応援コメント

「モスラ対ゴジラ」(1964)……空のモスラと陸のゴジラ、初の対決」への応援コメント

  • 海外版、というか日本以外版とも言うべき国連艦隊フロンティア誘導弾対ゴジラのシーンを、高画質シネスコで見たいものですが、今では北米版も日本版に差し替えられて国連艦隊シーンが無かったりする…

  • こんばんは。
    破壊の限りを尽くし、モスラの卵を狙い、モスラの命を奪い、岩島の教師と児童達を恐怖させた事でシリーズ中でも完全な悪役扱いをされている「モスラ対ゴジラ」のゴジラ。
    泥の中にモコンと埋まった状態だったのが可愛いですが(笑)、このまま眠ったままだったらゴジラの上に工業地帯ができていたのですね(目覚めて良かったね、ゴジラちゃん)。
    初期の頃はゴジラは人間の味方では無かった事をこの映画で知りましたが、劇中の彼の行動を見ているとそれほど悪役には見えません。ただ本能のままに進行しているだけで壊すつもりで壊している訳では無く、手向かいする者だけに攻撃を仕掛けているように見えます。モスラの卵も、ただ興味があって近づいて行っただけなのかもしれません。
    モスラも卵を守る為とはいえ、ゴジラを殺したくは無かったかもしれません。その思いが幼虫達に通じたからこそ、ゴジラは生かされたのだと思います(まあ、幼虫のうちは殺傷能力は無いと思いますが)。

    この映画ではインファント島民の人間不信も描かれていますが、そんな中に丸腰でモスラの協力を頼みに行った3人は本当に勇気があると思います。島の外には悪人だけで無く善人もいる。これは勇気を出して触れ合わないと伝わらない事です。3人の思いが切実だったからこそモスラは力を貸してくれたのだと思います。本当の人間不信の無い世の中を作るのは、まだまだ難しいと思いますが。
    http://plaza.rakuten.co.jp/achachan

    作者からの返信

    昭和シリーズにおいてひたすらに野性的なゴジラを見られる作品は、実は貴重でした
    初代ゴジラとは別のベクトルの恐ろしさを持っているゴジラだと思います
    モスラとゴジラの対比構造も奥深く、初期の名作ですね