第150話
「ああ…、何だ。良かったじゃン!」
「別に、良くはないけど…。」
やっと、二人は自転車の置いてある走水海岸脇の駐輪場までやってきた。
海水浴シーズンは過ぎたので、辺りはもう閑散として夜の闇に閉ざされていた。
国道16号線だけが、やけに煌々とライトに照らされていた。しかし周辺には民家もなくかなり暗い感じだ。
「ふ~…、さぁて、マジに帰りますか。」
軽く首を回し、準備運動をした。
海に入る時もこのくらい入念にストレッチしておけば良かったなと思った。
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