第33話 ラブコメみたいな展開…😆🎶✨

「ま、そういう事で、一対一の大型トレードだ!!

 ヨロシクな!! イチゴ ォ~😆🎶✨💕」

 勝利ショーリは嬉しそうに満面の笑顔だ。



「あ…、あのねぇ、宜しくなッて……😔💦💦

 何、考えてンの……??」

 何が、一対一のトレードよ……



「だって、ほら~。ねぇ……!!」

 母親は頬を紅く染めて女の顔をした。


「くゥ…、お母さん……」

 そんな顔は見たくなかった。



「じょ、冗談にも程があるでしょ!! 

 年頃の娘がひとつ屋根の下で男と二人で暮らすなんて……!!」



「ヘッヘヘ、大丈夫だよ。イチゴォ~ー❗❗

 そんなに臆病ビビらなくたって…… 

 逆にボディガードだと思えば……😅✨✨」

 まったくショーリは能天気だ。


「はァ~…… 何が、どう逆なんだよ」

 けれども私の懸念など、お構いなしに母親はショーリの事を頼りにしているみたいだ。



「ショーリ君も居るし、お母さん、安心だわ」

 すぐに出掛ける用意をした。


「あのねェ…… お母さん……😲💦💦」

 どこが安心なんだ。



「じゃ、イチゴ。勝利ショーリ君と仲良くするのよォ~」



「ちょッ、ちょっと、お母さん❗❗

 マジなのォ~ー❗❗ 待ってよォ~❗❗」


「イチゴォ~❗❗❗

 戸締まり気をつけてねぇ~……

 じゃァ~😆🎶✨」

 慌ただしく出掛ける用意をしていた。



「ちょっとォ~ーー❗❗ お母さん……」

 マジなのか。なんだよ……



「大丈夫よ……。すぐ近くだから❗❗

 車で五分も掛からないわ」

 母親は私が引き留めるのも聴かず、オジさんの車で行ってしまった。


「えェ……❓❓❓」何……❓❓❓❓

 このワケの解らない怒濤の展開は……



「うっわァ~~ーー✨😆✨🎶✨

 マジで、ラブコメみたいな展開じゃン🎶✨」

 横でショーリが満面の笑みを浮かべわめいた。



「お前なァ~……😔💦💦💦」

 どこがラブコメみたいな展開だよ。





 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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