第121話 お姫様ダッコして

 このまま私が溺れたら、いったい何に転生するのだろうか。

 そんなバカな事を考えていたら、背後から手が伸びてきた。


『大丈夫か~ーー!

 イチゴ~ーーー!!』

 ショーリだ。


《た、助けて~~ーーー!!

 ショーリ!!》

 ゴボゴボ言うばかりで声にならない。


『イチゴ~ーーー!!』

 だが、間一髪、ショーリの肩にしがみつき、事なきを得た。


***************




 そのあと何とか、ショーリの手助けで無事、救出された。


 ショーリは、お姫様ダッコをして浜辺まで運んでくれた。



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