十二番番目の志士(第三部)13 翌日は掘削現場に関係者が集まり時間になったので司会がそれでは開所式を行いますと言い、石油公社の総裁と高杉が挨拶して、総裁、高杉、五代、島田、石油各社の支


十二番番目の志士(第三部)13


翌日は掘削現場に関係者が集まり時間になったので司会がそれでは開所式を行いますと言い、石油公社の総裁と高杉が挨拶して、総裁、高杉、五代、島田、石油各社の支店長が、

ハサミを入れると、鈴木が石油の開閉ボタンを押しタンクローリーに原油が音を立てて流れ込んだのです、大勢の拍手が起こり皆が握手したのです、暫くしてタンクローリ車、

が満タンになったのでバブルが自動的に閉まって、


車の荷台に初荷の旗がたてられ運転手がエンジンをかけて掘削現場から幹線道路に向かいバレーンの石油積み出し基地に向ったのです、最後に五代が締めを行い、司会がとどこ、

おりなく開所式は終了しましたと閉会を宣言したのです、来賓はへりにのり帰っていったのです、五代がパイプラインの建設の状況を鈴木に聞くと、今日の朝から幹線道路と、

掘削機地の両方から、


工事をはじめましたと報告したのです、暫く歓談して後は鈴木に任せてヘリに乗りホテルに向かったのです、下のカフエに集まると、大使と国際石油の生垣が席に来て準備は整っ、

ています、皇太子も出席するそうです、6時からお祝いのパーテーをやりますと言って、それでは後ほどと2人は帰っていったのです、なんかスムーズに行きすぎて気持ちわるい、

なと島田がいうので、


五代が何もないと言うことはいい事ではないかと言うので、島田のカンはよく当たるからなあ、パーテーで何かが起きなければいいがと言ったのです、取りあえずビールでも飲、

もうとビールを頼んでもう一息だとグラスを合わせたのです、暫く雑談してそれでは着替えて出発しょうと、部屋でシャワーを浴びサツパリして背広に着替えロビーに集まり、

大使館の車で会場に向ったのです、


会場に着きみんなで入口に立ち来賓を向えたのです、時間になり司会が最初に石油公社の総裁を指名すると、最初の掘削で見事に石油を掘り当てたのは前代未聞の事です、わが、

国と日本は益々友好関係を築く事でしょうと挨拶して、ここに皇太子殿下の臨席をたまわっておりますと紹介すると、皇太子殿下が東洋の経済大国と我が王国が強い絆で結ばれ、

る事を希望しますと挨拶したのです、


高杉と五代が挨拶して島田が乾杯の音頭をとりシャンパンで乾杯して宴席に入ったのです、高杉は用心の為だ、五代は右、島田は左の入口付近にいてくれ、侵入者があれば必ず、

入口を塞ぐずだ、そうなった場合僕の合図で飛びかかり武器をとり上げるのだと言ったのです、高杉は皇太子殿下に挨拶に行くと、高杉大臣の事は侍従から聞きましたあのゼロ、

戦のパイロットだったそうですね、


しかもF104も操縦できると聞いています、是非我が空軍にも空戦術を伝授いただきたいというので、機会があればお教えしましょうと握手をしたのです、その時入口が開き天井に、

機関銃を発砲してみんな動くなここは我々が制圧したと言い、入口に2人を残し、真っ直ぐ皇太子殿下のところへ近づき傍にくるとリーダが拳銃を抜いて皇太子に銃口を向けたの、

です、


入口の兵士と隣の兵士が機関銃を客席にむけたのです、高杉がここは日本大使館の主催パーテーだ何をするつもりだと言うと、皇太子は我が手にある1000万ドルを要求すると言い、

お前が日本の大臣だな、我々は日本政府と事は構えないというので、日本主催のパーテーで皇太子を人質に取るのは日本政府への攻撃だというと、なんなら、お前を人質に取り、

金を要求してもいいのだと言うので、


それなら私を人質にとり、他は全て解放しろと言うと、そうは行かない我々はこの皇太子に用があるのだと言うので、どうしてだと聞くと、皇太子はイスラエルと親しくしており、

イスラエルに多くの石油を供給している、我々はイスラム原理主義アビドラ組織の者だと名乗ったのです、二時間やるその間に要求が入れられない場合は全員射殺して我々も自殺、

すると言ったのです、


石油公社の総裁が今首相に連絡すると携帯で電話をして要求を言うと、そんなに単時間では1000万ドルの現金は用意できないというと、できなければ人質は全員射殺すると言った、

のです、そんな拳銃では俺は殺せないよと銃身をつかみそばにあったチエリーを銃口に突っ込むと、本当に撃つぞと振り払ったのです、今銃身にチエリーを入れた、これで引き金、

を引けばその銃は暴発して手が吹っ飛ぶぞと言うと、


そんなばかな事があるかと拳銃を天井に向け一発発砲するとパンと音がしたので、素早く手を掴み捻り上げ銃口をそいつの胸に当てたのです、このまま引き金を引けば弾はお前の、

心臓に当たるぞと言うと、指を離してのでさらに捻ると拳銃を放したので、小股を蹴り上げ傍にいた兵士の頭を拳銃の柄が殴るとそこに倒れたのです、入口の兵士に五代と島田が、

飛び掛り当身を食らわせ、


武器をもぎ取ったのです、アッという間の出来事です、リーダーがうずくまったので、チエリーごときで暴発するわけがないだろうと言って、兵士の持っていた機関銃を取り上げ、

て構えたのです、ベルトをはずし4人の手を縛って、入口に行き外に出ると他に仲間はいないようです、皇太子の元に戻りもう安全ですというと、侍従が今警察署長が向かってい、

ますと言ったのです、


これが日本のサムライの術ですかと言うのでそうですと笑うと、閣下は命の恩人ですなんなりと国王にとりなしましょう、なんでも言ってくださいと言うので、ありがとう御座い、

ますと頭を下げたのです、会場のみなさんお騒がせしました、もう、安心ですパーテーをゆっくり楽しんでくださいと言うと、みんなが立ちあがり、元の宴席にもどったのです、


首相の通報でかけっけた警察署長と警官が入って来たので、4人を引き渡したのです、警備は万全にしましたと言うのでよろしく、お願いしますと五代が言ったのです、島田のカン、

は当たったなと言うと、人口付近にいてよかったよと言うので、高杉がまさか本当に起きるとは思わなかったよと言つたのです、しかしチエリーを銃口に入れるとはと2人が笑っ、

たのです、


シルビアが傍にやってきてふるえが止らないわと高杉の手を握ったのです、リンとランもやってきて3人とも武道の達人というので、みんな小さいころから色々やらされているん、

だよと言うと、あいつらも、運の悪いところを襲撃したものね、まさか大臣にやられるとは思いもしなかったでしょうと笑ったのです、大使と生垣が来て剣舞も凄いですが武術も、

みごとなものでしたと、


感心していたのです、暫くすると皇太子は帰ると言うので、出口まで見送り、過激派を刺激しないようにしましょう、マスコミにはタダの喧嘩だと発表してくださいと言うと、侍従、

が承知しましたと言ったのです、


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