第36話 『俺の彼女は東大生』……😆🎶✨

「別に、何、男子のクセにビビッてんだよ。

 夜ンなったら、そのまま砂浜で花火大会だろォ~ー!!」



「うっわァ~~…😆🎶✨ 何、それ、面白そうだけど…、どっかのレトロな少女漫画?」

 ショーリは肩をすくめ、大袈裟なジェスチャーをした。



「ちっがうよ! ずっとやりたかったけど……、やれなかったンだよ!!」

 そりゃぁ、 少しは少女漫画の影響もあるけど……。



「ふ~ン、なンでェ……!?」


「私は…、ショーリの言う通り……😔💦💦」

 ここで、私は言葉に詰まった。



「えェ……! オレの言う通り……?」

 笑顔で聞き返した。



「ずっと、お母さんに迷惑掛けまいとして、優等生を演じて来たのよ!!」

 少しだけ言い出すのに躊躇した。



 でも、これがいつわらざる私の本心だった。


「うゥ~ン……」ショーリは唸るように軽く頷いた。



「これをやったら、あれをやったら……、お母さんに迷惑が掛かるからッて、ずっと我慢してきたンだよ……❗❗」



「フフゥン……✨✨ 何だよ。遅っせェ~反抗期かァ~😆🎶✨」

 鼻で笑った。



「ま、ウチ……、高校に入ってから受験勉強以外、何もやった覚えがないンだよ……」



「え…… マジで❓❓」 

 信じられないと言う顔だ。


「彼氏も作らず、ひたすら受験勉強ばっかり……」



「でも、ま、それで一流大学へ推薦が決まったンだから…… やっぱ、イチゴはスッゲェ~よ❗❗ マジで❗❗」


「フフゥン……、別に……」

 首を横に振り、自嘲気味に笑った。


「ま、でもイチゴも東大へ入ったらねぇ❗❗

 『俺の彼女は東大生』ッてマンガでも描けるンだけど……」

 嬉しそうにニコニコ笑った。



「彼女じゃねェ~だろう。何が、『俺の彼女は東大生』だよ❗❗ 

 東大あるあるでも描く気ィ~ー……❓❓」





 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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