第2話
石田くんの高校では、セックスは高校1年生の冬学期の期末試験の時期に行われる保険の実技で、男女くじ引きでペアになってセックスをするらしい。
近所のホテルを借り切ってやるそうだ。
そんなことをしたら学校が何かの罪に問われるんじゃないかと思ったが、石田くんによると「それもそうですね」とのことだった。
反対する家庭もあるのではと思ったが、家族と保険実技の話をすることはなかったらしい。
石田くんによれば「そういえば参加は任意だった気もする」とのことだ。
「石田くん本当に嘘ついてない?」
「いや本当ですって」
「じゃ調べてみよう...高校名教えて」
「S高校です。M県の」
「M県S高校 セックス...」
100,000件出てきて、しかも関係なさそうなサイトばっかりだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます