第22話 オヤジギャグだよ
『良いじゃン! これで!!』
ゴンちゃんはアッサリ言った。
「何、それ~! ゴンちゃんが、自分で考えンの面倒だからだろ!!」
ヤバい。
このままじゃ、マジで『横須賀ネイビー パーカー』に決まってしまう。
『ユリアン先生にも送っちゃおうよ!!』
「あのねェ…… ダメだって……。
ダシャレじゃン!
ねぇ、オヤジギャグだよォ~ー!
考え直して、さぁ~ー!!」
私の前で
思わず私は視線を逸らせた。
『じゃ、イチゴ、もっと良いアイディア出してよォ~ー』
「な……」思わず息を飲んだ。
そんなにすぐ良いアイディアが出るなら学校にいる時に出しているだろう。
「ま、待ってよ…… 今日一日の課題でしょ……」
『うゥ~ン…… そうだッけェ……❓❓』
「そうだよ。もう少し考えさせてェ……」
取り敢えず落ち着いて考てみよう。
一旦、ゴンちゃんとの通話を切り、自宅へと帰ることにした。
「よォ~、イチゴォ~😆🎶✨ 帰るンなら送って行くよ……
後ろに乗ってけよォ~ーー」
ショーリは自転車を横につけ、後ろの荷台を親指で差した。
「フン……、二人乗りは違反でしょォ~」
冷たく突き放した。
「いッやァ~、さっすが優等生ェ……😆🎶✨
いっつも真面目だねぇ~」
「何よ。それェ…… バカにしてるでしょ……」
「してねェ~よ。けど、いっつも優等生演じてて、息苦しくねぇ~の❓❓」
「えェ……❓❓」一瞬、眉をひそめた。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
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