ワクチン打たないんですか?
記)エッフさん!エッフさん!このエッセイ完結済みにしてる場合じゃないですよ!!
エ)え?
記)このシリーズ、あなたのメイン日記である「浮世に浮く男」よりコンスタントにPVを獲得してるでお馴染みのシリーズなんですよ。もう少し連載しましょうよ。
エ)もう前の取材から1年ですか?
記)はい。でも、ジョージアガイドストーンと、あの中国の洞窟のが断トツで観られてます。
エ)あらあら。あれだけバズってるんですね。都市伝説と謎はやっぱ人気なんだなあ。今でも。
記)そんなことよりも大変なんですよ世の中。「人生2週目」とか言ってる場合じゃないんですよ。コロナ大流行ですよ。ぼけーっとして、スマブラばっかりやって。打ったんですか?ワクチン。
エ)打ってない。打てっていう周囲からの圧をすごい感じてるけど。
記)ワクチンについて、エッフさんの見解を聞きたくて。これだけ、安定して見られているインタビューですから、気になる読者もいると思うんですよ。
エ)私は現状、政府からの命令として来ない限りは打たない予定ですよ。
記)多くの著名人とりわけ賢いとされている人がワクチン推奨の中、どういう意図でそのような決断をされているのでしょうか。
エ)その、怖いという感情がゼロかといわれたら、ゼロじゃないです。でも、怖いから打たないっていうのではないですかね。まあ、なんでしょう。他人の安心のためにと言われれば打つしかないんですけど、自分の身は自分で面倒見ないといけませんから。ていうか、厳密に覚えているわけではないんですけど、ついこの前までワクチンってどっちかいうと否定的じゃなかったですか?
記)ええと・・・。
エ)最近やたらニュースで聞くなあと思って。ただ、ワクチンそのものに効果はあると思います。かなり。70代前後の人とか打ったほうがいい気が凄くします。これだけ実験されて、世界的にも認められている。ただ、感染を防ぐものではないということですしね。
記)確かに、「ワクチンを打ったからコロナウイルスに感染しない」ということではない。
エ)調べたら、重症化とあとは発症を防ぐということですね。要はウイルスは入ってくるけれども、症状が出ないと。感染と発症って違うんですよね。自分もこのパンデミックが起こるまでちゃんとわかってなくて。まあそれはおいといて。ワクチンって、打つ打たないですごく考え方がはっきり分かれるというか、「人」が見える気がしていますよ。自分はそっちのほうに注目してます。
記)例えば?
エ)私、まあそこそこ人のたくさんいる職場で一応働いているんですけど、「だから打て」っていう論調で周りから圧力を受けたりするんですよ。いやいや待てと。ワクチンを打っても打たなくても、その職場にいる限りは多くの人に囲まれて仕事をすることに変わりはないわけですよ。もちろん重症化した時のリスクっていうのはありますし、発症したくはありません。ですが、私は基本的に「周りに言われたからやる」という判断だけはしないようにしています。今回のも特にそうで、ワクチンうんぬんとかって科学の話だと思うんですけど、「たくさん人がいるところにいるからワクチンを打て」っていう周りの言い分というのは完全に感情論だと思います。
記)「浮世に浮く男」シリーズも、周りに合わせない言動行動を綴るために書きはじめたものでした。あの時から変わっていないんですね。
エ)はい。あと、簡単に情報がはいるので、専門家でもないのに「ワクチンはどうこう」って素人が簡単に語れる時代です。だから、割と周りの意見は無視してます。それ、誰の受け売り?って感じで。だから正直家族が騒ぎ始めるまでほとんど意識してなかったんです。
記)家族はワクチンを打った。
エ)はい。あの、別に批判じゃないです。効果はあるんですから、私の方が馬鹿な可能性だって十分あります。ただ、私は常に感染対策は欠かしていませんし、外にも殆ど出ていません。常連の弁当屋とパン屋、あとはスーパーに立ち寄る程度で。だからかからないと言っているわけでもないですよ。そこのところ、バランスを欠きたくないところですね。
記)やはりこれはエッフさんとしても難しい問題であると。
エ)はい。というのは、これって人によってまったく状況が変わってくるということなんですよ。年齢によって重症化の確率は跳ね上がりますから。確実に打ったほうがいい人だっているわけです。ただ私は20代なので、重症化の確率は低い。これも事実です。じゃあ20代は打たなくてもええやん、という話でもなくて、基礎疾患なんてあろうものなら今すぐにでも打ったほうがいいのでは、という話になります。
記)つまり周りがどうではなくて、自分自身の判断によって決定すべきことだということですよね。
エ)まあどこかの国みたいに打たなければ・・・という感じで、明らかに社会的不利益を被るなら打つかもしれません。でも、中長期的なリスクが不明っていう点だったり、欧米の人の体格を基準にしてワクチンが作られているという点も個人的には気になっていて。今私が打てそうなワクチンってファイザー製なんですが、あれ量が欧米人向きらしいんですよ。で、打った家族は実を言うと身体的にしっかりしている。体格とかが、ってことです。でも、私って弟や父に比べて10キロ以上体重が軽くて、50キロしかないんです。どう考えても体格にあってない。日本人の平均にすらいってないわけですから。まあそれでいうと、日本人女性に起こった副反応が参照できるっちゃできます。なんなら、「副反応で死ぬわけじゃないんだから」と休めばいいというごり押し作戦もできます。
記)寝たら治るという声もありますものね。副反応。ただ、そういうのを踏まえても打たないと。
エ)まあ、打つのが正解で、あなたは馬鹿だと言われたらそこまでですよ。もう見下すだけ見下してくださいって感じです。要は打った時のリスクと打たなかった時のリスクを天秤にかけて、自分がどう判断するのかという話です。私は今のところ、打たないという判断をしている。ただこれは変わるかもしれません。その時はちゃんと自分の頭で考えて決定した時だと思います。
記)大変な時代になりました。オリンピックもあってますます日本は混迷に向かうような感じがありますが、今後どうなっていくと思いますか。
エ)頑張ってるところもありますけど、政府や自治体にはもう少しきちんと説明するなり、なんなりしてほしいところですね。それをするのが仕事だと思いますので。この一連の動きはみんなの情報処理能力を試すイベントだと思ってます。元も子もないことを言いますけど、ウイルスって自然のもので、人間も自然界の生き物です。人間にはもともとウイルスと戦う力が備わっています。その力を強くするためにはしっかり寝て、水分とって、栄養あるものを食べて、適度に運動する。そういう基本的な力を高めるということもコロナウイルスの流行に限らず必要だと思うんですけどね。だったら無理な労働をやめたほうが健康的なのでは?と。
記)この感染症の一連の動きは、手塚治虫さんが生きていたらブラックジャックの1話になっていたかもしれませんね。
エ)あれやっぱり名作だよね。今読んでも抜群に面白い。ということで、また。
※この記事を書くにあたり、「泉大津市」の市長さんが語っている動画(Youtube)や厚生労働省の資料その他を一応参照しています。間違った内容がありましたら訂正いたします。
ワクチンを推奨する目的も、批判する目的もありません。筆者はあくまで中立で、個人が判断すべきことであるという姿勢です。これを読んだから打たないとか、打つとかそういうものではないということをご理解ください。
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