差別はなくならない?!
記)民度を求めてはいけない場所トップ10には入るであろうインターネットという場所では、差別用語がこれでもかというくらいに飛び交っています。今日のテーマは差別なんですが、エッフさんは差別に対してどういう見方を持っているんでしょうか。
エ)なくなりません。
記)あっさりですね。
エ)そもそも、差別って範囲が広いんですよね。アパルトヘイト政策のようなあからさまな人種差別的なものから、女性差別だ!というところから、障害者差別だ!というところから、あらゆるところに差別ってあるので。どこかがなくなっても、どこかが生き続ける。差別ってプラナリア的な生き物みたいなものだと思います。
記)面白い着眼点ですね。
エ)喉元過ぎれば熱さを忘れるという諺がありますが、自分が直面している差別が差別反対の人達の主張なのではないのかな、というのが個人的な意見です。仮に、差別が解消されると、世界で起こっている別の差別はどうでもよくなるんじゃないかなと。
記)差別というものそのものに反対しているというよりは、自分が直面している差別に抵抗していると。
エ)そうですね。例えば私であれば障害者に対する差別を感じてきましたが、正直「黒人差別」などの話題に関しては接点がなくて疎いですし、自分たちが関わっていくと今度は「アジア人差別」っていうのにも繋がりかねなくて、無限ループだと思ってます。
記)確かにそうかもしれないですね。
エ)話し合いで解決できないのは紛れもなく「言語が違うから」ですから、言語が統一されるということが差別解消の第一歩であろうと個人的には感じています。でも、エスペラント語という言語が国際補助語として「第二の母語」となる理想で作られましたけど結局浸透しなかったことからも、それは難しいですね。
記)フリーターのくせに、中途半端に知識がありますね。
エ)まあ、お互いが「違う生き物」であることを認めることですよね。理解はできないけど認めるっていうことって難しいですけど、それができれば小さいところから差別はなくなっていくと思います。だって、私だってブラック企業で何も考えずに労働してる人を結構ディスってますからね・・・。それはそれで人の人生だってことを認めないといけないと思います。
記)なるほどですね。何事もまずは小さなところから始めないといけないんですね。
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