第38話 オヤツは千円まで……😆🎶✨
「好きな
「だから、逆の意味が解らないって!!」
「とにかく、オレら男子にとって、イチゴは優等生過ぎちゃって……!!」
「何よ! また優等生ッて❗❗
結局、私がいけないって言うのォ~…?」
「違うって、クラスに飛びきり優等生の美少女がいたら、純情な男子生徒は何を話しかけたら良いか、解らないだろ!!」
「何、それェ、今度はお世辞ィ~……?」
「いや、マジ、マジ!!」
ショーリは、言い
「フン…、まぁ、良いわ……」
これ以上、不毛な言い争いをしていても
急いで私は、水着を用意して海水浴の仕度を整え、家を出掛けた。
まるで遠足へ行くような気分の高揚感だ。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
途中、ドンキでショーリの海水パンツやジュース、お菓子などを買い揃えた。
「ねぇ、委員長❗❗ オヤツは、千円までッすかァ~~ー❓❓」
ショーリが買い物カゴにお菓子を放り込みながら茶化した。
「あのねェ…… 私は委員長じゃないしィ~ー❗❗ マジで遠足じゃないンだから、常識の範囲内にしてよォ~……❗❗」
「いや、だったら、俺より委員長の方が常識を
「フフ……、どうかしら、常識ねぇ」
自嘲気味に笑った。
恥ずかしい話しだが、何が常識か、本当の所は良く解っていない。
勉強だけは出来るけど、恐ろしく
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
大津から馬堀海岸へとママチャリで、一気に駆け抜けて行った。
左手には何処までも続く防波堤と無数に並ぶテトラポットが見えた。
その先には東京湾が覗き、遥か向こうにはうっすらと房総半島が見えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます