第2話 新しい仲間

次の日…

「皆おはよう、今日も頑張ろー」

「はい!………そういえば艦長」

「なんだい?」

「今日から新しい子が2人私たちの船に乗ることになりました、その人たちは、今から行くコロニーで待っているそうなんですよ。」

「おお、わかった……………そういえば次のコロニーには、どのくらいてつくのかわかるか?」

「はい、わかりますよ……だいたいあと30分位でつく予定です」

「よし、なら弾薬の確認や船の整備する場所等をしっかりと確認したら俺の机の上にでもまとめたヤツを置いといてくれ、それが終わったら皆で買い物の準備とかもしていいからさ頼むよ、弾の発注とかはこっちでやるから。」

「…ホントですか?」

「ホントだともww」

「やったーじゃあ皆と頑張って終わらせてきまーす。」

「……いつもの仕事もこんなに元気よくやってほしいな~」


それから30分後コロニーに到着し新しく入った乗組員

特殊工作員隊長兼、機関長【大向光機】17 歳

新任操艦長 【波羅朶壟壱】22 歳

(この2人も5人の男たちのうちの2人である)

 二人とも無事に合流することができ何も問題なく新人乗組員歓迎会を終え他の乗組員は買い物や居酒屋等にいき、

残ったのは艦長と新人の3人だけ

すると艦長の宮藤が突然

「こんなところで突っ立っているのもなんだから俺の 行きつけの居酒屋行くぞー」

2人はあわてたようすで「あ、はい」

宮藤は心のなかで、まあ新人だからあわてるのもむりないかwwと思いつつ足をすすめた、コロニーのなかは コロニーに住んでいる人達が住んでいる住宅地区、飲食店や衣類等を売っている商店街地区、地球連合軍の軍事施設がある軍事施設地区、そしてこのコロニーを最も支えていると言われる工場地区ここには多くのコロニー出身者がいる、軍で働く人もいるが断然こちらの方が多いと言える。まあそんなことを考えているとすぐに着いてしまう、俺の行きつけの居酒屋

【ザ・ここが元祖居酒屋じゃー】に…なんとへんてこな名前なのだろうそれも商店街のわき道を2キロ以上進んだところにあると思うと何か疲れると思っていると新人2人がやっときたやはり少し早かったのか結構2人とも息切れが半端ないようだ。

「よし、やっとついたようだなじゃあはいるぞー」

 カランカラン、すずのこの音やはり好きだ

「こんにちはー、おばあちゃん久しぶりだね」

「あら、久しぶりねー宮ちゃん」

「おばあちゃんその呼び方はやめてって言ってるじゃ んかよー」

「あら、そうだったかしらまあいいわあがって❤

 今日は何人だい」

「今日は3人だよ」

「わかったわ、さああがってちょうだい」

「じゃあお邪魔します。………ほらお前らも入れよー」

「じゃあまずはビールでいいか」

すると2人はコクコクとうなずいた。

「オーケー、おばちゃーん ビール3つお願い。」

「あいよ!……………………………………おまちどうさま

 ビールジョッキ3つ」

「ありがとうおばあちゃん」

「よしまずは、自己紹介から行こう…        えーと俺の名前は宮藤英利、ノルディックの艦長をしています以上。………じゃあ次、大向くん行こう か」

「ぁはい、私は、大向光機と言います。今回、特殊工 作隊長兼、機関長をすることになりました。」

「よく頑張った次、波羅朶くん行こー」

「私は、波羅朶壟壱と言います。操艦長をしていま  す。」

「よしこれで皆の自己紹介が終わったから世間話でも するか、例えば何で軍に入ったのかとか………………  俺のはもともと夫婦で酪農をしていたんだかある日 俺の親友が【KLG】のやつらになぶり殺しにされて ことを聞いたんだだから、その復讐と言うか敵討ち みたいなので入ったらいつの間にか宇宙戦艦の艦長 やって連合軍艦隊長なんてもんにまでなっちゃって るからすごいよねーまあまだその殺したやつは見つ かってないんだよね~ww大向くんは何で軍何かに  入ったの?」

「ぇえーと………私は、もともと父が軍のある部署に所 属していましてそれがかっこいいな~と思い軍に入 りました。」

「おーそうか、それはいいことじゃないかお父さんの 名前はなんて言うの?今も軍で働いているの?」

「えーと、父の名前は【大向鉄弥】といいます。   今は、確か………特殊工作員連合軍総長をやっている そうです」

「おおー、それは結構なお偉いさんなんだね、だけど 親がどんなに偉くても教えることはしっかりと教え るし怒るときもしっかり怒るからな」

「はい!」

「よし、じゃあ壟壱くんは、なんで軍なんかに入った のかな?」 

「私は、父に憧れて軍に入りました…………………………  私は、両親を戦争で亡くしています。  

 父は、5年前の

 地球防衛戦時に地球防衛艦隊、総隊長そして伝説と も言われた、超大型防衛戦専用宇宙戦艦ブラックデビルの艦長も努めていたそうですが艦隊は、ほぼ全 滅し増援が来たときには、父が乗っていたブラック デビルのみが形を留めていたそうです、…艦長及び 乗組員1万人のうち8000人以上の人が死亡残りの2000人の人達は無事に脱出することが出来たそうです。そして母は、その事を聞き『あの人がいない と私は、生きている意味などない』と言いながら遺書を残して他界しました。でも私は、そう思わなかった、だから軍に入ることを決意したそして今こうやって軍で働いています…………………………………………

 両親に成長した姿を見してあげたかった。」

「そうか…大変だったんだな…………まあ慣れないことも あるだろうがよろしく頼むよ」

「はい…」

「………………………あっ!  そういえばさっきお前が  言ってた宇宙戦艦あれだわ……うちの戦艦のモデルに  なった船だわww」

(二人同時に)「えーーーーー!まじですか!」

それから約2時間話をしたようだ。そして宮藤が

「おおー、もうこ9時か……おばちゃんごちそうさ   ま、また来るねー…………よし、お前ら行くぞー」

「はい。」

こうして宮藤は、ほろ酔い状態のまま船に戻ったようだ

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