予言について

記)エッフさん今日は、いつも以上にぶっ飛んだ話をしていきたいです。


エ)ほう。


記)日月神示という本をご存知でしょうか。


エ)いまウィキペディアで見てきました。えー、1944年から1961年にかけて、書かれた本だそうですね。


記)予言書として、東京大空襲や原爆を予測していたとも言われているんですよ。東京が土のようになるとか。これだけではなく、他にも予言書というものって多くありますけど、都市伝説&陰謀論大好きなエッフさんはこういうものに対してどういう感想をお持ちなのかなと思って。


エ)うーん(笑)


記)さしものエッフさんでも難しいでしょうか。


エ)私は、予言は可能だと思いますよ。


記)意外な返事です。


エ)というのも、なんといいますか。説明が難しいんですけど。前、「浮世に浮く男」っていうエッセイで「占い師は心理学に通じている」みたいなことを書いたんですよ。他のエッセイでも書いたと思うんですけど。要はメンタリストとかいますけど、あれ一昔前に彼らが存在していて、「占い」「超能力」って主張すれば通ってただろうなって。


記)ありましたね。


エ)要は、優れた観察力や洞察力を予言として使うことで占いを成立させる。それを、占いとかじゃなくて文章にまとめたものが予言書の類だと考えることはできると思います。もっとも、予言書の類はビジネスとして出版に使いやすいと思います。特に、スピリチュアル系統だとそういうの好きな層っているんで、そこそこ売れる計算がたつってのがそういうのが流行る大きな要素だと思いますね。


記)あくまで現実的な目線なんですね。


エ)はい。ていうか私も「日本は10年もたたない内に移民だらけになる」とか、「AIが福祉の現場にどんどん入る」とか、「北朝鮮はこれから国際社会に普通に入ってくる」とか結構言ってるんですけどね。当たったときは私を崇め奉ってくださいよ。


記)考えておきます。


エ)というか私の大好きな漫画家の一人に手塚治虫さんがいるんですけど、ブラックジャックという作品の中で出版禁止になった「快楽の座」っていう話があって。脳内にスチモシーバーっていうチップを埋め込んで、陰キャだったのをウェイにしようみたいな話があるんですけど(超強引な説明をしている)、あれ普通に予言になってませんか?体内にチップ入れてる人いっぱいいるでしょう、今。


記)確かにそうですね。


エ)ブラックジャックは予言書に入らないんですか?


記)・・・・・。


エ)私も持ってますけど、自動翻訳機も発明されてます。蒟蒻ではないですけど、ドラえもんの「翻訳コンニャク」の再現といっても過言ではないですよね。ドラえもんも予言書ですよある意味(半ギレ)


記)まあ、そういってしまえば・・・。


エ)結局、悪いことが予言されていたとして、それが本当に起こった時にどうするかって自分次第なところあるじゃないですか。南海トラフ巨大地震が起こる起こるって言われてるから、災害に備える。国外に逃亡する。そういう選択肢を取ることができるかとか、自分の身をどう守るかは自分で考えなければいけないってことだと思います。予言の内容がうんぬんという以前の話でね。そこを怠る人は多いと思います。私も災害の少ない地域に住んでるので、災害に対する意識が地元の人に低いのを見て取ってますから。


記)なるほどですね。今回もありがとうございました。


エ)こちらこそ。


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