第093話 最後の公務
クラヴィスはその日ミスを犯した。
「クラヴィスまで潜り込んで来ちゃうなんて!!」
大きなベッドに正座して耳をペタンと伏せ、尻尾を丸めているクラヴィスに、ベルフラムが呆れを含んだ声を出す。
昨日九郎に言われてベルフラムの部屋に忍び込んだクラヴィスは、最初ベルフラムのベッドの下で蹲っていた。
既に潜入がバレてしまっていた妹のデンテは、ベルフラムと抱き合ってベッドの中で寝息を立てている。
しかしクラヴィスはベルフラムの言いつけを守らずに潜入した身であり、自分が潜入している事をベルフラムが知ってしまえば、彼女にまたいらぬ心配をかけてしまう。
九郎が言ってた通り、城の中で自由に動けない今のクラヴィスはベルフラムにとってお荷物にしかならない事はクラヴィスも十分に理解していた。
だが夜中に周囲の警戒を行おうとベッドから這い出たクラヴィスは、久しぶりにベルフラムの寝顔を見てしまった。
妹を抱きしめながら眠る主人の顔を。
クラヴィスはベルフラムの事を何より大事に考えている。
敬愛し、尊敬し、憧れて、そして慕っていた。
クラヴィスがベルフラムと離れてから3日。
ベルフラムに拾われてからずっと一緒に眠っていた。だから懐かしい温もりを求めてしまったのも仕方なかった。
少しだけ――慕う主の温もりを求めてシーツの中に潜り込んだクラヴィスは、ベルフラムの背中にそっと身を寄せた。姉妹の姉と言ってもクラヴィスもまだ8歳の子供である。寂しさに負けて甘えてしまったのも仕方の無い事だった。
ひと時の温もりを得るつもりだったクラヴィスだったが、突然ベルフラムが寝返りを打ったことで予定が変わった。デンテがベルフラムの腰元に抱きつき、ベルフラムの腕に温もりが無くなった所為かもしれない。
それまであったデンテの温もりを探して、ベルフラムが体勢を変えてクラヴィスを抱きしめてしまった。
振り払う事も出来ずにクラヴィスが狼狽えている間に、朝を迎え、そして今に至るのである。
「まさかクロウまで来てるって事は無いわよね?」
ベルフラムが眉を吊り上げる。口元が僅かに上がる。
怒っている……怒っているが怒っていない……。
ベルフラムも九郎に会いたい気持ちが有る事は、クラヴィスもその表情で察した。
「いえ、クロウ様はレイアさんの家でお留守番してるです」
しかしクラヴィスは九郎が侵入している事実を隠す。
――俺はお前らの保護者だと思ってんだ。少し遠くから見守ってやんのが保護者ってやつなんだよ――。
九郎の言葉がクラヴィスの頭の中をよぎる。
クラヴィスのもう一人の主人、九郎がベルフラムを影ながら応援しようとしていた事も知っていたし、城にいる事を知られると自分がベルフラムの負担になってしまうと考えていた。
影から見守る事――それはクラヴィスも当初そうしようと思っていたし、見つかってしまった今、九郎まで来ている事を知らせてしまっては、九郎の考えを蔑ろにしてしまう気がしたのだ。
「じゃあ、クロウだけじゃない! 私の事信用してくれてたの……」
ベルフラムは呆れた様相で肩を竦める。
少し残念そうな表情に、隠れている本心が見え隠れしている。
ベルフラムの後ろでレイアが引きつった笑みを浮かべている。
『風呂屋』の面子が図らずしも全員集合している事実を知っているのは、クラヴィスとレイアだけなのだ。
信用していない訳では無いのだが、現在佳境に立たされているのがベルフラムなので、どうしても傍に居たいと思うのは仕方の無い事なのだと、クラヴィスは心の中で思う。
「でも、明日が終わればクロウに会えるものねっ! 『私も頑張ったんだからっ!』って言ってあげるの!」
少し誇らしげにベルフラムは拳を握る。
明日が終われば自分は『自由』を手に入れられる。
なんのしがらみも無くアルバトーゼの街に帰って、また皆で『風呂屋』で暮らして行けるとベルフラムは意気込んでいる。
「じゃあ、今日は食事会にも出ないで部屋で大人しくしてましょう。デンテとクラヴィスは何処にも行けないし、食事はレイアが作った物がまだあるから何とかなるわ! レイアも何時の間にこんなに料理が上手になったの? 私より美味しいじゃない……」
ベルフラムはエルピオスや雄一が妨害して来ると予想して、今日は部屋に籠って警戒する事を決める。
無闇に顔を出して、刺激しても良い事など何も無い。
それよりも皆で警戒している方が余程安全だと思われる。
納得できる提案だが、クラヴィスの頭の中には九郎の顔が浮かぶ。
もう一人の主は大丈夫だろうか。
クラヴィスの頭の中に親指を立てた九郎の姿が浮かぶ。
クラヴィスの動物的な勘は、ベルフラムの危機には敏感なのだが、九郎に対してはちっとも働かない。
どんなに危機的状況であろうとも、九郎はその後にケロリとした表情で戻ってくる。
九郎に限って危機に陥るとは考えられない。
侵入時に刺された時も剣が体をすり抜けたように傷一つ無かった。
(きっとクロウ様はどんな時でも大丈夫……。だってクロウ様の口癖だもん……)
クラヴィスは頭の中で笑うもう一人の主を信用することに決めた。
クラヴィスはその日ミスを犯した。
☠ ☠ ☠
(ちくしょう……手も足も出ねえとはこの事だぜ……全く……)
岩に体を打ち付け、夜空を見上げながら九郎は大地に大の字に倒れ込んでいた。
腕や足の先には『修復』の赤い粒子で削られた痕が伸びている。
自分を大きく見せようと虚勢を張っているかのように大地に残った筋が、殊更九郎の心を表していた。
(あれ相手にどうしろってんだ? 雄一だけじゃ無く、お付のロリまで
体を起こして頭を振る。
頭の動きにつられて大きな水の塊が左右に動く。
体の中の空気は既に全部吐き出され、口を開けても水しか出て来ない。
(取りあえずコレどうにかしなきゃな……)
九郎は首を回して大きく肩を竦めると、両手を水の塊へと突っ込む。
頭と両手を炎に『変質』させると再び顔を覆っていた水が泡を出し始める。
目の前が泡だらけになり、やがて水は沸騰して蒸気へと姿を変える。
「ふぃー……。取りあえずこの攻撃はボイラーで行けんだな……。頭に血が上り過ぎてて全然ダメダメじゃねえかっ! ったく……しっかりしろよぉ……俺ぇ!!」
両手で自分の頬を強く打ち、九郎はレミウス城を見上げる。
自傷と扱われたのか、思った以上に頬が熱く痛い。
「とにかく、早く戻んねえとなっ!!」
九郎は食料商人の倉庫に向かって駆けだした。
☠ ☠ ☠
「結局昨日は何も仕掛けて来なかったわね……」
ドレスに袖を通しながらベルフラムがぼやく。
式典の衣装は兎に角着るのに時間がかかる。
流石にレイア達に手伝ってもらわなければ、着る事は難しい。
白いレースをふんだんに使い、裾もとには幾重に折られたフリルが縫い付けられている。
(重い……動きにくい……なんでこんなに布使ってるのよ! 贅沢すぎるわよっ!!)
鏡に映った自分の姿を見やりながら、ベルフラムは眉に皺を寄せる。
足首どころか足元を覆い隠すかのように長いスカートの裾は、フワリとしたシルエットで大きく盛り上がり、後ろ側などは床に擦ってしまう程だ。
「お綺麗ですよ、ベルフラム様?」
「そう? 贅沢すぎると思わないの?」
ベルフラムの言葉にクラヴィスが苦笑いを浮かべる。
確かにクラヴィスからすれば贅沢極まりない衣装だが、領主の姫ともあろう人が、服装についての感想の第一声が「贅沢すぎる」とはなんだかとてもベルフラムらしい。
「でも本当にお綺麗ですよ。まるで本物の春の妖精のようですもの」
「ベルフラムしゃま、きりぇーでしゅ!!」
レイアとデンテがクラヴィスの言葉に同意を示す。
薄く透けるヴェールを被りながらベルフラムは少し照れる。
ドレスの裾を摘まみあげて、ベルフラムは鏡に映った自分の姿をもう一度見る。
(クロウも綺麗って思ってくれるかしら?)
裾を摘まみあげたままベルフラムが鏡の前で左右に見た目を確認する。
ベルフラムの動きに合わせて白いドレスが右に左にと大きく動く。
「きっとクロウ様も綺麗だって言ってくれますよ」
心の中をクラヴィスに見透かされている様な気がして、ベルフラムは何とも言えない顔をする。
「まあ、クロウは見る事が出来ないから感想は聞けないんだけれど……」
ベルフラムがスカートの裾を握って、俯く。
九郎は城に入る事が出来ないのだから、式典用のこの衣装を見ることは無い。
「そ、そうでしたね……ザ、ザンネンダナー……」
クラヴィスは明後日の方向を見ながら、口元を引きつらせる。
「べ、ベルフラム様っ! そろそろお時間です!」
レイアもどこか焦った様子でベルフラムを促す。
「クロウに感想が聞けないのはしょうがないわっ! それよりも私の最後の公務だもの! 今日を無事乗り切れば………やっと……」
ベルフラムの顔に決意が現れる。
今日を無事乗り切れれば――その言葉からも、何か起きるかもしれないとは思っている事が伺える。
あれだけ執着を見せていたエルピオスや雄一が、このまま大人しくしている様には思えない。
その事を思い出してクラヴィスとレイア、デンテも顔を引き締めて頷いた。
ベルフラムの白いスカートが風によってフワリと撓わめく。
風は微かに春の訪れを告げていた。
☠ ☠ ☠
九郎は焦っていた。
(ちきしょうっ! 何でどれもこれも駄目になっちまってんだよ! くそったれ!)
レミウス城の城壁をぐるぐるとまわる事、早一日。
雄一との戦闘に負けた後、九郎は再び城への潜入を図ろうと手を尽くしていた。
最初は同じように食料搬入に紛れて潜入しようと樽に潜り込んでいたのだが、一向に運ばれていく気配が無い。なにやら式典に伴い、警備上の問題から食料の搬入は式典後まで中止になっていたのが最初の躓きだった。
ならばと保険として頼んでいたグリデンの伝手で式典に侵入しようと思ったのだが、肝心のグリデンが既に城へ泊まり込みでの警護に出ており会う事は叶わなかった。
「夫がクロウ殿を探していましたのよ? 何でも城に登城するのに必要な手続きがしたいと言っていたのですが……。どちらにお出かけでしたの?」
「あ、いやっ……。スンマセンッ! こっちから頼んだってのに勝手にでかけちゃって」
グリデンの妻、ソーニャから言伝を聞いて、九郎は頭を下げるしか無かった。
身元の保証も何も無い九郎を城へと上げるには、それなりの書類が必要だったのだ。
それが、デンテの救難信号を察知したクラヴィスと共に急遽城へ潜入してしまった為、肝心な話の内容が詰めれないままに式典の日を迎えてしまった。
グリデンを責める事も出来ない。
それならばと、九郎は城壁のどこからか侵入できないかを調べに向かった。
脱出路の辺りを調べようと城に近付いた所、城壁を囲むようにして多くの兵士が警備に当たっていた。
昨夜、雄一との戦闘の際には見かけなかった兵士達が、今日に限ってやたらと数が多い。
市井の者も多く入城する為に、警備が厳重になっている事を知ったのは夜が明けて昼も過ぎる頃だった。
(特攻するしかねえのかっ? でも特攻かけても、あんなに人数居たら俺にはどうしようもねえっ! 考えるんだっ! なんで良い考えが浮かんでこねえんだよっ! 何かねえのかっ!?何か……)
城に近付く事すら儘ならず、九郎の焦りは加速していた。
最悪、城に近付く事が出来さえすれば、体をぶった切って城壁に放り込み『
雄一が何かを企んでいる予感がして、九郎の背中に冷たい汗が流れる。
昨日一日中策を模索していたのに、どれもこれもが失敗に終わって焦る気持ちばかりが積もって来る。
早くベルフラム達と合流しなければ、取り返しのつかない事になる予感がしていた。それなのに自分に何も打つ手が無い。
雄一に対抗する手段どころか、ベルフラム達を守る距離にすら辿り着く事が出来ずに手を拱いている状況に九郎は歯噛みする。
(ちきしょう……! 何か……何かねえのか……。ベル達の近くに行く方法は……。何か……)
九郎は焦りを募らせる。
午後の半分を過ぎた時を知らせる鐘の音が――――響いていた。
☠ ☠ ☠
「次の式典で最後……」
ベルフラムは一人呟く。
式典中に雄一たちが何か仕掛けて来るかと身構えていたが、今の所何もして来る気配は無い。
ベルフラムが父親との約束を取り付けた事で、ベルフラムの地位がぐらつき、興味を失ってしまったのだろうか。
雄一の色に濁った眼と、エルピオスの嗜虐的な笑みを思い浮かべて、ベルフラムは頭を振る。
雄一達はもしかしたら、自分の身分が平民へと落ちるのを待っているのかも知れない。
雄一は貴族階級の身分を持っているから、平民となったベルフラムを自分の元へと召し上げる形で狙っているのかもと考えを巡らせる。
だが領主のアルフラムによってベルフラムの『自由』が保障されるとなったら、雄一もエルピオスも自分に手出しは出来なくなる筈だ。
アルベルトの思惑も領主である父を廃し、自分が領主の地位に座ることと引き換えに雄一に協力しているのかもと思っていたが、それなら自分にはあまり関係が無いように思えた。
大体、アルベルトのした事と言えば雄一におべっかを使う事位で、協力したと言うよりもエルピオスの思惑に乗っかろうとしただけの様にも見える。
『来訪者』との縁はそれだけで多大な利益を生む。
アルベルトとしては「とりあえず乗っておこう」と言った軽い気持ちだったのかも知れない。
「……考え過ぎてたのかしら……。いろんな悪意に晒されちゃって、何でも無い事にまで怯えちゃって……」
最後の式典の場に臨みながら、ベルフラムは一人言ちる。
思えば、誰も彼もが自分を見てくれないと、自分から袂を開くことをして来なかった。
市井に向ける目を『
自分も自分の利だけを追い求めていた浅ましい人間だったのかも知れない。
(何かをしてあげたい……喜んでほしい……守りたい……私がずっとしてこなかった事だもの……)
一人で足掻いていただけで、周りが見えて無かったのかも――とベルフラムは自嘲する。
九郎と出会って、クラヴィスとデンテを拾って、レイアを許して……自分の心が変わればこれほど人が集まって来てくれたのだ。
誰かの為に何かがしたいと思う事など無かった事だ。
それだけ追い詰められていたとも言えるが、他人からしたらそれはどうでも良い事だろう。
自分も、自分の後ろの領主を見ていた人達と同じように利だけを見ていたから――。
(見て欲しいって思ってた私が誰も見てはいなかった……それじゃあ誰も助けようなんて思わないわよね……)
ベルフラムはもう一度自嘲の笑みを溢す。
(でも……そんな私を見てくれる人が現れたんだもの……)
ベルフラムは朝日の照らす小屋の中で差し出された、九郎の右手を思い出す。
思い出してみても酷い出会いだ。
手を差し出した九郎に、ベルフラムは足蹴で答えたのだから。
助けに来たのに足蹴で返されて、気分を害して放置されていたかも知れないと言うのに、礼も求めずに付き合ってくれた無欲な人。
闇の中常に歩いていた九郎の背中を思い出す。
勝手に約束して、それなのに命がけで自分を送ってくれた奇特な人。
廃墟に住み『風呂屋』を営みながら、皆で笑顔で過ごした日々を思い出す。
子供の我儘に付き合って、
長時間痛めつけられていたと言うのに、その間も自分達の身の安全だけを案じていた九郎の瞳を思い出す。
どんな絶望的な状況であろうとも、決して諦めず助け出してくれた頼れる人。
(今迄何もしてあげられなかったけど……明日から私も沢山の……)
――何かがあげられるのだろうか――
ベルフラムは少しだけ頭を悩ます。
体は既に捧げている。
これから平民へと下るのであれば、あげられるモノなどたかが知れている。
自分が貰った物に釣り合う物が思い浮かばない。
それ程価値のあるものを自分は貰ってしまっている。
温かな環境も、心の安らぎも、命さえも。
――こういった時にはありがとうの一言で十分なんだよっ! ――
初めて出会った日に九郎が言った言葉が耳に残る。
九郎は自分に何も求めて来ない。服も食べ物も利益も体も何も。
「明日になったら言うわ! いっぱい、いーっぱい言うわ!だから……」
――受け取ってね。
ベルフラムは重々しい扉を潜る。
これが終われば『自由』の身だ。
何が返せるのかも分からないが、何かを贈りたい。
モノでも言葉でも――心でも。
顔を上げたベルフラムの目の前に光の渦が広がる。
謁見の間に設えられた、荘厳な雰囲気を纏った光景。
赤いカーペットが真直ぐに伸び、それを取り囲むようにして貴族の参列者が並んでいる。
壇上には父であるアルフラムの姿が見える。
天井一杯に張り巡らされた騎士の物語を画いたステンドグラスの光を浴びて、謁見の間は神々しいまでに光り輝いていた。
赤い絨毯の上をベルフラムは静かに歩く。
式典の最後。領主の宣言によって下される春の訪れを受ける巫女としての役。
これを終えれば式典は終わる。
後は貴族達が晩餐会を勝手に行うだけだ。
「春の巫女よ――」
壇上からアルフラムの声が響く。
これで父の声を聴くのも最後になるのだろう。
「―――はい」
ベルフラムが階下に跪きながら答える。
「壇上へ参れ――」
「―――はい」
ベルフラムは立ち上がり壇上へと上がる。
壇上の上で花冠を掲げているアルフラムの前に進み出ると、ベルフラムは再び跪く。
後は春の訪れを象徴する花冠を受け取れば式典は終了する。
(さようなら―――お父様―――)
ベルフラムは心の中で父への最後の言葉を紡ぐ。
アルフラムの厳かな声がベルフラムの頭上に降り注ぐ。
「レミウス領領主アルフラム・ダリオ・レミウス・アプサルティオーネの名において宣言する――――
――これよりベルフラム・ディオーム・レミウス・アプサルティオーネとユーワン・ホーク・ナッシンとの婚姻の儀を執り行う――」
「………え?」
ベルフラムの声は、驚くほど澄み切った音で謁見の間に溶けて行った。
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