第4話
伊里は夢を見ていた。「トーン、トーン」と鐘が鳴る。周りに音符人形が飾ってある。周りの千人は赤い車に乗っている。伊里は「誰か来る」と叫んでいる。
「まだ雪やまないか?」と既都は聞く。伊里は「寒い内はやまないよ」と自慢していた。伊里は工作の時間で木の棒を削っていた。伊里の魔法は文様タイプ。だから、木の棒に文様を描くだけで奇跡が起きる。
ハンモックの上に伊里がいた。雪だるまを数えたら千人いた。千人の雪だるまは笑っている。伊里は千人の雪だるまに口紅を塗ってあげた。「愛してる」雪だるま達は言った。「だれかのぞいてる」と雪だるまの一人が言った。除雪車が音を出す。
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