第6話 休暇

一週間後……ノルディックは、地球の整備工場にあった。一度、地球の軌道上にある整備コロニーに行ってみたのだが、一週間かかると言われた。だが、地上でやればもう少し早く終わると言われたので来てみたのは、良いのだが少し早く終わるといっても、1日、2日ぐらいしか変わらないと言うのである。まあそんなことは、どうでもいいのだか。船が直るまでの日数は、工場長から聞いていた5日ほどかかると言う。その間は休暇になる。この軍では、休暇の取り方が様々だ。地上やコロニーで働いている人たちは、普通に休暇が取れるが宇宙船に乗っている人たちは、船ごとに違う。例えば船の修理をしているときやコロニーでの補給の時である。うちは、船の修理、コロニーでの補給、

あとは、船が止まった港ぐらいである。

今回は船の修理が終わるまでなので5日間だけだが、その5日間だけでは、塗装などは、綺麗に直っていないのでもう2日取って、1週間ほどの休暇になった。乗組員たちは、自分の家や親戚の家などにかえった。宮藤も自宅の床の間にいた。、だがそこには、なぜか壟壱と光機もいた。なんでも1週間泊まる場所がないというもんだから家に連れてきたのである。シーンと静まり返った床の間にひとりの女の子が走り大きな声を発しながら来た。

謎の女の子「おにーちゃーん!!」

宮藤に思いっきり抱きついた

すると宮藤は、嬉しそうにその子の頭を撫でていた。二人はその光景をバカみたいに口を開けて見ていた、顎が外れそうなくらいに。

それを見ていた宮藤は、壟壱たちに言った

「何でそんなアホみたいな顔してるの?」

それを聞いた壟壱がとっさに返す

「いやー……妹さんがいたなんて聞いていなかったからビックリして……」

宮藤「あぁ、そうだっけ」

壟壱「そうですよ!」

宮藤「そうか……すまんかったな。まあこいつは、俺の妹のいちごだ」

苺「こんにちは。」

壟壱「苺ちゃんは、今何歳ですか?」

宮藤「お前そんなこと聞きたいのか……」

壟壱「いいじゃないですか。」

苺「今16歳。」

壟壱「へーそうなんだ~」

宮藤「そういえば苺、華は?」

苺「もうすぐ帰ってくるはずだよー」

宮藤「そうかそれまで飯の準備でもするか?」

苺「うん!するー!」

宮藤「よし!光機、壟壱お前らも手伝え

やるぞ~」

壟壱・光機「りょうかーい」

それか、華が帰ってくるまでみんなで飯の準備をしたみんな張り切りすぎてものすごい量が出来てしまった。

宮藤「いやーめちゃくちゃ作ったな~」

光機「そうですねー」

そんなことを話していると玄関からガチャッと音がした。そう華が帰ってきたのである

華「ただいま~」

宮藤・苺「お帰り~」

光機・壟壱「お邪魔してまーす」

華「まぁ!すごーいこれおいしそー❤」

宮藤「すごいだろーみんなで作ったんだよ。」

苺「お腹すいた~」

宮藤「よし食べるか」

みんなで席についていただきますをしたすると宮藤「華」

華「なに?」

宮藤「こいつらなんだけど1週間泊まる場所がないからうちに止めてもいいかな?」

華「いいよ」

宮藤「サンキュー……だそうだまぁ良かったな。」

壟壱・光機「はい」

宮藤「そういえば華を紹介していなかったな華は俺の妻で苺は妹だ。

華、苺こいつらは俺の部下の波羅朶壟壱と大向光機だ。よろしく頼むぞ」

華・苺「よろしく」

そんなことを話しながら飯の時間は、終わったそして九時になりみんなぐっすりと眠った。


それから1週間後宮藤・壟壱・光機は、華と苺にいってきますと言いまた仕事に戻るのであった。









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