第261話

『横須賀ネイビーパーカーの事でさぁ…!!』

「え、あァ~……!」

 私たちは思い出したように相づちを打った。

 那奈の事で、すっかり忘れていた。


「ッで…、どうなったの?」

 サンタが訊いた。

『取り敢えず、ニコとムッチは私たちの分だけでも作ろうって事で、盛り上がってさぁ!!』 


「え、私たちって……?」

『私ら六人の分だよ!!』


「マジかよ……!」

 私は頭が痛くなってきた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る