十二番番目の志士(第三部)9 交換所で4万ドルづつアタッシュケースに詰めて、残りの1万3千ドルは紙袋に詰めてもらい、シルビアにこれは明日のクルージング代だよと渡したのです、いつもの通り


十二番番目の志士(第三部)9


交換所で4万ドルづつアタッシュケースに詰めて、残りの1万3千ドルは紙袋に詰めてもらい、シルビアにこれは明日のクルージング代だよと渡したのです、いつもの通りレス、

トランに行きシャンパンにつまみを頼み乾杯したのです、シルビアが一番しっかりしているのは高杉先生よ引き際が凄いはと言うと、島田がそうなんだよと苦笑いすると、


リンが五代さんと島田さんはあのままほうっておけば15万ドルは勝っていたわとビックリしています、島田がそれでは今日の取り分は3人に4万ドルづつだと、リン、ラン、

シルビアに渡すと、昨日貰ったからいいですよと断るので、こまるもんではないから取っておきなさい、我々はいつでも稼げるんだよと言うと3人がありがとう、これで一人、

12万ドルだわ、


こんなに簡単にお金が手に入ると昼間働いているのがバカバカしくなるわと言うので、絶対に3人でカジノに行ってはいけないよと高杉が言うと、シルビアがさっきバカラを、

やらしてもらったけど、心臓が爆発しそうだったわ、私は賭け事には向いていないわとシヤンパンを飲み干したのです、しかし島田は何をやらしてもカンは抜群だなと高杉が、

いうと、


為替相場はこんなもんだはない一瞬一瞬が勝負だから、誰でもカンが鋭くなるのさ、これも職業病の一種かもと笑ったのです、高杉がまだ時間も早いのでそれぞれ夜のリアドを、

案内してもらおう、こんな物もっていると危ないのでそれぞれの家においてから出かけた方がいいと話し、タクシーに各々乗ったのです、高杉はシルビアのマンションに送って、

行き、


ここで待っているので部屋に置いて来てというと、手を引いて車を降りて料金を払い、私の家でゆっくりしましょうとエレベータに乗り5階で降りて部屋に入ったのです、ワン、

ルームマンションで綺麗に片付いています、ワインとチーズとこの前日本から買って来た京漬物もあるわと出して、グラスにワインを注いだのです、乾杯して本当に貰っていい、

のと聞くので、


カジノがプレゼントしたのだからいいんだよと言うと、ありがとう、これは神様の贈り物ね、これだけあれば色々出かけられるわというので、どこにと聞くと、地質学部と言っ、

ていたでしょう、これでも博士号を持っているのよと言うので、なぜ大学に残らなかったのと聞くと、助手として少しの期間残ったのよ、でも日本の大学は教授の派閥があって、

実力があっても上にいけないのよ、


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日本は火山が多く地震も多いでしょう、地質学は進んでいるのよ、でもそれと仕組みは裏腹なの、アメリカで研究するにはもう一度大学院に入らなくては研究員にはなれない、

し、


研究員なんてお給料はほんの少ししか出ないのよ、日本はアルバイトが沢山あるので一応の生活は出来から頑張ったのだけど結局辞めて、石油会社なら石油の開発もやるので、

地質学が生かせると思って国際石油に入ったのだけど、全て違う処へ頼むので全然生かせないというわけと言ったのです、そうか学者の世界は以外と閉鎖的だからなあとワイン、

を飲み干したのです、


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の有望な油田ではなく、比較的中規模な真ん中から井戸を掘っているが地質的に言ってどうなのと聞くと、地震派で測定して石油のある洞窟は見つける事ができるけどそこの、

液状が石油の成分が多いかは分からないは、


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日本流の気ずかいかと言うと、シルビアがあそこから手をつけたのは地震派では小さいけど、もし一つの大きな空間ではなく、何かでその空間が仕切られいる、空間が沢山、

あるとすれば、


穴を開ければ圧力が変わり仕切りが敗れればおおくの石油が入っている可能性があるわ、五代さんも島田さんもそれを誰からか聞いて賭けたのかもしれない、2人ともカンが、

鋭いからヒットかもしれないわと言ったのです、すご~い、その通りだサウジの下っ端の調査員を接待したらそれを教えてくれたそうで、それで2人が賭けに出たと言う訳だ、

よと言うと、


ヤツパリと納得したのです、ところで五代商事に勤てくれないか、こんどサウジに支店を作って息子の新之助に支店長をまかせると言っていた、支店の中に地質調査部を作り、

色々サウジの地質を調べれば今後の油田開発が優位になると思う、勿論石油だけでなくいろんな鉱物資源も調査して事業家できれば五代も喜ぶよというと、シルビアが是非、

お願いしてみて、


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ージヤーとしてその部隊を指揮して頂戴、勿論必要な人材は連れてくれば良いと言ったのです、シャーを浴びてくるわとバスルームにシルビアが行ったのです、上がってと、

来ると、


シャワーを浴びてと言うのでシャワールームに行きサツパリしてバスローブを着て上がってくるとビールを注ぐので飲み干し美味いと言ったのです、シルビアを引き寄せて、

腰を抱えベットに連れ行き下着を剥ぎ取りバスローブを脱いで激しく燃え上がったのです、行為が終りシルビアが手を握り今日はここに泊って、朝ホテルによって基地に、

いけばいいでしょうと言うので、


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には石油以外の鉱物、たとえばエメラルドやサフアイヤなどの宝石類もあるかも知れないねというと、アフガニスタンの山岳地帯では沢山取れるみたいだから、可能性はあるわ、

と起きて来てワインを飲んだのです、


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