuten.co.jp/achachan

    作者からの返信

    両者の戦い事態も悲劇的ですが、決着がつくでもなく和解するでもなく二人とも火山の噴火に飲まれてEND、という結末も、何とも言えずやりきれないものがありますね
    あの凄惨な戦いを止められるのはもはや自然の力、つまりは神の意志くらいしかなかったと……

    というかタイトルを「人食い巨人同士の果てしなき死闘」にしちゃったけどサンダは人食ってないですね
    ごめんねサンダ