十二番番目の志士(第三部)11 翌日ホテルの屋上に行くと五代と島田が待っており、ヘリにのり掘削現場に向ったのです、現場に着くと鈴木が12時には石油層に到達の見込みです、今の状況では石油が


十二番番目の志士(第三部)11


翌日ホテルの屋上に行くと五代と島田が待っており、ヘリにのり掘削現場に向ったのです、現場に着くと鈴木が12時には石油層に到達の見込みです、今の状況では石油がある、

事は確実ですが貫通して成分を確かめないと質はわかりません、また埋蔵量も確定できませんと言ったのです、高杉がまあ博打みたいなもんだから待つしかないだろうと言うと、


島田が間違いないよ、何と言つても今は俺は運がついているからなあと笑ったのです、そして刻々と時間が過ぎ12時1分前となりかたずを飲んでまっていると12時になったのです、

が何の変化も現れません、そして20分が経過したのです、鈴木が石油層に達しているはずですがと焦りの顔をしたのです、30分が経過しても何の変化もなかったのですアメリカ、

の監督がヤッパリハズレだったのかくそ~つとヘルメットを床に投げつけたのです、


掘削係員が入って来てこれ以上掘削機を回すと地中に入りすぎてドリルが破壊されます、破壊されれば全部廃棄となり、30億円がパアになります、今とめれば損失は6億で済み、

ますがと言うので、五代と島田が中止するしかないかと言うと、高杉が後何分までは大丈夫なのだと聞くと5分がリミットですというので、ギリギリまで回すのだ、こうなれば、

奥の手だと言うと、


五代が何をするのだと言うので外に出て掘削機の傍に行き、スコップを取り出し振りあげてやぐらの支柱にえい~と気合を入れて叩くとが~んと音がしたのです、後1分ですと言、

い、鈴木が停止ボタンに手を賭けた時、ゴゴゴ~と地震がして掘削のパイフから石油が噴出し霧のように空中にまったので、鈴木が慌てて停止ボタンを押すと掘削機の回転が、

止ったのです、


五代がバブルを締めろと怒鳴ると鈴木がバブルの閉鎖ボタンを押すと石油の噴出が止ったのです、みんながお~と声を出し、やつた、やつた、ビンゴだと叫んだのです、みんな、

石油を被り真っ黒になった顔を見ておお笑いいをしたのです、高杉が五代と島田と握手をして、やった、やったと肩を叩きあったのです、鈴木が喜ぶのはまだ早いですよといい、

今採取した石油の分析をします、


10分で結果がでます、また記録した流動計により一日の産出量を計算し、さらに人工地震を起こして正確な埋蔵量を調べますといい、まず人口地震を起こす爆薬のスイッチを押、

したのです、ドド~ンと音がして地面が揺れパソコンに地震の波形が映しだされて揺れがとまると数字が表示され、その数字を見て鈴木が電卓を弾いていましたが約23年分の、

埋蔵量があり、仕切りの壁が圧力で破壊されて一つの油田になつたようです、


流動計から割り出すと1日25000バレルが産出ます、後は石油の質ですと言ったのです、係員が今分析結果がでました良質の石油です、素晴らしい油田に当たりましたと言うと、

さらに、おお~と皆が声を上げたのです、油落としの洗剤で顔と体を洗い服を着替えたのです、放水して建物の石油を洗いながして綺麗にしたのです、とりあえず乾杯しょう、

と用意してあった缶ビールを開けて、


掘削成功おめでとうと乾杯したのです、早速五代が石油公社の総裁に連絡すると最初の井戸での成功をビツクリしています、開所式の日程を後で連絡すると言って電話を切った、

のです、島田は石油協会の吉田と石油各社に大成功だと連絡を入れたのです、高杉は総理に電話を入れ成功したと状況を伝えるとそれはすごいといい、さつそく記者会見を開い、

て発表しょうといったのです、


高杉が今日成功の記者会見を開き、明日お政府高官と関係者を招いて祝いのパーテーを開こうと段取りを説明したのです、ここから幹線道路へのハイプライン敷設はどの位かか、

るかを聞くと、五代が約一ヶ月で完成する予定だ、後はタンクローリー車とタンカーの手配だと言うので、高野に電話して大成功だタンカーとタンクロータリー車の手配を頼ん、

だのです、


五代がまあ慌てずゆつくりやるよと高杉に言ったのです、島田がスコップのお陰だなあと言うので、機械は叩けばなおると言うだろうと高杉が笑うと、しかし良く聞くまじない、

だなあとみんなが感心したのです、それではホテルに引き上げようとヘリに乗りホテルに向かったのです、ホテルでシャワーを浴びで油の匂いを取り、サツパリしたのです、


記者会見の用意ができたと言う事なので会場に行き、五代が油田の埋蔵量、質、日産量を発表したのです、高杉がこれで日本への石油供給安定の道筋がついて嬉しく思っていま、

すと挨拶して、サウジのインフラの第一歩として淡水化装置による緑化などのインフラ設備に協力する事を発表したのです、大使にサウジの全ての高官に連絡するように指示、

して記者会見を終了したのです、


国際石油の生垣から電話が来たのでショーバーに顔を出すので後で打ち合わせしょうと言うと、日本では明日石油協会の総裁と5社の代表が合同記者会見を開くと言つていますと、

言うので、わかりました社長によろしくと言つて電話を切ったのです、それでは今日は身内でこのホテルお祝いをやろうと言うと、それでは頼んでくると島田がかけあいに行き、

五代が現場に電話を入れ、


警備員以外はホテルに集まるように電話をしたのです、島田が帰って来て準備できるそうだと言うので、各々がリン、ラン、シルビアに接待係りとして知り合いの女の子も呼ぶ、

ように頼んだのです、高杉がシルビアに電話すると良かった、良かったと喜んで張り切って接待しますと言ったのです、段取りが終わったので一息いれて一階のカフエでビール、

を頼み、


3人で改めて乾杯したのです、高杉がリーチ一発とは恐れ入ったよと言うと、五代が真ん中から掘ったのが大正解だと言うので、島田が教えてくれた調査員も忘れずにパーテー、

には呼ぼうと言ったのです、お前達がいなくて日本での記者会見は大丈夫なのと聞くと、さつき専務に段取りを全て指示したので大丈夫だよと、五代と島田が言ったので、そうか、

ともかくよかったとビールを飲み干したのです、


五代が調査員が後5箇所の開発予定があると言つていたので検討するよと言うので、問題はイスラエルとの中東紛争だな海上封鎖された場合の迂回ルートもよく検討しておいてくれ、

石油があっても日本に運ぶ手段がなければ何の意味もないからなあ、又クーデタが起こって現政権が倒れた場合を見越して色んな勢力とも水面下でパイプもつ必要がある、外務省、

ばかり当てにしているとろくな事にはならないと言ったのです、


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