第34話 ラブコメの要素ゼロ!

「ふざけるな。どこが、ラブコメだよ❗」 

 


「だって、これからずっと俺たち、二人きりだよォ~ーー✨😆🎶✨

 もう、ラブコメ以外ないじゃン✨🎶✨」

 またショーリはたのしそうにニコニコ笑った。



「バ~~カ!! ホラーだよ! ホラー❗❗

 ラブコメの要素なんか微塵もねェ~よ❗❗

 恋愛要素ゼロだろォ~ー!!」



「えェ~~~ー…!?」

 ショーリは不満そうだ。



「えェ~ー~じゃねぇよ❗❗

 逆に、こっちが、えェ~ー~だよ❗❗❗」



「だって、幼馴染みの二人が、ひょんな事から同居生活なんて、ラブコメ以外、考えられないじゃん……😆🎶✨」

 ショーリは人懐っこい笑い顔を向けた。



「あのねェ…… そりゃ、昭和の少女マンガでしょォ~ー❗❗

 現実は違うのよォ~ーー❗❗

 どっちかッて言えば、ショーリはストーカーじゃん。もうホラー サスペンスよ」

 ゾッと寒気がした。



「フフ…… 平気だよ。

 俺は、ストーカーじゃないッて❗❗」



「ン…… まァ~、良いわ。絶対にウチの部屋に入らないでよォ~ーー❗❗❗」


「え、えェェ~ーー……❓❓❓」


「えェ……じゃねぇ~ーよ❗❗❗

 マジだから❗❗

 絶ェ~ーー対、部屋に入って来るなよォ~ー~ーー❗❗」


「いやいや、この世に絶対なんてないしィ~ーー😆🎶✨」

 不敵に微笑んでみせた。



「あのねェ…… 絶対だよ❗❗

 マジで、ぶん殴るから❗❗

 許可なく私の部屋に一歩でも入ったら❗」

 拳を握りしめファイティングポーズを取った。



「わ、わ、解ったよ。イチゴ姫に殴られちゃ堪らないからねェ……」

 ショーリは上体を反らし、パンチを避ける振りをした。





 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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