第267話

 私は、キッとショーリを睨みつけた。


「ほらほらァ~…、そんな目で睨まれたら、オレみたいに気の弱い少年はビビッて、タ○キン縮み上がンぜ!!」


「はぁ~ー!! 誰が、気の弱い少年だってェ~…?」

 多少、ドスを効かせた。

 ショーリは舌をペロッと出しておどけた。


「も~…、マジで那奈がビビッちゃうから、止めてよ~…!!」

 サンタが笑って肩をすくめた。

 背後で那奈は苦笑いを浮かべていた。


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