第4話 強襲
「宮藤艦長」
「なんだ!、鈴艦長」
「敵の後方から超高エネルギー反応を検知しました」
「値はなんぼになっている?」
「A-Z1です!」
「……ワープ反応だ、敵艦隊後方から増援がくる……他の反応はなかったか?
例えば同じ反応が複数あるとか?」
「ありません!一つだけです」
「そうか、多分予想されるのは、大型の船だ。
一つの反応で超高エネルギーの場合はその場合か、もう一つ予想するならなにか特殊兵器の充電を進め ながらワープしてくるか……まあ充電しながらワープ は今の技術じゃあり得ないと思うがな、多分大型の 船だと思うからよーく見張りながらそこにいつでも 撃てるよう準備しておいてくれ。」
「了解」
その後も宮藤たちが優勢で輸送戦艦とフリゲート
以外は撃沈しあとは、とどめをさすところで
敵艦隊後方の超高エネルギーあったところから
大型の船がワープしてきたのであるそれも
特殊兵器の充電をしながら。
「なに!」
宮藤は驚いたそれもそのはず、今の技術ではワープ内に居るときに
エネルギー充電をすると充電したそばからエネルギーが漏れてしまうかである。
そしてとっさに宮藤が
「全艦攻撃しつつ後退しろ!
今から特殊シールドを発生させる、
シールド内にしっかり入れ、
当たったらひとたまりもなぞ!」
(他艦長、二人同時に)
「了解!」
この宮藤が張ったシールドは外からの侵入を阻み中からは攻撃が簡単にできる特殊シールドなのである
何故、宮藤がこのシールドを張ったのかそれは、宇宙船には、もともと備え付けのシールド発生機があるだがこのシールドは一度割られたり勢いよく消耗してしまうと再充電までに多くの時間をとられてしまう。一度割られた場合の再充電時間は約30分かかる。これだけ時間がかかってしまうと撃沈されてしまう、だがこの特殊シールドは船に備え付けのものではなく特殊ミサイル発射口から
出たものである、中心からだいたい半径15kmに円形にシールドを張ることができる。
そして全艦シールド内にギリギリ入ることが
できたようである。そして敵大型船に異変がおこった
それは驚愕の光景だった。
「な…んだこれ……」
始めてみる人はこれを最新の技術かなにかと
間違うであろう何故なら大型の特殊兵器のみしかついていない船かと思っていたら、何故かエネルギー充電を中止したかと思ったら船が変形を始めたのである。
連合軍には一応変形というなの船は、あるが兵装や船自体の形を少し変えるのがあるくらいまたは、偽装するくらいだ。
そしてその大型の船は船自体の形を変えていた、元からあった兵器に関しては、あまり変わっておらず、新たにエネルギー砲やミサイル口が色々な所からあらわになる
それは、まるでどこかで見たことのあるような
超大型宇宙戦艦だった。
「これは!……まさか…そんな
いやでもそんなはずはないはずだかノー」
「なにか心当たりがあるんですか椋艦長」
「ああ、知っておるぞこの戦艦は6年前に【KLGに奪われた、
超大型防衛戦専用宇宙戦艦ブラックデビルの姉妹艦 超大型対艦戦専用宇宙戦艦エキドナじゃ。」
「エキドナ……?」
「そうじゃ特殊兵器をメインとして作られたがある日 突然【KLG】のやつらが造船所を襲撃、死傷者が多数でて造船所にいた連合軍の特殊部隊も抵抗したそうじゃ歯が立たずそのまま船ごと逃げられてしまっ たそうなのじゃ」
「そういえばあの戦艦、対戦艦専用でしたよね。」
「そうじゃが」
「一発でも当たったらひとたまりもないですよね」
「そうじゃが」
「それはまずいなー」
「そうじゃノー」
「あ……あのー…宮藤艦長、椋艦長、そんなこと話しているすきに敵がこっちに来てますよ」
「まじか!……よしうちの船がしんがりをつとめるだからお前たちは特殊シールドを張りつつコロニーまで後退しろ敵大型戦艦以外は戦闘圏内から離脱したようだから、あとはこいつをどうにかするだけだしそれにもし俺が負けたらコロニーを守るやつらがいなくなるだろだから後退してくれ!」
「ホントにいいのかノー」
「ああ大丈夫だ、最後は、奥の手でどうにかする」
「わかった気をつけてノー……
それじゃあ鈴艦長いくぞい。」
「はい分かりました椋艦長。」
そして鈴艦長と椋艦長はコロニーに向かい、戦闘圏内から離脱した。そこからはとんでもない戦いが繰り広げれられていた。敵戦艦の弾幕をギリギリでかわしていく宮藤の戦艦だった。敵の実弾が当たりそうになるとその弾を実弾バージョンの主砲で相殺する、
それは並みの乗組員では出来ないことなのであるがこれをやるということは、かなりの集中力が求められるそしてその集中力にもほころびが生じはじめる。たった一発の弾を外してしまったそれはとても重大なミスである
そして敵の弾がノルディックに被弾さらにその弾は着弾と同時に爆発する仕組みだったのだろう、爆発後弾薬庫に引火、連鎖てきに爆発を起こしてしまった。こうなってしまえばもうこの戦艦は実弾では、戦えない
何故なら弾薬庫に引火したということは、いま使っているので最後打ち切ってしまえばあとはエネルギー兵器で乗りきりか仲間を待つか逃げるしかない、だが肝心のエネルギー兵器もさっきの爆発の巻き沿いになったのが多くほとんど使い物にならなかったが、幸いエンジンとシールド発生機は無事だったようで、それを聞いた宮藤は
「まだだ、まだ終わっていない!」
それは正気の沙汰ではない発言であった。
すると壟壱が
「何故ですか?コロニーまで行けば味方がいるというのに!」
宮藤が答える
「そうだ、だかそれは俺たちが負けたときにコロニーを守るという任務をあたえただから、あいつらはコロニーにいるだがまだ俺たちは負けてないだろ」
「いや、もう負けたも同然です。もう武器なんて一つもないのにどう戦えと」
「もう武器なんて一つもないといったなそれは間違っ ているここに最後の一つがあるじゃないか」
「最後の一つ?」
「そう、この船だ。まだシールドとエンジンは生きているようだからシールドを艦首に集めて敵戦艦に体当たりするそうすれば敵をこの宙域から離脱させることが出来ないかもしれない。やってみる価値は、あると思うがやるか?」
「いやそんなの無謀すぎる!もし成功しても相手が逃げずに攻撃してきたらどうするんですか!」
「……そのときは、その時だ!それでもし、お前らが死にそうになったら、お前たちだけ逃がす!」
「それって……でもそんなことしたら艦長は、戻ってこないじゃないですか!」
「そうだ!それがどうした。」
「!…何でそんなことまでするんですか!!自分の命をなんだと思っているんですか!」
「自分の命を考えて行動するやつは、まともかもしれないが、ここに仲間がいたら話は、別だ!仲間を!乗組員を!守れないやつは艦長とは呼べない!もう大切な人たちを失いたくないんだ!わかったか!!」
「……」
「それではもう一度聞くぞこんな無謀な作戦についてきてくれるか?」
「…………わかりました!!
やりましょう艦長!」
「そうこなくっちゃー!」
そして宮藤たちは強行作戦に乗り出した。
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