第203話
「フン、あんたには関係ないでしょ! どっちみち、モテないンだから!!」
私は釘をさした。
「ごもっとも…。」
ショーリは苦笑い。
グラスを那奈の前に差し出した。
「どうも…、」那奈は会釈をし、
「あの日は…、期末テストが終わって、土曜日だったんで、気が抜けてたンです…。」
話を続けた。
「うん…。」
軽く頷いた。
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