応援コメント

「大怪獣決闘ガメラ対バルゴン」(1966)……大人向けな雰囲気ただよう昭和ガメラ第二作」への応援コメント

  • 大俳優決戦と仲間内では語っています。前作では少年を救った藤山浩二、バイラスでは「子供を見捨てられないので降伏」と言った夏木章の、怪獣を凌ぐ欲望ドロドロバトルが最大の見どころです(嘘)。
    しかし何気にビール瓶チョップかます江波杏子が一番狂暴なのでは?

  • 待ってました!「ガメラ対バルゴン」
    当時小学生になったばかりの私が、母親にせがんで初めて映画館に見に行った作品ですね。
    ちなみに同時上映が「大魔人」でした。

    ガメラ対バルゴンは、とても内容的には子供向けとは思えぬ濃いストーリーで、男たちの欲望、裏切り、エゴイズムが剥き出しにこれでもかと描かれ、恐ろしささえ覚える作品。…しかしそれが日本に上陸し暴れまわるバルゴン対策に苦慮する人々と実にうまくリンクしながら進行するストーリー展開を見せ、結果的に昭和ガメラシリーズの最高傑作と言って良い作品になったと思います。

    ガメラ作品の面白さの特徴として、逆転の発想が挙げられますよね。例えば…

    カメが空を飛ぶ。
    北極生まれのガメラの武器は火炎を吐くこと。
    熱帯ニューギニア生まれのバルゴンの武器は冷凍液を吐くこと。
    ワニみたいなトカゲみたいな姿態のバルゴンは水に潜れないのが弱点。
    …など。

    この作品の設定では両怪獣ともいわゆる「人間の味方、正義の怪獣」ではなかったので、封切前に懸賞付きのクイズ企画があったんですよ。
    「ガメラ対バルゴン、勝つのはどっちか?」
    という内容。
    私は当てました。…何かもらったかどうかはもう覚えてませんけど。

    この作品はその後、何度もテレビでも放映されましたが、船医役の藤岡琢也が良い味を出してました。

    名作です。

    作者からの返信

    対バルゴンの時に小学生だったとは、かなり古参の怪獣ファンの方ですね~
    子供受けは良くなかった、みたいな話もよく聞きますけど実際のとこどうだったんでしょう

    >逆転の発想
    これがやっぱり東宝怪獣にはない強烈な個性を生んでいるんでしょうね
    バルゴン、ギャオス、ギロン等々、今でも唯一無二の存在ですね