「那奈ちゃん！　聴いてよ。

　ね。私、暴力反対だから！　殴ったのも、ショーリだけだから、ねぇ～！！」

「わ、わかってます。あの…！！」

「え？　何…？」

「私の事、那奈って呼び捨てにして下さい！！」

「ああ、なンだ。そんな事…？

　じゃぁ、那奈…も敬語やめて、イチゴって呼んで！！」

「イチゴ…ですか！！」

「そ、野原イチゴ！！」

　ショーリが茶化した。

「純情可憐な女子高生（ＪＫ）！　ちょっぴり元ヤン！！」

「全然、ちょっぴり元ヤンじゃね～し！　横でチャチャを入れるな！！」

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