応援コメント

「三大怪獣地球最大の決戦」(1964)……宇宙超怪獣キングギドラ降臨」への応援コメント

  • その昔キングレコードから「SF特撮映画音楽全集」というLPレコードが発売された際、ジャケットにまだ金色でなかったギドラのカラースチールがデンと載っていて、そんな写真が存在した事に驚いたものでした。

    「金星って、アフリカか?」は海底軍艦の「ムー帝国?アフリカですか?」と並ぶ時代ネタでしたね。

    若林明子さん。数十年前お会いする機会があったのですが、とても綺麗な方でした。当時の砧撮影所ってスゴかったんだろうなあ。

  • こんばんは。
    「三大怪獣 地球最大の決戦」はモスラを通じて、初めて怪獣と人間の間に相互理解のきっかけが生まれるのですよね。
    「勝手にしやがれ」「人間は我々をいじめている」等のゴジラ&ラドンの言葉に「分からず屋」のコメントを発した新藤刑事。もし彼に怪獣語が分かりゴジラ達の説得をしたとしたらモスラ以上に真理をついたものになるのでは?何と言ってもハードボイルド・Gメン75ですから(笑)。
    「オレ達は何をしたという訳でも無いんだぞ!それなのに攻撃してきやがって!」
    「何をぬけぬけと!お前達の暴挙でどれだけ人間の生活が破壊されていると思っているんだ!」
    「先にオレ達の住処を破壊したのはお前達人間じゃないか!」
    「だったら何をしても良いのか!?人間の中には善良な人達だっているんだぞ!」
    ・・・・・・説得どころか、余計に事を荒立てるかも・・・・・・(汗)。

    「三大怪獣」では怪獣被害に嘆く被災者の姿も描かれていますが、最終戦で被害に遭った村の場合は「怪獣被害」というよりも「戦争被害」ですね。地球を守る為の戦いとはいえ、土地の住民に被害を与えてしまう。後々、アニメや特撮で問題になってくるテーマの素地はこの頃からできていたのですね。複雑です。
    でも、最終的にはモスラの説得で分かってくれたのか、ゴジラもラドンも極力人間世界には手を出さない事にしてくれたようですね。人間側も小美人の説明で分かってくれたのか、キングギドラを追い払った後は怪獣達を攻撃しませんでした。怪獣にも人間にも悪意は無いのですから、相互理解の懸け橋になってくれたモスラと小美人には感謝!です。
    http://plaza.rakuten.co.jp/achachan

    作者からの返信

    宇宙からの脅威によって、人と怪獣が初めて分かり合うわけですね
    ゴジラのヒーロー化を批判する人もいますが、「人間世界と対立怪獣といかに生きるべきか」を模索するのは、やはりゴジラでしか出来ないことだったと思います

    昭和シリーズ、作風はバラバラに見えても「怪獣との共存」へと至る道を描いたひとつのサーガなんでしょうね