第260話

 スピーカー機能にして繋いだ。

「もしもし…!!」


『あ! サンタ!!もしもし、

 今、大丈夫!?』

「え…! 今……?」

 チラッと私の顔を見た。

 私も苦笑いだ。


「今、ちょっとイチゴんに来てンだよ!!」

「もしもしゴンちゃん!?」

 私も話し掛けた。


『あ! イチゴ!! ちょうど良かったよ!! イチゴんトコにも掛けようと思ってたンだよ!!』

「私のトコに……?」

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