〈12〉



 背中に背負った水宮の指示に従い、足を速めて羽佐間達の元へ急ぐ。

 はもうとっくに傾いており、世界は夕闇へと染まりつつある。


「あかんかも、りょーちん」

「――え?」


 沼の縁を渡っている折、背中の水宮がそう呟く。


「暗くなってるせいで、小屋の場所……ちょっとわからんくなった」

「おぉい……」

「やってぇ、なんかむっちゃ分かりにくい場所に建っててんもん。隠してあるみたいにして。はざーちゃんが気づかんかったら、うちらかて素通りやったし」

「そうか。流石に参ったな」


 想定しておくべき事柄だった。

 予め、何か目印を羽佐間達に作ってもらっておくべきだったか。

 どうやら俺自身も焦っていたようだ。


 どうするべきか――。


 悄然しょうぜんと立ち尽くすその合間に、辺りはどんどん暗くなっている。

 タブレットは通信機能を損ねているから、彼らと連絡の取りようがない。というか使えてたらリアルに遭難なんてしてない。

 時が経てば、向こうから心配して探しにきてくれるだろうか。

 あるいは大声でも張り上げるか。


 そう考えていた矢先――

 薄闇の彼方に、微かにだが茜色でない人工的な明かりを見た。

 欝蒼うっそうとした樹海の奥にだ。

 よくよく見遣れば、白色の明かりが木々の合間から漏れてきている。

 闇が深まった分それが際立って判別できた。


「りょーちん、あっちに灯りが見えるで」

「の、ようだ」


 ともかくそこを目指し、再び樹海の中へと。












 木々の合間にテニスコート一つ分くらいの空き地が広がっていた。

 そしてそこに、小高くなった丘に寄り添うような形で小屋が一軒建っている。

 いや丘というには小規模過ぎて、庭園などに設ける築山つきやまのようなそれだ。

 四方の壁の内、一面だけをその丘の傾斜に埋没させるようしている。


 その扉は開き、中から白色電灯の光が漏れてきていた。


「お、戻ったか」


 一人、外に立っていた人影――羽佐間が俺達に気がついたらしく駆けてくる。


「てか、どした水宮?」 

「転んでもうてん……」


 俺の背中に揺られながら、若干気恥ずかしげに水宮がそう返事をする。


「羽佐間、この建物、電気があるのか?」

「おお、らしいぜ」

「発電機もあったのか。僥倖ぎょうこうだ」


 外の俺達の声に気がついてか、小屋の中から時野谷と神山も姿を見せる。


「あれ?」

「は、晴香ちゃん……?」


「お、ちょうど良い。水宮なんか怪我しちまったらしいぜ。さっき見つけた救急箱、まだ中身は大丈夫そうだったよな? 神山、手当て頼むわ」

「ハ、ハイ……! だ、ダイジョウ? 晴香ちゃん?」

「うぇーん、ゆづちー、崖から転げ落ちてもうたぁ」

「が、崖から……?」


 俺は小屋の中に水宮を運び入れた。

 きっちりと封をされた新品の消毒液やガーゼを手にして、神山がその彼女に寄り添う。

 災害時用の救急キットがあったのか。

 ますます僥倖もんだ。――ディスカバリーチャンネルで仕入れた俺の野草の知識で治療を行うよりは確実だろう。


 小屋の中は八畳程の広さの部屋が二つ。

 片方は土間のようになっていて、端っこには雑草まで生えていて外との区別がつかない。左右の壁は棚になっていて窓すらない。腐りかけのダンボールの箱、縄や網、錆びの浮いた斧や鎌、のこぎりの歯などが無造作に置いてある。その他にも、色々な道具類が所狭しと並んでいた。

 もう一つの部屋はかまちから続く板張りで、片された寝具がパイプベッドの上に乗っているのみ。サイドテーブルとそれ以外の家具はない。壁も無味で、水宮が外から開けたらしい簡素な窓が一つ。

 その部屋の奥に扉があり、そこがシャワー付きトイレルームだった。

 試してみると、本当に水が流れる。それもしっかりと透明な水だ。


 全体的にほこりが被っており、おそらく羽佐間達が物色した以外はしばらく使われていなかったのだろう。

 だが埃があるという事は、人の出入りは盛んだという証拠だ。まったくの無人の場所には、実は埃というものは溜まっていかない。


 倉庫側の奥壁には、何に使うのか、木板が重ねて立掛けられてある。

 ちょうど丘に面した方の壁際だ。

 これらだけはあまり埃がないのを見れば、あの板は最近に置かれたものなのか。あるいは頻繁に動かされているからか。


「扉が開いてるな」

「内側から開けられるタイプのヤツでよかったぜ」

「幸運が続くもんだ。何より電気があるってのは有り難いな。薪なんて拾ってくる必要なかったか」

「えー? キャンプファイヤーしたーい! ――イタ! し、しみるぅ……」


 患部を消毒してもらっている水宮が耳ざとく俺の発言に異を唱える。

 まあ、折角集めてきたんだから俺も無駄にするのはしゃくだ。


 小屋の前は雑草が茂っていて具合が悪いので、そこから少し戻って蒼沼のほとりにて火をおこす事とした。


「薪があったって、ライターとか持ってきてねーぞ。どうすんだよ?」 

「ふっ、まあ見ておけ」


 こんな事もあろうかと、サバイバル技術の本髄ほんずい『火起こし』は練習してあるのだ。

 手頃で丈夫な乾いた二本の枝、ナイフの代わりの鋭い石、あとは水宮からもらった厚紙の箱を細かく千切り、それを小屋の中から集めた綿埃わたぼこりと合わせる。


「ふっ、これでよい」

「まさかその木でこすって火を点けるって言わねーよな? よく聞くやり方だけどよ、実際にはそんなの無理だろ。俺もやってみた事あるが、火なんかつかねーぞ」

「ふっ、素人は黙っていろ」

「亮一くんノリノリだね」


 はじめに大きめの木の枝を固定し、その表面を石で削って溝を作る。

 その後、もう一本の先端も溝に合うよう整える。

 ポイントは急がぬ事だ。

 摩擦を加えればいいのだから、単に素早く擦り合わせばいいと考えるだろう。

 しかししょぱなからそうやっていては、息がもたない。

 はじめの内は軽く擦って、いわば熱を貯めていく。充分に熱せられてからラストスパートを掛ける。着火――つまり燃焼が起こる温度まで、徐々に近づけて、後は一気にという訳だ。

 さらにその時、一つまみの砂を加えてやると摩擦の抵抗が増え、より火が着き易くなる。


 俺はそれを実践すべく開始した。


 まずは溝に沿って枝同士を片手間に擦り合わせる。

 木屑きくずの欠片が溝に溜まっていき、さらに時間をかける事で次第とそれが黒く焦げ始める。

 それを契機に砂利をまぶし、俺は力を込めて一気に摩擦を加えた。

 煙が断続して細く立ち始めた所で腕を止め、小さく赤々と光る種火を埃の塊と空き箱のくずを混ぜ合えたものの中に投下。

 埃というか、粉状の物は空気に触れる表面積が大きいので一気に燃え上がり、それにより厚紙の切れ端に飛び火しやすくなる。

 煙の量が一気に増えるが、まだ慌てない。

 落ち着いて静かに空気を送り込んでさらにその燃焼を加速させる。

 すると火は大きく燃え上がり、薪木そのものへと移せる様になるのだ。


「おおっ……マジかよ」

「火、着いたね。さすが亮一くん」

「はっ――はぁっ……はぁっ……これくらい……はぁーっ……造作もない……」

「肩で息してんぞ」

「はあっ……俺レベルになると……はーっ……こんなのは……ふーっ……朝飯前だ」

「だから息切れてんぞ。つーかそれ、結局は根性ってーかゴリ押しじゃねーか」

「馬鹿言え……こういうのは……ふぅ……燃焼するタイミングを見極める、熟達した目があってこそだ」

「あ、もうキャンプファイヤー始まってんの?」


 傷の処置を終えたらしい水宮も、神山に肩を貸されながらやって来た。

 辺りはもうとっぷりと暗く染まっている。

 なんとか間に合ったようだ。


 俺達は火をぐるりと取り囲むようにして座るのだった。


「晴香ちゃん、足だいじょうぶ?」

「へーきへーき。心配してくれてありがと、ゆづちー」

「ったく、水宮はほんとドジだぜ。足を滑らせるとかよー」

「うっさいなぁもう」

「でも、大した怪我じゃなくて良かったね」

「痛みも、もう引いてきたし。これやったらちょっと休むだけで歩けそうや」

「ほんっと水宮はよー」

「もう! はざーちゃん、さっきからうっさいで!」


 和やか談笑ムードである。

 しかし俺は一人、疲労のピークを感じていた。

 なんかもうほんと色々ありすぎだ。


「さすがに疲れた」

「ホントにお疲れさま、亮一くん。ボクらのために朝からずっと能力使ってくれてたんでしょ? 言葉もないよ」


 時野谷がそう優しく声を掛け、微笑んでくれる。

 目の前にいるこの天使はいつ天界から舞い降りてきたのかな?


「そんで羽佐間、俺達の現状は見通しから大きく外れてる訳だが――」

「なに、アクシデントはつきもんだろ? それに火までいたんだ。俺達を見つけてくださいとばかりに。心配ねーっての」

「でももうお菓子とかあらへんで? ほんまにすぐ捜索隊が来んの? このままリアル遭難とか無しやんな?」

「心配しすぎだぜ、水宮。何もない中、こんな堂々と明かりを灯してんだ。すぐにヘリとか飛んでくるっての」


 確かに羽佐間の言う通り、洋上の光が遠くまで届く理論と同じで今の俺達は目立つはずだ。


「せやったらええけど……」


 さすがにみんなの表情に薄く怯えが見える。

 四方はしんとした闇のとばりで覆われていた。


 ここから一番近い町――即ち学園の姿も、ここからでは深い森が邪魔をして見えない。

 本当に遭難というか、世界から取り残されてしまった気分だ。


 まさに山と森に囲まれた深い深い闇の底では、このおこした頼りのない炎だけが心の拠り所だった。

 人間は暗闇を恐れて火を発明したという事実を――俺達はさめざめと痛感する。



 しばらく、会話が途切れた。



 流石に夜気は冷え込む。

 脱いでいた上着を羽織り炎を囲んではいるが、この肌寒さはこたえる。――ともかく火を絶やさないでおかないと。

 皆炎のオレンジ色にぼうっと照らされて、ただ言葉もなくぱちぱちとぜては舞う火の粉を眺めている。



「……なんか、やっぱり俺も不安になってきた」

「お前な――」

「もお、何なんよ! 自分がすぐ助け来る言うたんやないの! 最後までそのスタンス貫きぃや!」

「いや、すまん。なんだろ、今すげー怖い想像してた……」


 このアンポンタン。誰のせいでこんな事になってると思ってんだ。――まあ、俺も共犯ではあるが。


 やはり昼間からパトロールをしているというヘリの姿を結局一機も見ていないという事や、森の中で出くわしたあの状態の事など、何やら不安になる要素が多いというのが皆の心を暗くしている原因なんだろう。


「ゆづちー、平気? 寒ない? もっと火の近く来ぃや?」

「あ、うん……大丈夫」

「寒い? ぎゅーってしてあげよか? ぎゅーって」


 水宮と神山はそうやって、二人肌を寄せ合うようにしている。

 相手を心配する口振りの水宮ではあるが、本当は自分が不安だからそうしたいのだろう。――分かり易い奴だ。

 確かにこんな状況じゃ、そうやって誰かと身を寄せ合うようにすれば不安も幾分解消されるんだろうか。


「あれだ、何か話題を変えて話そう。このままじゃ気分がどんどん暗くなる一方だ」


 俺は場の空気を振り払うため、そう切り出した。


「そうだよなー、気持ち切り替えるか。よし、こんな時こそみんなで王様ゲームでもしようぜーっ!」

「ハゲは放っておくとして。前から言おうと思ってたんだが、結局俺らはこの特別試験のためにどういう班で臨むよ?」

「つれねぇーなーおいッ!」

「そっか……それ決めなきゃいけないんだ」


 時野谷の様子がおかしかった。

 何かに耐えるように、炎のオレンジに照らされたその顔はどこか辛そうだ。


「どうかしたか? 時野谷」

「ううん、何でもないよ亮一くん」


 思わず声を掛けていた俺に、そう力なく笑って返した時野谷。

 だがむしろその微笑みは余計に俺の心を穿うがってくる。


「そう言えば、うち知りたかってんけどな――ときにゃー」

「え? ボク?」

「あんな、このメンバーでな、うちときにゃーの能力だけ知らんねんな。実際ときにゃーてば、どういう能力なん?」

「え、えっと……」

「そういや時野谷、学園じゃ結構な古株らしいけどそこら辺をとんと聞かねーよな」


 時野谷の様子が変だったのは、その事かと合点がいった。


 俺も時野谷の能力の事は知らない。

 彼はかたくなにその話題を避けていた。

 だから俺は無理をして訊き出すのをやめていた。

 何か時野谷なりの問題があるのだろう、と。


 しばらく、自身の胸の内からせり出る複雑な思いのたけを処理するかのように、時野谷はっと炎を見つめている。


 ややあって、彼は口を開いた。


「ボクは、その……ランク『E』だから……」

「ランクE? Dの間違いだろ?」


 時野谷の呟きに似た小さな声に、羽佐間が怪訝けげんな声を返した。


「ランクDよりさらに下のランク。ボクはまだ、能力の発現さえもしてない半人前なんだ」

「――なにそれ? どういう事?」

「えっとね、特異体の発症は能力の発現と共に起こるって一般的には知られてるけど、実はそうじゃない例もわずかだけどあるらしいんだ」

「そうなん……?」


 ぽつりぽつりと時野谷は語りだした。


「ボクの身体ってこんなのでしょ? 10歳の時から成長が止まっちゃって、それで詳しく調べて貰ったんだ。そしたら、ボクの身体の細胞内にはテロメアが異常なほどに確認されて……つまり、特異体としての科学的裏付けがなされたんだ。だからボクもここに送られたんだけど……でも、ボクは未だに一度だって能力が発現した事なくて――」


 時野谷がうつむいて、努めて無表情に語る。


「出来損ないなんだ。人間でも異能者でもない、中途半端な存在」


 思い出していた。

 いつか霧島の奴が、時野谷を指してランクEだの出来損ないだのと言っていたのを。

 そういう事か。


 それで時野谷は、能力についての話題を避けていたのか。

 さっきチーム編成の話が持ち上がった時に辛そうにしていたのも、今なおそうやって沈んだ顔をしているのも、それが原因ってわけか。


「ごめん、うち変な事きいてもうたかも……」

「お、俺も……なんかスマン」

「ううん。気にしないで、ボクは全然平気だから」


 時野谷は見るからに取り繕った、空っぽの笑顔を見せる。

 皆、まるで腫れ物に触るような態度だ。


 ――馬鹿馬鹿しい。


「くだらねえな」


 思わず、自分の喉からそんながさついた声が漏れていた。


「玄田、お前そんな言い方はねーだろ」

「関係ねえよ、何一つ。テロメアだの特異体だの」

「亮一……くん……?」


 不覚にも感情が制御できず、言葉が勝手に口をいて出る。


「時野谷は、時野谷以外の何者でもないだろ。能力がどうかと、ランクがどうだとか、そんなもんに左右されるいわれなんざない。他でもなく、俺の大事な友達の時野谷は――今そこに居る時野谷以外にはいねえんだから」


 こんなのは、わざわざ言葉にするまでもない話だ。

 特異体であろうがなかろうが、俺達に変わりなんてない。

 時野谷は時野谷、そして俺達は俺達じゃねえか。

 今ここにつどってるのも、こうして馬鹿な企みをして割りを喰ってるのも、能力がどうとかそんなもんに係わりはねえんだ。


 ――本当に馬鹿馬鹿しい。


 また、ぱちりと火の粉が舞う。

 その温暖色の彩りの向こうで、あどけない頬を流れて反射した何かが映った。


「そっか。……うん、そうなんだね……亮一くん、ごめん――ボク……」


 時野谷は両の掌で覆うように顔を隠したが、くぐもった声が嗚咽おえつのように響いたのは隠せなかった。


「お、おいおいおい! 泣く奴があるかよっ? 時野谷、そんな……――おい玄田、お前のせいだぞ? 何とかしろよ」

「な、何やのもう? 二人がそんなラブラブやなんて、うち知らんかったわ。なんかけてまうやないの」

「なんだか今の、ステキです……」


 時野谷のその嗚咽が治まるまで、周りの人間がはやし立てるように、からかうように――それでも優しく労わるように、終始会話を繋げていた。

 なんだかんだ、良い奴だよなこいつら。



 穏やかな時間が流れ、時野谷の嗚咽も次第に治まる。



 それでもまだ泣き笑いのような顔を見せてはいるが、さっきまでの陰鬱な雰囲気はどこかに消え失せている。

 その様子を見て、若干自身の心持ちも軽くなる。

 羽佐間がまだしつこくそんな時野谷をからかっていたため、俺はもう一度声に出す事にした。


「ともかく、だ――俺がもしチームを組むとしたら、時野谷の参入は切っても切れないってのを言いたかったわけだ」

「……いいの? ボク、能力ないから足手まといだよ?」

「だから、んな事は関係ねえって言ったろう」

「……でも……」

「ほら、あれだ。時野谷は俺の『女房役』にぴったりなんだから」

「――えぇっ⁉」


 途端に上擦った時野谷の声がその場に木霊こだまする。

 何とも珍妙なその鳴き声のようなものに、一同はびっくりして声の主に焦点を当てる。


「なな――なに言ってるのっ? そんな女房だなんて――いきなり……⁉」

「……時野谷?」

「だだ、ダメだよそんなの! イケナイ事だよ! だだだって、ボク達……男同士だし……それにいきなり女房だなんて……――段階を飛ばし過ぎてるよっ‼」


 炎のオレンジ色で照らされてなお分かるほどに顔全体を赤くしている時野谷が、全力で首を振っている。

 しまいには両手までも眼前に突き出して、わたわたと交差させていた。


「あーと、よし、落ち着け時野谷? たぶん玄田が言ってる『女房役』っつーのはな、相棒的なニュアンスだと思うぞ? 自分をサポートして細々とした準備を進めてくれるような立場を指してのな。そういう補佐的な役割を求めてるだけな」

「――えっ⁉ そ、そういう……意味で言った言葉なの……? ……あぅ……」

「あっはっはっは! ――ときにゃーてば、そらホンマもんの女房になったらあかんがな! あっはっはっはっ!」

「ご、ごめん……変てこな勘違いしちゃった……」


 恥ずかしさのあまりか、今にも爆発しそうな顔色の時野谷がまた両手で顔を覆ってしまっていた。


 ――私は一向に構わんッ!




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