第3話 緊急作戦

そして次の日、乗組員の声と緊急事態のベルのおととともに宮藤は焦りながらとびあがった。

そして宮藤が

「何があったんだ!まだコロニーだったろ!」

と言うと乗組員の一人が

「コロニー周辺50km以内に敵中隊が接近中戦闘体制に入っているもようです!」

「そうか、わかった……よし、コロニー内に停泊中の船を確認しろ、そして連合の船と連絡を取れ、俺が指 揮を執る」

「了解!……………すべての停泊所を確認したところ連合軍の船しかありません、合計で2隻でした。」

「二隻?!」

「はい。1隻は、航空戦艦リヴァイアサン、もう1隻は、機動力強化型ミサイル駆逐艦サラマンダーで、発進準備は完了しているそうです。」

「わかった………それでは、リヴァイアサンとサラマンダーの艦橋と連絡を繋げ」

「了解……………繋がりました。」

「あたしはリヴァイアサンの艦長をしている鈴でーす。 よろしくね❤」

「ワシは、このサラマンダーの艦長を勤めておる、椋絆じゃ……気軽に椋とでも呼んでいいからのー」

「私は、これから一緒に戦う宇宙戦艦ノルディックの 艦長をしている宮藤だ。今回は、よろしく頼む。

 それでは、これから作戦会議を始める!質問の時間 は、最後にとってあるからその時に質問があったら 言ってくれ。  

 ……まずは私のノルディックと椋艦長のサラマンダーで敵艦隊の注意を引くその間に後方で待機している 鈴艦長のリヴァイアサンの対艦武装をした戦闘機部 隊で攻撃を仕掛け敵を殲滅する。もし敵が航空機を 出してきた場合、サラマンダーで敵の中央部に突っ 込み、注意を引きつつミサイルで攻撃またチャグが ある場合は、チャグの使用も許可するがその場合使 う直前に使用することを我々に連絡しチャグ使用後、光回線で連絡を取ること。またサラマンダーが引きつけている間にノルディックとリヴァイアサンでサラマンダーの周りの船を撃沈するという作戦だがなにか質問は、あるかな」

「はい!」

「椋艦長どうぞ。」

「敵の数はどのくらいなのかね?」

「敵の数は今現在確認が取れているものは、10隻で

 フリゲートが5、戦艦1、武装型輸送艦3、最後に右舷部分が大きく損傷している輸送戦艦が1隻です。」

「そうなのか……本当に勝てるかノー

 識別番号は、わかるかノー」

「はい、わかりますよ……言った方がいいですか?」

「そうじゃノー、ちーとばかし聞かせてくれるかノー、古い型もあるかもしれんからノーあと画像も見してくれもしかしたら知ってることがあるかもしれんからの~」

「OKでーす。 フリゲート船は、全て11Z-09型の対空 兵器主体の船です。戦艦は、5V-167K型で、エネルギー砲は、搭載しておらず魚雷や対艦用ミサイルが 主体の船です。武装型輸送艦は、009-5D型の対空兵器と特殊兵器主体の船です。そして最後に輸送戦艦 は、D15-GT6型の特殊兵器主体の船で…あっこれは、識別名称があるなー……

 えっと識別名称は、テュポーンで画像がこれです」

「おー宮藤艦長ありがとノー

 フムフムこのフリゲート船と武装型輸送艦は、たしか……攻撃力が少し高くて守備力が低くて、だいたい巡洋艦ぐらいだったかノー、あとこの戦艦は知らん がもう1つの輸送戦艦は、ワシらがここに来る前に戦ったやつらじゃノー……あまり強くはないが守備力は、敵の船の中では、1、2を争うぐらいの守備力  じゃが損傷しているところを叩けばなんの問題もな いからノーこれでワシの話は終わりじゃ。」

「ありがとうございました。もう質問などは、ありませんか?……それでは、作戦に移ります。では、全艦発進! 目標敵中隊」

(椋艦長と鈴艦長二人同時に)

「了解」


そして宮藤が率いる三隻の船は敵中隊と接触

始めの頃は、フリゲート三隻撃沈、敵戦艦は、ほとんどの兵装を破壊され後退しつつあり、武装型輸送艦は二隻撃沈、一隻甲板損傷、輸送戦艦は、二隻のフリゲートに支えられながら移動まあほぼ行動不能といってもいい状態だ。

こうして見ると宮藤たちが優勢、

死傷者は今のところ出ていなかったが

鈴艦長があることに気付いたそれは敵艦隊後方から

超高エネルギー反応を検知したからである

そして鈴艦長はそれを宮藤に教えることにした。


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