田舎のバス停で、一人本を読んでいる彼女。季節は夏だと言うのに彼女は全身、暑そうな黒ずくめ。読んでいる本の色まで黒という徹底ぶり。語り部の『僕』は、そんな黒の彼女が妙に気になってしまう。こんな田舎に何しに来たのか?黒によほどのこだわりがあるのか?タイトルに『ラムネ色』と入っているのに、出てきたのは黒ずくめの女性。ラムネ色はいずこへ?と気になった方は読んでみてください。