第12話
瑠也は宿屋を出て、いよいよ冒険を始めようとしていた。
…だが1つし忘れていたのを思い出したのであった。
そう準備である。
何事も準備を怠ると、後々ツケがまわってくるもんだ。
ということで始まりの街を探検…いや始まりの街で冒険の準備をするのであった。
瑠也の持ち金ならぬ持ちゼニーは10000ゼニーだ。始まりの街の物価がどんなものかわからない為、かなりウロウロしないといけない。
「そうだな〜始まりの街の事を今日はサイトにアップするかな?」
瑠也が思いついた事…それはフロファンの攻略というよりはフロファンの紹介に近い事をやっていこうというものだった。
瑠也達がやるサイトは個人で行う攻略や実況などをブログ風に投稿し、実績に応じてサイトを見つけ運営している企業から報酬をもらうようになっている。
つまりお金を稼ぎたいなら常に面白く、さらには最先端の情報を出来るだけ早く見ている人に教える事、自慢する事が大事になってくる。
だが、瑠也は紹介していこうとしている。
最初はそれでいいのかもしれないが、あとあと面倒になっていくものなのだ。
最後までやり遂げるのか、それとも途中でやめるのかはまた後のお話で…。
「これ、いちいちメモとかやってたらとんでもなく時間かかりそうだな〜。」
瑠也は何かしらいい方法がないか探す。
で見つけたわけだ。
店の品物を見せてもらう。
次にその品物の値段を聞いたり見たりする。
その順番で調べたところだけ、マップに商品一覧といった感じで表示されていたのだ。
「今日のネタは始まりの街とこの機能について書こう!」
瑠也は買い物を終わらせてログアウトしていく。
瑠也が買ったの初級回復薬を10本。さらに旅人の服を買い合計1200ゼニーを使った。
残りは8800ゼニーとなった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その頃の良一…
「…な…な…なんじゃこりゃー!」
良一はとても驚いていた。
それは所持ゼニーがすごい額になっている。
モンスターを倒したら必ずもらえるものがある。
経験値とゼニーだ。さらに運河良ければドロップアイテムも入手する事が出来る。
ゼニーはすごい事になっているのだが…そこは良一クオリティだ。
ドロップアイテム獲得した数は0。
さすが良一といったところだろう。とても運が無さすぎる。
「ドロップアイテムが0だと…。
なんでだあぁ!!」
この後、暴風の破壊者としてまた有名になるほど暴れていたらしい。
良一クオリティ…笑笑
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます